ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

竹輪句会コミュの南房総:処暑吟行句会(2)海辺の湯句会 披講

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ハロー、俳句ボーイズ。

久里浜港発10:20のフェリーに乗るため、早朝9時半に京急久里浜駅集合という本気度でのぞんだ今回の吟行。
いや〜、この大人数だし、きっと誰かが起きられなかったりで、1時間後のフェリーに乗ることになるんだろうなあ、と心のどこかで思っていたものの、蓋を開けてみたら(龍田姫の蓋は開けてはならないの)余裕で間に合って、悠々と翼に風を受けるとんびとともに南房総へ。
先週はおそろしい猛暑日の連続だったので、残暑に見舞われること覚悟でしたが(じつは、それがし、前日、熱中症による熱発で9度以上ありましたの、笑)、南房総の空模様はまさに秋の移ろいでしたね。
安房のこの地で生まれ育ったぼくとしては、黄金色の秋夕焼に向かって長狭街道を進みながら、なんとか、日没前に〈海辺の湯〉にたどり着き、露天で、みんなで裸で、東京湾ごしにたたずむ富士山やその向こうに沈む夕日を眺めたかったのだけれど、8月はまだ終わっていないというのにもう、つるべ落としなのね。
でも、そのおかげで、思いがけず、対岸の花火を堪能することができたのは、なんか、滋味あふれる演出というか、おかげでいっそう思い出深い吟行となりました。
〈海辺の湯〉は閉店が21:00ということもあって、ひとっぷろあびて、休憩所の畳部屋で正味1時間の句会第2ラウンド、ノンアルコールビールがうまかった、笑!
ひさしぶりに「蛍の光」を聴いた気がするよ。
みなさん、素敵な時間をありがとうございました。
では、披講です。
誤記などありましたらご指摘を。

清記番号順;
オクタビオ、亮、浩平、潔、ザ、ゆう、今朝、守ン暴、今朝
3句投句、3句選句

〈4点〉
紫蘇の実や海に一度も出ない舟 浩平

〈3点〉
湯の底の砂の優しく遠花火 亮
海の面(も)の雨後あたらしき在祭 潔
これよりの戀はなめろう八月尽 今朝

〈2点〉
浜風に痛みし女にも鶏頭 浩平
芒野や友らのふいに黙り込む ザ
将校を愛したといふ芙蓉咲く 守ン暴

〈1点〉
門柱に貝殻漁師町に秋 亮
秋の島高きに波の音繁く 亮
対岸の花火うまれしままのヒト 今朝
野仏にぬずびと萩を添へにけり ゆう
龍田姫開けてはならぬ蓋のあり ザ

〈選外〉
不知火の裸体の集ふ硝子越し
隧道の温度は違ふ虫の声
白蓮に淡きむらさき散りばめぬ
湯あがりの瀬戸にラーメン秋花火
処暑の海やかなやしらはますれ違ふ
秋暑過ぐ露天の風呂は芋洗い
街道行くゲイのひとみに秋夕焼
山端の空にあな開き秋夕焼
鴨川の真砂女づくしや秋の昼
釣落かすかに腕を外らしたり
なつかしき一日(ひとひ)となれり遠花火
秋吟行やっぱりあった稲架うれし


コメント(4)

おつかれさまでした〜。アップありがとうございます。短い首の犬が、カエルにみえてくる不思議(^^;;
お疲れ様でした。早速のUPありがとうございます。
わーい、こちらもさっそくアップありがとうございます表情(嬉しい)てか今朝さん、そんなシビアなことになってたの?なのに一日フルで運転してて…よくご無事で(´;ω;`)ありがとー

そう、みんなが不意に黙り込む瞬間。これが吟行引いては俳句の場で、信頼し合う「友」といることの喜びの精髄だと強く感じました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

竹輪句会 更新情報

竹輪句会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。