A・H・マズローコミュのエスリン研究所

エスリン（Esalen Institute）の名前を初めて知ったのはMaslowの晩年の著作the Farther Reaches of Human Nature　の謝辞です。当時(1970年代初頭、Maslowは1970年に物故)私は英語が苦手だったので、あまり、よくわからず、エサレンと読んでいました。
　エスリンはWikipedia英語版によると
http://en.wikipedia.org/wiki/Esalen_Institute
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Esalen Institute, commonly just called Esalen, is a residential community and retreat center in Big Sur, California, which focuses upon humanistic alternative education.
エスリン研究所は普通ただエスリンと呼ばれるが、カルフォルニア州のビッグサーにある人文主義的な代替教育に重点を置いた宿泊施設とretreat centerである。
中略
Esalen was founded by Michael Murphy and Dick Price in 1962.
エスリンは1962年にマイケル　マーフィとディック　プライスによって設立された。

　ところが最近、橘玲さんのブログでマスローとエスリン研究所の印象的なエピソードを発見しました。　　(http://www.tachibana-akira.com/2013/02/5565)
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人間性心理学で名声を得たアブラハム・マズローは、夫人と休暇を過ごすためにカリフォルニアをドライブする途中で、たまたま見かけたコテージで一夜を過ごすことにした。受付にいた男は、宿帳の名前を見て、『完全なる人間』の著者なのかと訊いた。マズローがそうだと答えると、彼は「マズローだ！　マズローだ！」と叫びながらプライスを呼びに走った。設立したばかりのエスリンは、全米でもっとも高名な心理学者を客に迎えたのだ。

　調べてみると　マスローはエスリン研究所で講義をしていました。
(http://maslowpodcast.blogspot.jp/2010/05/abraham-maslow-on-farther-reaches-of_4769.html)
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During the 1960s, Abraham Maslow gave many lectures and workshops at the Esalen Institute in Big Sur, California. We are now releasing samples of all of Maslow's recordings done at Esalen.

橘玲さんのブログによると
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プライスの話を聞いたマズローは、彼らの向こう見ずな計画をすっかり気に入った。マズローはつねづね、「完全な人間」を育成するには教育が必要だと考えており、エスリンがそのための最適な実験場になるかもしれないと思ったのだ。この「実験」は人間の潜在的な可能性を追求するヒューマン・ポテンシャル運動と名づけられ、やがてマズローは、エスリンを「この国のもっとも重要な教育機関」と絶賛するまでになる。

エスリンは今でもニューエイジの様々なワークショップを行っているようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Esalen_Institute
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Esalen is a nonprofit organization devoted to activities such as personal growth, meditation, massage, Gestalt, yoga, psychology, ecology, spirituality, and organic food. The institute offers more than 500 public workshops a year, in addition to conferences, research initiatives, residential work-study programs, and internships.
エスリン公式ウェブサイト
http://www.esalen.org/