米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの神との和解

神との和解。
ローマ5:1-5。

キリストを信じる信仰は、ただ神との和解をもたらしただけでなく、神と和解した人間に、真実の平安と新しい希望を与えられました。＜そういうわけで、私たちは信じて救われたので、その結果、私たちの主イエス、キリストによって、神との間に平和が与えられた＞（5:1）。パウロは、このように、信仰によって義とされたので、私たちは神に対して平和を持っていますと述べています。

私たちは主イエス、キリストによって、ただ神に対して平和を持っているだけでなく、神との交わりの回復は、私たちに新しい希望による喜びを与えてくれると言っています。神との交わりの現実は、再び神の栄光を回復する希望を生みだし、神の栄光を誇ることができるようになったのです。パウロは、私たちが今、立っている恵みに語ると共に、将来に向かって＜神の栄光にあずかる希望を誇りにしています＞と述べているのです。（5:2）

神に対する信頼と、そこから当然起る神の言葉に対する信頼を信仰と言います。新約においては信仰、信じるは240回以上も用いられ、その重要さはさらに明確にされています。＜キリストによってなされた神の救いのみわざにより頼む（信頼する）ことが唯一の道である＞（ガラテヤ2:16）＜信仰が与えられるためにはまず教えられなければならない＞（ローマ10:14-17）。それは当然知的なもので、真理を真理として知ることです（ヨハネ10:38）。

キリスト者は、将来における神の栄光の希望を喜んでいるだけでなく、現在の患難をも喜んでいたのです。パウロの人生は苦難の連続だったのですが、彼はいつも喜んでいました。（ピリピ4:4）＜この希望はどんなことがあっても、私たちを失望落胆させることがない。というのは、救われた私たちには、神の愛が聖霊によって心の中に注がれるからである。＞（5:5）

主イエス、キリストによって罪から救われ、神の栄光にあずかる希望が与えられている私たちは、そのような喜びを持って生きることができるのです。アメーン。