☆JUVENTUS.FC☆コミュの☆Serie A 16ªGiornata　Juventus - Milan☆

更新が遅くなりまして大変申し訳ございません。

セリエA第16節はホームでミランとの対戦となりました、負けるとインテルに突き放されてスクデットが遠のく両チーム共に負けられない試合。

ユーベは前節イエローカードを頂戴してしまった守備の要レグロッターリエが出場停止、肩を負傷していたカモラネージも結局間に合わず。

ミラン側はガットゥーゾ、カカ、フラミニが負傷欠場とこちらも主力数名を欠いた状態、どちらも主力が数名不在で万全の状態ではないですが熱い試合となりました。

TORINO - Stadio Olimpico
Domenica 14 Dicembre 2008 - h. 20:30

☆FORMAZIONI☆
JUVENTUS（4-4-2）
GK：Manninger Alex
DF：Grygera Zdenek
DF：Mellberg Olof
DF：Chiellini Giorgio
DF：Molinaro Cristian
MF：Marchionni Marco
MF：Sissoko Mohamed Lamine⇔Zanetti Cristiano'43ST
MF：Marchisio Claudio
MF：Nedved Pavel⇔De Ceglie Paolo'29PT
FW：Del Piero Alessandro
FW：Amauri Carvalho⇔Iaquinta Vincenzo'43ST
Allenatori：Ranieri Claudio

☆A DISPOSIZIONE☆
GK：Chimenti Antonio
DF：Ariaudo Lorenzo
MF：Salihamidzic Hasan
MF：Giovinco Sebastian

MILAN（4-3-2-1）
GK：Abbiati Christian
DF：Zambrotta Gianluca
DF：Maldini Paolo
DF：Kaladze Kakhaber
DF：Jankulovski Marek
MF：Emerson Ferreira⇔Shevchenko Andriy'1ST
MF：Pirlo Andrea
MF：Ambrosini Massimo⇔Antonini Luca'28ST
MF：Seedorf Clarence
MF：Ronaldinho
FW：Pato Alexandre⇔Inzaghi Filippo'31ST
Allenatori：Ancelotti Carlo

☆A DISPOSIZIONE☆
GK：Dida Nelson
DF：Senderos Philippe
DF：Favalli Giuseppe
DF：Cardacio Mathias

Arbitro：RIZZOLI Nicola

☆RETI☆
'16PT Del Piero、'31PT Pato、'34PT Chiellini、'41PT Amauri、'11ST Ambrosini、'24ST Amauri

☆AMMONITI☆
'35PT Emerson、'37PT Zambrotta、'38PT Mellberg、'28ST Ambrosini、'30ST Sissoko

☆ESPULSI☆
'20ST Zambrotta

雨が降りピッチコンディションが悪い中での試合となりました、序盤はユーベがやや攻勢に出ますが決定的な場面は作れず。

前半16分モリナーロのクロスを受けたアレがヤンクロフスキにエリア内で倒されPKを獲得、これをしっかりと決めて先制点を奪います。

これで試合に余裕が出たと思いホッとしましたが直後にエリア内でアンブロジーニをフリーにしてヘディングが飛んできましたが、これは枠外に飛び何とか助かりました。

しかし先制点を獲得してからはミランが攻勢に転じ始め攻められる時間が長くなります、更に追い討ちを掛けるように前半29分にネドベドが負傷した様でデ･チェリエと早くも交代。

そして悪い予感がするなと思ってましたが悪い予想は見事に当たり、前半31分にパトに同点ゴールを奪われてしまいます。

エリア付近でロナウジーニョをフリーにしてしまいエリア内に進入、そのまま中にクロスを送られ、これをパトが流し込んでの同点ゴール。

一瞬のDFの乱れを上手く突かれてしまい同点に追いつかれてしまいます。

しかし落ち込んだのもつかの間、直後の前半34分にCKからキエッリーニがヘディングで追加点を奪います。

更に前半終了間際には交代で入ったデ･チェリエの見事なクロスをアマウリがお手本の様なヘディングを叩き込み追加点。

前節のレッチェ戦に引き続きデ･チェリエの素晴らしいクロスが炸裂しました。

そして3-1のまま前半は終了、ネドベドが負傷した際は大丈夫かと思いましたが交代で入ったデ･チェリエが素晴らしい働きを披露していたので、いつの間にか最初の不安は吹き飛んでいました。

後半も開始直後はユーベのペースで進みマルキジオとシッソコの惜しいミドルシュートがありましたが、更なる追加点を奪う事はできず。

そして事故の様な形で得点を奪われてしまいます、後半11分アンブロジーニのミドルシュートがキエッリーニに当たり軌道が変わりそのままゴール。

そのまま飛んでいればマニンガーが反応していたので止めれていたと思いますが、軌道が変わってしまったのが非常に残念です。

これで再度ミランが勢いに乗りそうになりましたがそうは行かず、後半20分この日何度も素晴らしい仕掛けを左サイドで発揮していたデ･チェリエが裏に抜け出し、それを止める為にザンブロッタがファウルを犯しこの日二枚目のイエローカードで退場となります。

そしてミラン側は退場で数的不利に立った事に加えロナウジーニョとセードルフの好調が前半のみで存在感は消えうせ、交代で入ったシェフチェンコにはゴールの匂いが全くせず、ピルロは故障明けで低調、更にグダグダなDFラインと最悪な状況、この状況では当然ながらユーベの脅威には全くならず以降は攻め放題の状態。

そして直後の後半24分、ゴール前でアマウリとシッソコという珍しいコンビのボール交換から更なる追加点を奪います。

マルキジオからの浮き球パスをアマウリが胸トラップでシッソコに落とし、シッソコが軽く浮かせたスルーパスを通しアマウリがこれを上手くキープして持ち込み最後は左足でシュートしゴール。

非常に難しい体勢で更に逆足の左足でしたがこれをしっかりと枠内に押し込むあたりは素晴らしいの一言、この得点でアマウリは公式戦初となるドッピエッタを記録しました。

その直後には右サイドのアマウリからの折り返しのボールがアレに渡り、キックフェイントで前に滑り込んできたアンブロジーニをかわした素晴らしい流れのシュートがありましたが、これはポストに当たってしまい追加点は奪えず。

今季のセリエAではアレは流れの中からゴールを決めていないので是非とも決めてほしかったのですが、実に惜しいシュートでした。

その後もユーベ優勢のままで試合は進み試合終了となりました。

非常に難しい試合になると思われましたが結果はスコア以上の内容で圧勝、ミラン側のハンド見逃しも何度かあったのでPKもあれば実質6点ぐらいにはなっていたと思います。

ミランとの中盤の競り合いに圧勝したシッソコとマルキジオの素晴らしい出来に加えて、交代で入ったデ･チェリエの動きのキレが良く、普段は攻撃時にパッとしないモリナーロとマルキオンニも好調だったのでサイド攻撃も非常に勢いがありました。

今季ではローマ戦と並ぶくらい面白い内容の試合でした。

ネドベド負傷交代時はどうなるかとも思いましたが、若手選手の素晴らしい躍動感あるプレーは今後にも期待が持てる気がしました。

次節は今年最後となるアタランタとのアウェイマッチ、しっかりと勝利して年を越してほしいですね。





↑試合ハイライト（ニコニコ＆YouTube両方用意しました）
YouTube版はYouTubeで見ると高画質に設定できるので高画質で見たい方は↓のURLから飛んでください。
http://jp.youtube.com/watch?v=GympU9UWVUo