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必殺シリーズ復活検討委員会コミュの必殺仕置人?・復活地獄編 ?

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奉行所で剣術大会が開かれている。かつて、主水と成川が決勝で引き分け、賞金をふいにした例の大会である。 主水との出会いを思い出す成川。主水の死から長い年月が流れていたが、主水の遺言に書かれた四郎の片割れの行方は、ようとして知れなかった。
定年を迎えるたび、裏家業で知り得た情報を使い、手柄を立て、定年延長をしてきた成川だが、それもそろそろ限界と感じていた。また、年齢のせいもあり、最近は裏稼業での稼ぎも少なくなっていた。そこで、小遣い銭稼ぎの為、そして、職を去る前に最後の記念にと、優勝(金一封)を狙う成川。あの時と同じように下手な太刀さばきを装いながら、勝ち抜いていた。そしてもう一人、同じような試合内容で勝ち進む中堅同心・木村の姿があった。しかし、下手を装いながらも、時折り見せる木村の鋭い太刀筋に成川は主水と同様、木村が只者でないことを感じ取る。そして成川対木村の決勝戦。引き分けの場合、賞金は両者半分ずつではなく、来年度の大会の賞金に持ち越されるため、両者とも勝ちを狙う。しかし、下手を装いながらの勝負、なかなか、決着が付かない。このままでは時間切れ引き分けとなってしまう。一計を案じた成川は「俺に勝たせろ。賞金の半分はやる。」と木村にささやく。「ホントですか。」と答える木村、うなずく成川。契約成立である。勝った成川に「ホントですね。」と念を押す木村。「え、何のこと?」ととぼける成川。だまされたことに気付いた木村は不意に竹刀の柄で成川の腰骨の辺りを突く。突然、体が硬直し、指一本、動かせなくなる成川。しかし、その硬直は1秒ほどで解ける。「木村君、今、私に何かしたよね?」と木村に尋ねる成川。「何のことですか?」ととぼける木村。成川は追及するのをあきらめる。そして、金一封が成川に渡されようとする瞬間、木村が成川の竹刀の長さが大会の規定より長くはないかと審判団に抗議する。審判団が計ってみると、わずかではあるが、確かに長い。成川の規約違反による失格で、金一封は木村のもとへ。先ほど、体が硬直したときに竹刀をすりかえられたことに気付く成川。主水と決勝で引き分けたときと同様、またも金一封を逃す。剣道だけに木村に一本取られたといったところか。とまあ、冗談はさておき、剣術大会も無事、終わったその日の夜、昼行灯を装いながらも要所要所で機転をきかす木村に在りし日の主水を思い出し、彼に一目置いた成川は木村を飲みに誘う。

飲み屋で酒を酌み交わす成川と木村。今まで、職場での接点はほとんどなかった二人だが、世代を越えて、大いに意気投合し談笑している。ただ一点、気になるのは剣術大会で、お互い、自分の力を隠しながら、優勝しようとしたことである。相手も自分と同じように裏稼業に手を染めているのか。かつての主水と成川の時のように。そんな疑問が同時に二人の脳裏をよぎった瞬間、二人は沈黙する。その疑問をぶつけるかのように重い口を開く成川。身構える木村。「木村、中村家の養子になる気はないか。」と成川。予想外の質問にひっくり返る木村。自分もまもなく定年、家族からは婿養子候補がいたら、ぜひ、家に連れてきてくれと言われている成川。突然の申し出に当惑する木村だが、成川の頼みをむげに断ることもできず、中村家に向かう二人。家に向かう道すがら、「ところで、裏の仕事の景気はどうだ?」と成川。「え、何のことですか?」ととぼける木村。木村のわずかな動揺をみて、木村も裏稼業に関わっていることを確信する成川。まあ、それもよかろう、詮索すまい、裏稼業では主水と一定の距離を置いていた成川は木村ともそのノリで付き合えばよいと考える。詮索してこない成川に拍子抜けしながらも、お互い、裏の世界では関わり合わないという成川の考えを察する木村。二人は中村家に到着する。突然の婿養子候補の訪問で盛り上がる中村家。普段とは打って変わって、成川を立てるせん・りつ・はつ。そんな光景を見て、職場ではうだつの上がらぬ小役人でも、家に帰れば亭主様、そんな生活もまんざらでもないと考える木村であった。けして美人とは言えない娘、はつもそれなりに愛嬌はある。中村家をあとにして、家に向かう木村は途中、手ぬぐいを中村家に忘れてきたことに気づく。まだ、たいした距離も歩いていないので、取りに戻ることにする木村。中村家の玄関にたどり着く。家の中から聞こえてくるのは成川を怒鳴り、いびるせん・りつ・はつの声。木村は婿養子の件を考え直す。
木村が中村家を後にした帰り道、一人の少女が木村に駆け寄った。

少女「おとうの、おとうの敵を討ってくんろ」
木村「ん、何言ってるんだ、私に直接じゃなく、番所へ行きなさい。」
少女「んだばども、あの女の人がお侍さに頼めと....」
少女が振り向いてみたほうには、川の柳のそばに立つ一人の女(この役を誰にやらせるかアイディア募集中です。)がいた。
その女は、木村と目が合うと微笑み、後を振り向き小走りにはしりさった。
少女「おとうのかたきを、悪い奴をし....」
木村は少女の口を手で塞ぎながら言った。
木村「ん〜、わかったわかった、とりあえず番所に一緒に行って事情を聞くことにするか、なっ」

どこかで見たようなシーンである。懸命なる読者諸兄は、すでにお気づきのことと思われるが、必殺仕置人第1話「いのちを売ってさらし首」をパクっている。

番所で、人払いをした木村は、少女の話を聞いた。少女の名前はおせい、○○郷の村から江戸に出てきたという。父親と二人暮しで小作をしていが、ある日を境に忽然と父親が居なくなったらしい。方々を探しているうちに、江戸でさらし首になっているという噂を聞き、確かめに江戸へ出できたというのだ。
「おとうは、おとうはそんな悪いことをする人じゃねぇ。さらし首になるような悪いこと出来る人じゃねぇだ。」
おせいは真剣に訴える。
木村は面倒なことになったと思いながらも、
「わかった、とりあえずお前さんの話は聞いたから、今日は帰れ。明日私が調べてみるから、なっ」
木村はおせいを番所から帰した。
(以下、必殺仕置人第1話「いのちを売ってさらし首」を極力、忠実にコピーしたストーリーが続きます。鉄は大鉄に、主水は木村に、錠は松太郎に、半次は小鉄になる。おきんは誰にしましょう? 松太郎の武器はこのシーンだけ、竹鉄砲の銃身として、使えない、やや細い竹の先端を斜めにカットしたものを使うことにします。で、「いのちを売ってさらし首」のストーリが終わる。)

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