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精神保健福祉士を問うコミュのすみませんが、質問させて戴きたいのです。

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こんばんは。
すみません。私は、精神障害の方々へのホームヘルプの仕事をして、まだ2ヶ月足らずの新人ヘルパーです。
私の友人に臨床心理士がいて、さきほど質問を受けましたが、ホームヘルパーの仕事をしている中では答えられない内容でした。もし、ご存知の方がいらしたら、教えて戴きたくトピックをたてさせてもらいましたm(__)m。

1)精神障害者の公的援助について・・・
統合失調症、アルコール依存症以外の精神障害(たとえば脅迫障害等)でも、公的援助はあるのでしょうか?
  
2)公的援助があるなら、その援助の内容はどういうものでしょうか?・障害者年金、生活保護、その他、企業に属していて
役所が主催する研修会とかに参加した場合は、公的に個人または企業に金銭的な支援があるものなのでしょうか?
その場合の申請の仕方などはどんな感じなのでしょうか?

もしご存知の方がいらしたら、教えて戴けますか?

コメント(8)

精神障害者ヘルパー養成講座の中ではそういった内容の話は出てきませんでしたか?
出てこなかったのであれば、養成カリキュラムが悪いんでしょうね。

早速、精神障害者の利用できるものについて。
基本的には障害者自立支援法と精神保健福祉法(精神障害者および精神保健福祉に関する法律)を読まれることをオススメします。

まず、医療機関で医療が受けられます。医療機関によっては精神科デイ(ナイト)ケアが設置されていて精神障害者のリハビリテーションのようなことをしています。それから訪問看護があります。通院以外に医療的な支援が必要な患者には利用できます。
これらは医療保険が適用されるので障害者自立支援法の自立支援医療(通院)の医療費軽減が受けられます。
入院患者は自立支援医療の対象外です。

それから、精神保健福祉法に規定される社会復帰施設として地域生活支援センター、通所授産施設、入所授産施設、福祉工場、生活訓練施設(援護寮)、福祉ホームがあります。
これらは障害者自立支援法の施行に伴い、5年間の経過期間のうちに法律で定められた施設体系に移行しないと施設運営ができなくなってしまいます。
このなかで就労の場として、福祉工場、通所授産施設、入所授産施設があります。
住まいとしては生活訓練施設、福祉ホーム、グループホームがあります。
法定外ではありますが、共同作業所や共同住居もあります。

他に公的機関として精神保健福祉センター(各都道府県と各政令指定指定都市に1つ以上)が精神障害者の福祉などで中核をなしています。それから各地方自治体の保健所や保健センターで精神障害者担当の保健師が配置されていて相談を受けることもできます。
精神保健福祉センターには診療所機能もあり診療を受けることも可能です。デイケアも併設されておりそこを利用することもできます。
地域の保健センターや保健所では定期的に心の健康相談のようなものがあり、精神科医に相談することもできます。
保健センターでは社会復帰クラブ、社会福祉協議会ではソーシャルクラブといったような精神障害者が社会復帰にために利用する集まりを実施しているところもあります。

基本的には病名によって区別されているわけではありません。
医療機関や精神科医によって得意な分野などが違ってはきます。(例えば、統合失調症の診療経験は豊富でもアルコール依存症の患者の経験がないなど。)
そこそこによって特徴は違います。違いを知るのも難しいことですが。

その他、地域によってはうつ病患者の集いがあったり、全国的にはアルコール依存勝者の会としては断酒会というのがあります。その他AAというアメリカから入ってきた断酒会とは別系統のアルコール依存症の団体もあります。
薬物依存の自助グループもあります。名古屋ダルクが有名でしょう。
ギャンブル依存ならギャンブラーズ・アノニマスというのがどこかにあります。
医療機関であればアルコール依存症専門外来や治療病棟のある医療機関もありますし、薬物依存専門の病院があったりもします。思春期専門病院もあったりします

インターネット上に情報が氾濫するほど関係のサイトを見つけることができますよ。
基本的なことが知りたければ精神保健福祉センターのホームページを見ると良いでしょう。
医療機関のホームページを開設しているところもあります。
精神障害者本人やPSW、精神科医の個人的なホームページもあります。

精神障害者保健福祉手帳や障害年金、生活保護に関しては役所の障害福祉課や保健センターなどで教えてくれますよ。
その他自治体独自の助成などが会ったりします。

あなたの勤め先は病院などではありませんか?
社会復帰施設や精神病院であれば精神科ソーシャルワーカー(PSW)がいるはずです。その人に聞けば基本的なことは必ず分かると思います。その人がきちんと勉強しておればの話ですが。

まずはご自分で調べられる方がよいかと思います。
勉強になりますよ。
たくさん教えちゃいましたが。
細かいことは役所などに聞けば良いと思います。
各種手続きなどについては教えてくれます。裏話はしてくれないと思いますけどね(笑)
いろんな人と話してネットワークを作っていくことはご自分にとっても患者にとっても地域にとってもよい環境を作ることにつながります。
頑張ってください。
> みっちー@自閉症 さま、
はじめまして。
大変細かいご解説、本当にありがとうございました。
お礼申し上げますm(__)m。

>精神障害者ヘルパー養成講座の中ではそういった内容の話は出てきませんでしたか?

現在、精神障害者ヘルパー養成講座を受講していなくても、ヘルパーの資格で、精神障害者のヘルパーとして働けるようになっています。でも、実際にやってみて、今までの老人介護とは違う視点でのケアの有り方ということを痛感しています。
現場の対人援助技術しかり、また法の違いによる精神障害者の方々への支援も知っておく必要があると思いました。
ご解説、今一度、いや二度三度繰り返して読ませて戴き、自分でも調べて行きたいと思いました。友人の臨床心理士にも伝えておきます。本当に感謝です。今後ともよろしくお願いいたします。
>ぽち さま、

質問にお答え戴き、本当にありがとうございました。
今回は、私への友人からの質問(友人は臨床心理士で、自分でカウンセラールームを開いています)なのですが、まだまだ勉強不足の私には答えられないないものでした。
自分の為にも知っておくべき事柄なので、本当は図書館やネットで調べて知ることがよいのでしょうが、このコミュで質問させて戴き、また追随して自分でも勉強させて行こうと思っています。友人は、個別に関わっている精神障害のクライエントさんの話を聞く上で、知識として知っていなくてはならないことだと思い、最近精神障害者の方々のヘルパーも始めた私に問うたようです。これをきっかけに、友人も私も、もっと知識を持つ自覚をしたいと思います。ありがとうございました。
補足です。ぽちさんのおっしゃることも重要なことです。
福祉にしても医療にしても、何でもといえば何でもなんですが、自分の持っている知識や技術を駆使するとともに、必要なものを他者(他職種)や他機関に助言を得たり、そこへ利用者をつなげることも必要です。
いわば、支援とは抱え込むことではなく、広い意味でも狭い意味でもチームでやることだと思います。
基本的に職種の大体の対象やアプローチ、知識や技術はそれぞれ違いがあります。それらの情報を仕入れてうまく活用して利用者にとってよい関わりをしたり環境を整備することです。
精神障害者でいえば大抵は精神科ソーシャルワーカー(PSW)が中核になって様々な社会資源などを活用したり、本人が利用するのに助言したりして調整や相談、支援を行います。
必ずしもPSWである必要はありませんが。地域の保健師さんでもいいですし。
支援者が調整していくところから本人が自ら調整したり利用したりするような力をつけていけられるような関わりができればなおよいと思います。

まずはリリーさんは精神障害者ホームヘルパー向けのテキストがありますから、それを読むと基本的な知識や関わりに関しては得ることができるのではないかと思います。
ヘルパーとして何ができるかを知っておくことも大事です。
そして、ヘルパーでは対応できないときにどこに相談するのが良いのか、どこが活用できるのかを知ってそこにつなげることができればまずOKじゃないでしょうか。
まずは利用者さんの主治医(医療機関)や他に利用しているもの(デイケアや作業所、地域生活支援センター、普段から相談している保健師・PSWなど)を把握しておくことは大事ですね。それを知っておけばどこにつなげば良いのか見えてきますよ。
老人介護と精神障害者の支援ではかなり違う面がありますからね。

それから、友人の心理士さんは開業されているということですが、精神医療福祉関係のことを知らなかったというのはかなり認識が甘いのではないかと思います。
普通は心理士はどこかにしばらく勤めて経験を積んで開業します。その経験の中である程度必要な知識は知っているのが当たり前かと思いましたが。
何でも知らなければいけないのではなくて、必要に応じて他職種や他機関との連携あるいは紹介が必要なことくらいは知っているはずです。
知らないにしてもそういう他との関わりがあればそこから知識を得ることができます。
そういうことも必要です。
それとも精神科あるいは精神障害者とまったく無縁の職場で勤めてこられたんですかね?
いずれにしても、開業すれば様々な人が相談なりを求めて訪れます。その中には健常者だけど悩みのある人から精神障害者や自閉症者などあらゆる人が想定されます。
幅広い知識と技術が必要とされます。
自分で手に負えないときは責任を持って他のところへ紹介することが最低限必要です。

その心理士さんもこれからいろんな勉強をしていかないといけないですね。
是非いろんな人との繋がりを持ってそれをうまく活用してくださいね。
他の職種の人から学ぶことも多いですよ。
もちろん、利用者の人からが一番学べるわけですが。
試行錯誤ですね。
頑張りましょう。

2つだけ本を紹介しておきましょう。
現在破産宣告で財務処理中のぜんかれん(全国精神障害者家族会連合会)の『精神障害者が使える福祉制度のてびき2007』『精神障害のある方のための早わかり障害者自立支援法』(2007年改訂版)です。
これは本人でも読めるようにわかりやすく書いてあるので利用者の方に薦めてみてもよい本です。とはいっても法律や制度なので難しいですが。
すごく読みやすいので読んでみると良いですよ。
障害者手帳や障害年金、生活保護や福祉サービスについてなど基本的なことは網羅していますので。
おおよその担当部署も載っていますので問い合わせをするときの参考になります。
ある程度本を読む力があり人であれば誰でも理解することはできると思います。わからなかったらPSWや役所に聞くのもいいでしょう。
ヘルパーという職種からすると知識量が膨大ですが。
役には立ちますので。

PSWで当然知っておくべきこともかなり書いていますので、ざっとでいいので目を通すだけでも対応に幅が広がります。
気が向いたら精神保健福祉士にチャレンジしても良いかもしれませんが。
>みっちー@アスペ さま、

たびたびのご解説、本当に感謝いたします。
頭が下がります。とても知識豊富で尊敬いたします。

考えてみたら、精神障害者ヘルパーを始めるにあたって、会社が利用者さまへの対応だけでなく、ある程度の法律うんぬんも指導伝授するべきですね。今度、会社に行ったら話してみます。他のヘルパーさんは、どうなのかな〜。
私は高齢者の訪問介護を3年半やっている、と言ったら「あぁ、それで充分ですね。」なんていわれましたが、介護保険と障害者自立支援法の主旨も対応も違うわけですから、ヘルパーが利用者さまにすることも違うはずです。そう言った意味でも障害者自立支援法をもっとよく理解しておかなくてはいけませんね。ご紹介戴いた本、さっそく読んでみます。

また、友人はずっと一般企業で働いていて、大学が心理学部だったこともあり、臨床心理士の資格と産業カウンセラーの資格を取得して一般企業のカウンセラーをして開業しました。
精神障害の方々がけっこう沢山来るようで、ドクターと連携しながらやってはいるようですが、私が介護福祉士を取得したので、そういった知識はあると思ったらしいです。
確かに、最初ご説明戴いたことは、受験の時に本で読んではいたな〜と思い出しました。でも、実際身についてはいませんね。これがよいキッカケだと思い、再び詳しく勉強してみようと思います。友人ももっともっと勉強が必要なのは自覚しているようです。

色々とお世話になりましたm(__)m。
利用者さま、お一人お一人との関わりの中で、色々と疑問質問に思ったことを会社に繋いで、自分も勉強して行きます。

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