米国、南NJ州クリスチャン教会コミュのキリストにある励まし。

キリストにある励まし。
ピリピ2:1-11。

ピリピの教会は、パウロが第二回伝道旅行の際この町で伝道したことから始まりました。伝道の結果、紫布の商人ルデヤや看守が救われ、彼らのの家族も救われました（使徒16:12-34）。そしてここにヨーロッパで最初の教会がが誕生したのです、紀元50年頃のことでした。イエス、キリストの福音による喜びがあふれています。

ピリピ教会はパウロの働きを支え、よく協力してくれました。そこにはパウロにとって懐かしい人々もいました。しかし、教会内部に信徒間の不一致があることがパウロの耳に伝わり、ユウオデヤとスントケという二人の婦人の間に問題がありました。彼女たちは、パウロと共に福音のために戦った人たちでした（4:2-3）。

しかし福音にふさわしい生活のためには、不一致の問題はどうしても取り除かなければならないのです。パウロはユウオデヤとスントケの名をあげて一致の勧告をする前に、キリスト者の生き方の原理と一致について教えています。（2:3）。第一に、キリストにある励まし、愛の慰め、御霊の交わり、愛情とあわれみです（2:1）。

第二に「互いに人を自分より優れた者と思いなさい」（2:3）とあるように、互いにへりくだることです。第三は「自分のことだけではなく、他のことも顧みなさい(2:4) と言われているとおり、他を顧みることのできる心です。キリストは神の立場を捨てて、人間と同じ姿になられました。そしてご自身を無にしてまで他に仕える者となってくださったのです。（マタイ20:28）
そして十字架の死にまで従い、尊い犠牲となってくださったのです（2:6-8）。

このキリストの模範を、私たちクリスチャンは見つめ続けなければならないのです。教会の一致は、イエス、キリストの模範に従うことによって得られるのです。