米国、南NJ州クリスチャン教会コミュのイエスは復活した。

イエスは復活した。
ルカ24:1-12。並行箇所、マタイ28:1-10。マルコ16:1-8。

エルサレムの、イエスの墓と伝えられる所には、立派な教会が建てられています。ギリシャ正教会は、この教会を＜アナスタシア＞ギリシヤ語で＜復活＞と呼んでいます。これは、イエスの十字架の死と復活とが切り離すことができないということを示しています。

イエスは、金曜日の午後3時に十字架上で息を引き取り、日没までには墓に埋葬されました。ユダヤの歴によると、一日は日没から始まるので、安息日は金曜日の日没から始まり、土曜日の日没までで終わります。安息日が終わると新しい1週間の第一日は現代の日曜日から始まります。

日曜日の明け方早く、女の弟子たちはイエスの死体に、香油を塗るため、香油を持って墓に急ぎました。着いてみると、どうしたことでしょう。入口を塞いであった大きな石が、わきへ転がしてあるではありませんか。中へ入って二度びっくり。イエスの体は影も形もありません。（24:1-3）。

彼女たちは、（マクダラのマリヤ、ヨハンナ、ヤコブの母マリヤ）イエスが復活することなど夢にも考えていなかったので、ただ途方に暮れていました。その時、輝いた服を着た二人の天使が、目の前に現われました。彼女たちは、もう恐ろしくて、顔を地面に伏せていました。その時、二人が声をかけました。

＜あなたがたは、どうして生きている方を死人の中から捜し求めているのですか。＞（24:4-5）
もう、ここにはおられません。＜復活されたのです。＞まだガリラヤにおられたころ、話しておられたことを思い出してごらんなさい。そう言われて女たちは、はっと思いあたりました。彼女たちはエルサレムに帰り、すべてのことを弟子たち全員に話しました。（24:6-9）

ところが、弟子たちは、この話がまるで物語のようで、誰も、信じようとともしませんでした。しかしペテロは、一応は確認しなければ、と言って墓へ駆けつけました。身をかがめて中をのぞき込みました。亜麻布のほかには、何も見あたりません。たまげ返って、戻って行きました。（24:10-12）　

私たちに伝える聖書の言葉の中に、最初に復活のイエスに出会った、弟子たちの驚きと、感動を感じることによって、今も生きて私たちと共におられる復活のイエスとの出会いに導かれたいものです。アーメン