米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの初めに神が。

初めに神が。
創世記1:1 (2)

＜まだ何も無かった時、神はこの地球とそれ以外の一切のものを、無から創造された＞（現代訳、1:1）。初めに、神が天と地を創造した。この短いメッセージの中には、二つの大切な要素が含まれています。それは人間は「時間」と「空間」の中に生きている存在なので「時間」と「空間」における自分の位置を知ることです。

「初めに、ヘブル語ではエローヒーム」という言葉によって初めに存在された神こそが時間と歴史の原点であることを知り、更に＜恐れるな。私は初めであり、終わりであり、また生きている者である。私は一度死んだが、いつまでも生きている。また、死と地獄の鍵を持っている＞（黙示録1:17-18）。と言われるキリストがこそが、時間の初めであり、終わりであり、また現在に生きておられる方です。

時間と歴史の中で、限られた時間しかこの地上に生存しない存在である私たちにとって、＜初めに、言葉があった＞の＜初め＞は、永遠の＜初め＞を意味していますが、ここでの＜初め＞は、神の創造によって始められる時間と歴史の初めを意味しています（ヨハネ1:1）。

「初め」とは「終わり」があることを示し、「初め」があって「終わり」があるのが、聖書の歴史観です。この「世界」に「初め」があったならば、その「初め」をもたらしたのは何でしょうか。そのものに、すべての起源があるのです。

これは単なる哲学的な問題でなく、私たちの存在の真の意味を見出すために、私たちが知らなければならない現実的な問題でもあります。多くの哲学者や思想家たちは、何千年もかけてこの問題を考え続けて来ました。が、人類の最高の知恵をもってしても現在までに知り得たことはほんの一部分に過ぎません。

それはすでに＜初めに、神が天と地を創造した＞と言うメッセージにおいて啓示されているのです。だから、これを信じる者は「初め｝を知ることができ、信じない者は知ることができないのです。

神はマリヤを主イエスの母として選ばれました。それは彼女が才能に恵まれ、金持ちで、美人であったからではなく、彼女が完全に神に明け渡していたからです。神の使いが神の重要なご計画について彼女に説明した時、彼女は静かに答えました。＜私は主のはしためです。神が願われることであれば何でも受け入れる用意ができています。＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アーメン。