米国、南NJ州クリスチャン教会コミュのヨハネ誕生の告知

ヨハネ誕生の告知。
ルカ1:1-25.

ルカはイエス、キリストが救いをもたらすお方だということを書き表すにあたり、先駆者ヨハネの誕生のお話から始めています。ザカリヤ、エリサベツ夫婦への思いがけない知らせは、祭司職の慣例に従ってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになったとあります。（8-9）.

御使いは彼に言った＜恐れることはない。ザカリヤ。あなたの祈りは聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。その名前をヨハネと付けなさい。その子はあなたにとって喜びとなり楽しみとなり、また多くの人もその誕生を喜びます＞（13-14）.

この老夫婦は子どもが授かるようにお祈りしていたようです。
ヨハネは、祭司の家に生まれましたが長いあいだエルサレムと死海のあいだの荒野で、らくだの毛ごろもを身にまとい、皮の帯をしめ、いなごと野蜜とも食べてきびしい禁欲的な生活をおくっていました。

ヨハネはイエス、キリストをお迎えするために、ユダヤ人を含めてすべての人が罪を悔い改めて、洗礼を受けなければならないと教え、ヨハネの言葉に心をうたれた人々は、ぞくぞくと彼のもとに集まって、洗礼を受けました。

ヨハネは神に赦されなければ生きることのできない、私たちの罪にけがれた心を、するどく指摘することによって、イエスを心の中にお迎えする用意をさせたのです。

私たちも聖書をただ知識として学ぶだけではなく、イエス、キリストを生活の中にお迎えすることができるように、心の準備を整えて学びたいと思うのです。

神の前に出て祈り、神の臨在に接するとはどういうことなのかを学ぶことは、大切なことです。祈りの中で、豊かな神との交わりが生まれてきます。
それによって人との交わりも深まります。アメーン。