米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの救いを与える神の力。

救いを与える神の力。
ローマ1:16-17。

私たちは、自分の人生を正しく善く生きてゆきたいと願っています。人生には良い知らせだけではなく、兄弟姉妹の死亡通知のような、悪い知らせが突然舞いこんできて、悲しみに打ちのめされることもあります。本当の良い知らせは、悲しみを喜びに変えるようなものでなければなりません。

聖書を通して神が私たちに送られた、良い知らせが福音と呼ばれています。この言葉はもともと、伝令によって持たされた、戦いの勝利の知らせのことで、パウロはこの言葉をその手紙の中で多く用いています。

私たちの救いのために人となって＜御子は、人間としては、ダビデの子孫から生まれ。死人の中から復活により、御力によって神の御子として宣言されたお方であって＞（現代訳、1:3-4）。イエス、キリストによって罪と死の力を滅ぼされた神の勝利の知らせこそ、私たちにとって、何ものにもかえることのできない勝利の良い知らせであり、喜びのおとずれなのです。

キリスト教信仰の最も重要な教えの一つは、イエス、キリストの復活です。使徒の働きに記された13の説教のうち、11までが復活を中心的教理としています。彼らはキリストは確かによみがえられたこと、したがって主を信じる者もまた、甦ることを確信していました。（使徒2:23-24.17:31）

＜天体でも太陽の美しさは、月の美しさ、星の美しさと、それぞれ違っているし、星でも星によって輝きが違う。死人の復活もこれと同じである。朽ち行く体でこの世に生れ、朽ちない体に復活させられ＞キリスト教は、肉体の復活を信じると共にそれは来るべき時代における異なった生活のために変えられると教えています。（現代訳、1コリント 15:41-42）

勝利の知らせを学ぶことによって、私たちを本当の喜びに生かす、イエス、キリストの福音を受け取りたいと思います。旧約聖書のハバククの預言に＜正しい人とは、信仰によって生きる人である＞（2:4）と書いてある通りです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アメーン。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　