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竹輪句会コミュの第31回 句会 披講

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昨日はお疲れさまでした。調子が悪く忘年会?に出れずすみませんでした。
そのせいで昨日はとんちんかんな事ばかり言っていた気がします・・・(いつも?)
今日も具合が悪くて起きる始末・・・みなさんもご体調は気をつけてください。


句集もついに手元に届きましたね。’第2巻’も出せればいいですねわーい(嬉しい顔)
たざわ。さん、いろいろお疲れさまでした。

●披講
第31回 竹輪句会 12月12日(金) @akta 20:30〜
参加者:やましなさん、なかじさん、至文さん、たざわ。さん、オクタビオさん、たこらいす 以上6名
当季は冬。五句提出の四句選です。

【三点句】
見えている筈の失せ物十二月(なかじ)

【二点句】
小便器並ぶトイレの枯落葉(なかじ)

うなぎやの午後しづかなり年の暮れ(至文)

ふと夜行バスで旅立つ十二月(やましな)

【一点句】
古着屋のラガーシャツ誰を思わず(たざわ。)

冬日向待つ人想う焼きプリン(たこらいす)

吸い込んで街の空気は寒日向(たこらいす)

凍星は子に語り継ぐ絵本かな(たこらいす)

寒星や自動販売機が眩し(たざわ。)

冬ざるるピアノに自由は無かりけり(たこいらいす)

年つまるとは青色発行ダイオード(やましな)

年の瀬や地球が一周しただけで(なかじ)

冬木立尖らせすぎて折れる芯(オクタビオ)

牡蠣食べる少年の耳熱帯びる(オクタビオ)

唇の皮を噛んで冬来る(たこらいす)

掛乞の序で折り入る電話など(たざわ。)

湯豆腐の後のカンフー映画かな(オクタビオ)

コレイジョウ削グモノアリヤ北颪(なかじ)

中野区も練馬区もみな枯野かな(至文)

【選句外】
永久の職務の如き落葉掻
人工の溶けきらぬ粉風邪続く
冬晴れや空いっぱいに宇宙の色
寒の水大切に汲み珈琲煎る
埋め尽くすビルの壁から虎落笛
誰と河豚あとで汚いもの舐める
ひれ酒や老いたる母も恋をする
淀むケ処ケ処がありつつ川痩せる
首切りのニュースも遠く冬の旅

コメント(2)

たこらいすクン、いつも速攻の披講アップありがとう。

 今回はアダルトな雰囲気で和やかかつ京女風味で進みました。


ボクの選んだのは以下の4句。奇しくもうち3つが中島さん、今回は好調だったと思います。
人によって相性の良い季節とか好調なリズムとか、あるんだと思ったりもします。

・見えている筈の失せ物十二月
ミニマムな日常を切り取るのに、夏や冬はなんだか難しい気がします。大上段にならないさりげない12月の俳句。

・小便器並ぶトイレの枯落葉
小便器、と、トイレ、の並列がムダでもったいないて意見もありますが(ボクも同意でしたが)、光景としてはすごくソソります。公衆便所俳句、てジャンル打ち立てたいくらい。

・うなぎやの午後しづかなり年の暮れ
ひらがなと漢字のバランスがいいなと思いました。
 リヤルな光景としては、牛めしを食う午後しづか年の暮れ
むぅ、うつくしくない。

・コレイジョウ削グモノアリヤ北颪
「季語ってのは京都を中心に出来てるのよ」発言には、一瞬説得されそうになりましたが、連歌〜俳句の文化が広まっていったのは江戸元禄の頃から。いやいやいや。京ヲンナエナジー恐るべし。
個人的には冬は、何かが足りない枯渇感があって、その裏をかかれた句でした。解題を聞いてもなるほど。電報で「コメオクレ」みたいな。


拙句、に関しては。
あぁ手を入れたいなあと思うことしきり。。(副管理者権限でやっちゃいましょうか。んが、今度句集作るときには。。とか)
 やましなさんのご指摘はなかなか鋭いものでした。

・澱む箇所箇所ありつつ川痩せる
ホラせめて漢字替えるだけでも、なんだかすっきりする。
北多摩地区を流れる「空掘川」ていう河川、ボクの詩情の源泉のひとつではありながら、名のとおりなかなか、詠むのがむつかしい川です。

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