ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

小児カイロコミュの小児カイロ勉強会

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
小児カイロの勉強会の報告をします。

たいへんお待たせいたしました。
カイロ関係者ではない方もたくさんいらっしゃると思うので、一般向けの内容で報告いたしますね〜♪

今回のテーマは「周産期のカイロプラクティック」でした。

妊娠中のお母さんもカイロプラクティックを受けることができます。
そういうことも知らない方が多く、様々な問題が起こっているようです。
ぜひ、知識のひとつとして参考にしていただければと思います。

【内容】
1、妊娠中にカイロプラクティックを受けるメリット
2、妊娠時期で気をつけること
3、出産時のリスク
4、妊娠中の腰痛
5、感想
以上のテーマで報告します。


1、妊娠中にカイロを受けるメリット

なぜ、妊娠中にカイロを受ける必要があるのでしょうか?

?妊娠、出産をより良いものにするために骨盤や脊柱(背骨)、そして周辺の筋肉や靭帯のバランスを整えるためです。
骨盤のバランスが良いということは子宮の状態も良いということ。逆に骨盤がゆがんでいては子宮も最高の状態ではいられません。赤ちゃんは子宮の中で育つわけですから・・・。骨盤の安定の重要性はわかっていただけると思います。

?カイロのアジャストメントによって関節などの動きがよくなると神経の働きも高まります。妊娠、出産に最適な体の機能を確保します。
母体の状態を脳に伝えたり脳からの情報を子宮やあかちゃんに伝えているのも神経です。その神経の働きをカイロプラクティックでは助けることができます。

?母体の状態が良いということは出産もスムーズに行くというもの。母体にとっても赤ちゃんにとっても負担となる「手術や投薬」を防ぐことにもつながります。

以上が主な理由です。その他にもカイロを受けるメリットを感じていらっしゃる方はたくさんいることと思います。


2、妊娠時期の特徴と気をつけること

[妊娠0〜3週]1か月
・子宮は鶏卵大の大きさです。自覚症状はほとんどありません。

[妊娠4〜7週]2か月
・子宮はさくらんぼ小1個の重さ
・脳や脊髄の神経細胞に約80%が形成
・「つわり」のはじまり

[妊娠8〜11週]3か月
・子宮は握りこぶし大
・つわりのピーク
・胎児心音の確認ができます。
※初期流産の時期(心音が確認できたら流産の可能性は下がります)
・赤ちゃんは羊水を飲んでおしっこをしています。体を動かします。

[妊娠12〜15週]4か月
・子宮は子どもの頭大
・つわり終了(食べ過ぎに注意すること)
・マタニティ・スポーツを始めます。
・脳の下垂体からホルモン分泌が始まります。
※成長ホルモンなども分泌される大事な時期です。赤ちゃんの成長が進みます。

[妊娠16〜19週]5か月
・子宮は大人の頭大
・胎盤が完成し安定期に入ります。
・「胎動初覚」赤ちゃんの順調な発育を知る上で重要です。
・適度な運動をします。
※早産や出産後の身体を整えるために運動が重要です。

[妊娠20〜23週]6か月
・子宮は18〜20cm
・お腹がせり出す時期
※お腹がせり出すことで脊柱が変化し腰痛、背部痛などの痛みが出やすい時期です。
※赤ちゃんの筋肉・骨格の発達と共に固有感覚、前庭感覚なども発達します。
目をつぶっても手の位置がわかるとかバランス感覚などのことです。
・聴覚も発達します。
※語りかけを開始しましょう。あかちゃんはお腹の中で聞いています。

[妊娠24〜27週]7か月
・妊娠線、静脈瘤が見られる時期です。
※大きくなったお腹に下大静脈が圧迫されるので血液の戻りが悪くなるために起こります。
・脳神経経路が発達します。
※施術中に赤ちゃんがよく動く時期です。

[妊娠28〜31週]8か月
・早産の兆候に注意すること。(お腹の張る頻度、出血、下腹部の痛みなど)
・広い骨盤の隙間に頭を入れ頭位になる。
※逆子はまだ変化する可能性がある。35週以降は戻りにくくなる。

[妊娠32〜35週]9か月
・むくみ、鼠径部・股関節の周囲の痛みが起こります。
・睡眠のリズムができます。
・肺の機能が完成します。
※赤ちゃんは自分で呼吸していきます。お母さんのお腹から出る準備をしています。

[妊娠36〜39週]10か月
・子宮は32〜35cm
・トイレが近くなります。(膀胱への圧迫のため)
・お産の兆候(破水、おしるし、前駆陣痛)が起こります。

そして、「出産!」


3、出産時のリスク

骨盤が安定していて出産時にきちんと開けば誰もが正常分娩できます。
しかし、最近は「帝王切開」も増えています。
日本では14%だった帝王切開が17%に増加しています。
帝王切開は時間も短縮でき楽なように感じますが、母体にかかる負担や赤ちゃんへのリスクも考えできれば避けたいものです。
赤ちゃんには取り出す時に脊柱に負担がかかったり、ぜんそくの発症率が高くなったり(肺の機能が不十分で出てくるなどのため)なども報告されています。
骨盤を整えればこれらの問題は解決できるのではないでしょうか?


逆子についてですが、本来は赤ちゃんは胎動してるので逆子になっていてもまた元に戻ります。徒手的に戻す方法もあるようです。また、アジャストメントで骨盤を安定させ靭帯の張りを整えると逆子も戻るとの報告がありました。


4、妊娠中の腰痛
原因はいろいろ言われていますが、
・ホルモンのバランスにより骨盤の支持性が低下するため
・腰椎のサブラクセーション(骨のゆがみ)による神経圧迫
・痛みにより更に痛みに敏感になる
など
1994年の報告では、
腰痛経験者は119/175人(68%)、腰痛なしが56/175人
初発時期は妊娠中期(20−31週)が59.7%と一番多い。
腰痛歴ありの方は出現が73.6%と高い。
体重や肥満度新生児の体重などで腰痛になるというデータは出てこなかった。

骨盤底筋群の強化がこれの対応策として有効とのこと。
基本的にはマタニティ・ヨガやウォーキングが効果的と言われていました。


5、感想
今回、2日かけて妊娠中のことを勉強しましたが、一番興味深かったのは、助産師さんが私たちカイロプラクターと同じような考え方を持っているということでした。
妊娠、出産は自然のことで病院に通うようになったのは戦後の不衛生な家庭環境を避けるためだったということでした。今ではほとんどが病院で出産するようになっていますが、昔は医者もいない中、産婆さんに取り上げられていた子がほとんどです。「赤ちゃんも生まれてくる力を持っているし、お母さんも自然に産む力を持っている。だから、それをちょっと手伝ってあげればいいだけ。」ということでした。カイロもその人の持つ治ろうとする力を助けることが主な仕事です。人間が本来持つ力というのは私たちが思っているよりもっとすごいことなんどと感じました。なるべく自分も自然な状態で出産をしたいし、みなさんにも勧めていけたらと思いました。
そして、妊婦さんもカイロプラクティックを受け、楽に妊娠時期を過ごし、スムーズに出産してほしいと思いました。
そういうサポートをしていけることがまた嬉しいことだな、と思います。
うちの院にも今妊娠中の方が2人来られています。出産まで新しい知識もお伝えしサポートしていきたいと思いました。

なお、これは私の主観も入った報告になっていることと思います。
まずは、お医者さまや近くのカイロプラクターときちんと体については相談されて安全な出産をしていただきますようお願いします。

先生方も「ん?」と思うような表現があるかもしれませんが、勉強会の内容ですのでその辺あしからず、ということで。

また、たくさんのコメントお待ちしています☆




コメント(4)

期待しています。将来はカイロの子供クリニック開業を目指してます。是非公開宜しくお願いします
>ナイチンゲールさん
私と同じ夢ですね。私も小児カイロ専門のクリニックを持ちたいと思っています。あこがれのDr.リズのようにエネルギッシュで笑顔の絶えないカイロプラクターになりたいです!
がんばりましょうね!
はじめまして、小児カイロの勉強会良いですね。

私も、少しカイロをやっていますが、まだまだ未知の世界です。

勉強内容公開よろしく。
遅くなりましたが、小児カイロの報告です。
スタートはお母さんのおなかの中から…
母体の状態をよりよくすることの重要性を痛感しました。
産科の先生が少ないといわれる今。
安心して素敵なお産をするためのお手伝いが、私たちにまだまだたくさんできると思いました。
しかし、妊娠中にケアを受けるとよいということ…
妊婦さんのケアができるカイロプラクターがいること…

知られていないのですよね!
もっと声を大きく伝えていかねばと思いました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

小児カイロ 更新情報

小児カイロのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング