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竹輪句会コミュの〜2016最初の投句のお誘い〜

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気づけばもう2016年初の月末、
危なくお誘いし忘れるところでしたが、
1月の投句のお誘いです、

今回のお題は、【麦踏】と【桜湯】。
なんだか立派な二つです。

まず、【麦踏】について思うことは、初めにやった人達はすごいという事です。
寒々しい畑に生える、まだ幼い麦を、踏んで、結果的に実りをより良いものとする。今でこそ何故そうなるのか科学的に色々と説明がつきますが、それなしに、なかなか一歩踏み出せるのもではないように思います。そもそも、植物の栽培に関しては、何故その技術が発見されたのか?と驚嘆するものが多いです(特定の発見者が歴史に残されていないのでなおさら)。特に、接ぎ木。ある木に別の木から採ってきた枝を差し込んで生育させようなどと、どうしてやろうと思ったのか…自然にハプニングとして起こるとも思えませんし…理解に苦しみます。すごいです。
話が逸れましたが、麦踏は「はだしのゲン」のオープニングと回想シーンで父ちゃんの\言葉としても頻出します。当時の風景として、訴えるものがあったのか、俳句でも多くの俳人に詠まれているようです。さて、現代人としてどう詠んだら良いものか?

麦踏に足の湯とるや三日の月 西山泊雲 
麦踏んで若き我あり人や知る 虚子
丘の松めぐりてひと日麦を踏む 秋櫻子
踏む麦の夕焼けて来し寂しさよ 草城
麦踏の遠目のうちに未だあり 汀女
麦踏に檻あるごとし薄日さす 不死男
麦踏の出てゐる島の畑かな 素十

【桜湯】とは…「八重桜の半開きの花や蕾を塩漬けにしたもの。茶碗に入れて熱湯を注ぐと、弁はほぐれて花は開いたようになり、香気がほのぼのと立つ。これを桜湯といい、祝いの席などに用いる」(角川書店編『合本・俳句歳時記』第三版)晩春の季語、花漬/塩桜とも。…とのこと。

桜餅や桜の落ち葉からする良い香りの成分は、ちょっとかわいい名前で、クマリンと言うそうです。
桜が咲くにはまだ早いこの時期ですが、本日、近所を散策しましたところ、寒風を受けた桜の幹が、ピカピカしておりました。昨年溜めたエネルギーが満ち満ちているといった感じでした。本当にピカピカ光っており、小学生の金玉袋のようにピカピカだという表現がありますが、そんな感じでした。

桜湯に眼もとがうるむ仮の世や  佐藤鬼房

【兼題】「麦踏」「桜湯」(雑詠は募集しません)
【締切】 2016年1月31日(日)必着
【投句数】1人計10句まで何句でも可
※特選に選ばれた句の作者には櫂未知子さんの著書(共著を含む)をお贈りします。
【投句方法】官製はがきか電子メール
(氏名、俳号、俳号の読み、電話番号を明記)

【投句先】

郵送ははがきで
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23
アセンド神保町3階  『週刊金曜日』金曜俳句係宛。

電子メールはhenshubu@kinyobi.co.jp
(タイトルに「金曜俳句投句」と明記してください)

【その他】新仮名づかいでも旧仮名づかいでも結構ですが、一句のなかで混在させないでください。なお、添削して掲載する場合があります。

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