米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの異端との戦い。

.異端との戦い。
コロサイ人への手紙について（2）。

エパフラスは、ローマで捕われの身になっていたパウロを訪問し、コロサイのクリスチャンたちの成長ぶりを知らせました。彼らのイエス、キリストに対する信仰と、すべての信徒に対する愛を聞いて、パウロは神に感謝しています。（1:3-8）。

しかし同時に、コロサイ教会が抱えている問題も分かってきました。パウロは、＜すでに聞いた福音の望みであるキリストから離れないようにすべきである＞また＜「あのむなしい、だましごとの哲学によって、誰もとりこにされないように気を付けなさい。キリストから来ているものではない＞注意しなさいと警告しています。（現代訳1:23.2:8）

この異端は、キリストの人格を引き下げ、キリストの神性を過小に評価しようとする傾向を持っていました。彼らは割礼や食べ物についての禁止規定、祭とか、安息日等を強調する点ではユダヤ教的でした。（2:11-16）

また＜天使礼拝＞や＜幻を見る＞といった神秘主義的傾向があり,哲学的な議論をし（2:8）禁欲主義的性格を持っていました。(2:21-23)このような異端に対してパウロは、＜キリストは、私たちの肉眼では見ることができない神と等しい方であり、神がこの世界をお造りになられる前から存在しておられた方である＞。（1:15-17）。

救いのみわざについても、キリストがかぎを握っており、宇宙の主であり、同時に教会のかしらでもあることと、＜今は、十字架上の死によって、神はあなたがたをご自分と和解させてくださり、あなたがたを聖く、傷がなく、責められるところのない者として、御前に立つことができるようにしてくださった＞。（1:18.20-22）

またキリストは、単に神的な性質を持っているというのでは＜神の力と属性のすべては、キリストのうちに満ちていて＞（1:19）正しい教えで満たされることによって、教会は異端から守られることを述べています。その点においては昔も今も変わりはありません。

神は私たちに美を楽しむために目を与え、音を楽しむために耳を与え、匂いと味を楽しむために鼻と舌を与え、そして触れ合いを楽しむために、神経を組み込まれました。神への感謝が伴う時、楽しむという行為はすべて礼拝になります。聖書には＜神は私たちがそれを楽しむようにと、すべてのものを与えてくださったのである＞と書かれているのです。アーメン。