米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの世界を変革する神の力。

世界を変革する神の力。
1:6-17.

「キリストの福音は」は、神がキリストにあって罪人を愛されるという事実であり、人を変え、世界を変革する神の力そのもであります。パウロは、熱心なユダヤ教徒で、キリスト教会を激しく迫害していましが、復活されたキリストに出会い、福音を受け入れ、彼は一変しました。憎悪していたキリストの使徒とされ、否定していた福音を宣教する者となり、滅ぼそうとしていた教会の礎となりました。

パウロを変えた福音は、このメッセジを受け取ったガラテヤ地方の人々だけでなく、ローマ帝国全体を、つまり当時の世界を変革していきました。しかし、その後このメッセジは千年以上も忘れ去れていました。だが世界を変える時が再び訪れたのです。宗教改革者マルティン、ルターが「私はこの手紙と結婚した」と言うほどほれこんだことは有名です。

ルーターが、宗教改革記念日の発端として知られる1517年10月 31日に、あの「九十五か条の論題」を公にしたのは、ウイデンベルク大学でガラテヤ人への第一回講義を終了した直後のことで、この手紙は16世紀ヨーロッパの宗教改革を推進する原動力となったのです。それが書かれた最初の時から今日に至るまで、いつも教会を導く光となってきました。生まれながら罪人である人間は、聖なる神との交わりをどうして保つことができるか。

神の律法を守ることによってか。人が罪から救われるのは、律法を守ることによるのではなく＜キリスト、イエスを信じさえすればよいということを知って、私はキリスト、イエスを信じたのでる。パウロは、はっきり答えています。（ガラテヤ2:16）マルティン、ルーターが、罪人を愛する神の愛によって変えられ、宗教改革の旗頭となって、当時の教会と世界に一大変革をもたらしたのです。