米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの神の恵みにより。

神の恵みにより。
エペソ1:13-19。

エペソ市はアジヤ州の首都として政治的にも栄え続けました。パウロは第2次伝道旅行(AD51-53)途次にエペソに立ち寄り（使徒18:19-21）。第3次旅行(AD54-58)の際は、2年3ヶ月の間滞在して、創造主なる神イエス、キリストを伝えました。

初代教会の指導者たちの中でも、パウロは、投獄されたことも多く、むちで打たれたことは数えきれず、死に直面したこともしばしばありました。
（2 コリント11:23）。

パウロが福音のために、キリストの大使とされ、鎖につながれていても語るべきことを大胆に語ることができたのは、＜彼がローマでカイザルの裁判を待っていた2年間の間に書かれた＞ものだと思われます。（6:20）

＜パウロは満二年の間、自費で借りた家に住み、訪ねて来る人たちを皆迎えて、大胆に、また妨げられることなく、神の国の福音を宣べ伝え、主イエス、キリストについて教えた＞（使徒30-31）。

エペソの手紙は、初心者に向けたものではなくて、ある程度円熟した異邦人聖徒で、神の恵みと、イエス、キリスト、において生れた共同体である教会が、この世においていかに生き、働き、神の栄光を現わすかという実際的な教訓を、さまざまな面から勧めています。

聖霊の証印は、神の定められたご計画に基ずいて、私たちが神の子として受け入れられたことを証明する＜しるし＞です。証印は、私たちが＜救いの福音を聞き、またそれを信じたこと＞（1:13）によって与えられるのです。

神の喜びのために生きることは人生の第一の目的です。神がお与えになった賜物の一つに、喜びを味わう能力があります。神は私たちの体の中に五感や感情を組み込まれました。それで喜ぶという感覚を経験することができるのです。

私たちが喜びを味わうことができるのは、私たちが神のかたちに似せて造られているからです。神に喜ばれるために私たちがする行為はすべて礼拝です。聖書は言っています。＜主は、主を礼拝し、その愛に信頼する者たちを喜ばれる＞。
アーメン。