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萩尾望都コミュの1974年前後、萩尾さんファンの周辺

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「トーマの心臓」トピから派生しました。

「トーマ」の発表された74年、および「ポー」の発表された72年〜76年、この頃おおむねリアルタイムで読者だったファンの皆様は、当時ほかにどんな作品・作家・雑誌などをお読みだったでしょうか。また萩尾さんに出会うまでの道のりなど。

雑談になりますが『72年〜76年頃』を中心としたいささか濃いぃ雑談、また、萩尾さんからやや離れたものも含め、ということで、新しいトピを立てました。

「百億の昼と千億の夜」は77年発表です。「百億〜」やブラッドベリ、「メッシュ」などから入って過去作までさかのぼって読んだ、といった方もどうぞ

「トーマ」と「ポー」をだいたい70年代ころに読んでいる、ということが基本、とお考えいただければ良いでしょうか。

あくまで『萩尾望都コミュ』ですので、離れすぎないよう、各人気をつけてお話しましょう。

管理人様、お手数ですが不適切だった場合削除・勧告・注意等、よろしくお願いいたします。


*参考まで、72年〜76年の発表作を挙げておきます。『萩尾望都作品目録』さんよりのコピペです。
********************************************************************
1972年
 あそび玉
 みつくにの娘
 毛糸玉にじゃれないで
 すきとおった銀の髪(ポーの一族)
 ごめんあそばせ!
 ドアの中のわたしのむすこ
 3月ウサギが集団で
 妖精の子もり
 6月の声
 ママレードちゃん
 ポーの村(ポーの一族)
 グレン・スミスの日記(ポーの一族)
 ポーの一族
 とってもしあわせモトちゃん
 ミーア
1973年
 メリーベルと銀のばら(ポーの一族)
 小鳥の巣(ポーの一族)
 キャベツ畑の遺産相続人
 オーマイ ケセィラ セラ
1974年
 ハワードさんの新聞広告
 みんなでお茶を
 ユニコーンの夢
 トーマの心臓
1975年
 エヴァンズの遺書(ポーの一族)
 この娘うります!
 ペニーレイン(ポーの一族)
 温室
 アロイス
 リデル・森の中(ポーの一族)
 ランプトンは語る(ポーの一族)
 ピカデリー7時(ポーの一族)
 11人いる!
 はるかな国の花や小鳥(ポーの一族)
 赤ッ毛のいとこ
 ホームズの帽子(ポーの一族)
 ヴィオリータ
 一週間(ポーの一族)
1976年
 アメリカン・パイ
 花と光の中
 エディス(ポーの一族)
 湖畔にて
 東の地平・西の永遠
********************************************************************

*はじめに「トーマの心臓」トピでのやり取りを少々転載いたします。

コメント(135)

太郎ちゃん
(さんをつけるべき?あせあせ(飛び散る汗)いつも「ともちゃんさん」と書いていただくたびに、いやいや、「さん」はいらないですから、と思っているもので省略させていただきます)
またまたすごい体験談を。

みなさん、すごいなぁ。
中高時代のおのれの傾倒ぶりから自分は熱狂的な萩尾ファンと思い込んでおりましたが、まだまだ甘かった……
と思い知らされております。
ファンの端っこにひっかかっている程度だったのかげっそり

ここの書込みを読んでいると、萩尾作品に熱中していた頃の自分がよみがえってきます。
思わず、つるさんのトップに紹介してあった小学館叢書版の「トーマの心臓」をアマゾンまで飛んで行ってポチッとしてしまいました。
私が持っているのは高校時代に購入した古い小学館のコミックスだけなのであせあせ(飛び散る汗)
もう中古しかないようなので、いまのうちに入手しておこう、などと思ってしまったあせあせ
> ともちゃん

評論に関しては、僕も色々思う所があって最終的な結論としては、評論なんていらないと思うんですが、あの頃はまんがが評論に値するものとして評価されているという事だけでも嬉しかったんです。

それと、評論というよりは、自分以外にも萩尾作品をこんなに好きな人がいるんだという事を知る事が出来た事も嬉しかったし、評論を読みながら「僕と同じ事を感じたんだ」と感慨したり「あ、そういう視点からの解釈もあるんだなあ」と感心したり出来る事が楽しかったんですよね。

今では、こうして萩尾ファンの方々と感想を述べ合う事も出来る様になっていますが、当時は男性の萩尾ファンなんて周りにいなかったし、擬似的なファン同士の交流を「ぱふ」に求めていたんだと思います。

こうしてネットで萩尾ファンの方々と語り合う事が可能になった現在では、当時の「ぱふ」の様な雑誌はもう必要なくなったんだと思います。
> つるさん

> です〜〜〜やはりkubotaさんも

そうです。僕の場合、やはり萩尾作品に再会して「トーマの心臓」を読んだのは高校三年生の時でしたし、しかも、そのきっかけも「ぱふ」だったんですよね。

僕は小学生の頃から「将来はまんが家になる」とか言っていたんですが、中学生の時に自分の才能を見限って一度諦めているんです。そういう意味では僕もユリスモール的な「物分かりの良い子供」だったんだと思うんですが、「トーマの心臓」に衝撃を受けて、チャレンジもせずに諦めずに、例えまんが家になれなくてもチャレンジだけはしようと思って、まんが家を目指して上京する決意をしたんですよね。

だから、僕の中では「トーマの心臓」「ぱふ」「人生踏み外し」は1セットになっていて(^^;)、その「ぱふ」誌上で合田さんの手記を読んで、僕とほとんど同じ様な経験をした人がいたんだという事に感慨を受けたし、しかも、その後あの特集を仕切ったのがその合田さんだったと知って更に感動したんです。

僕も総力特集号の時点では合田さんは何者だろう?と思っていました。手記の中で「まんが家になってみたいな・・・と思う心ひとつのみで、東京へ出て来た。そしてなぜか、ここでこんな話をしている。」とあったので、まんが家志望だったけど、挫折してライターか編集者になった人なのかな?と思っていました。

> 改めてスゴイ…学生バイトの分際で。。

そうですね。僕も総力特集号を読んでいる時点ではそんな事とは夢にも思わず、後日談を読んで仰天したんですが・・改めて総力特集号の編集者座談会を読んでみると、「G=22歳 ♂ 愛媛出身」というのが、おそらく合田さんなんでしょうね。
しかも、この座談会のメンバー、1人だけ32歳の方がいるんですが、後は全員23歳以下で最年少が18歳なんですよね。どう考えても正規の編集者じゃないですよね(^^;)。

> 復刊一号の森脇さん特集と坂田さんとささやさんのだけ持ってますw

そうですか・・つるさんが後日談を読んだ記憶がないとすると、後日談が載ったのは復刊後の「ぱふ」じゃなかったのかなあ・・特集の裏話だけでなく、「ぱふ」が内部分裂して休刊に至ったいきさつも書かれていたので、復刊後の「ぱふ」だったと思うんですが・・まさか「ふゅーじょんぷろだくと」の方じゃないだろうし・・(^^;)

もし、掲載号が分かったら教えてください。

それにしても「ぱふ」の総力特集号は僕に取ってバイブルの様なものだったので、萩尾先生の単行本と一緒に、本棚の一番取り出し易い場所にずっと置いてあったんですが、肝心のその裏話が載っていた雑誌の事を失念していたのは、迂闊でした・・(^^;)

ああ、読みたくてたまらなくなって来た・・どこにやっちゃったかなあ・・ひょっとすると部屋が狭くなって実家に送り返しちゃった書籍類の中に入れちゃったかなあ・・(^^;)?
kubotaさん
>まんがが評論に値するものとして評価されているという事だけでも嬉しかったんです。
なるほど!
わかります、わかります。

今やまんがは、世界に誇れる日本の文化ですけど、
当時は評論の対象になるだけでもすごい評価、って感じでしたよね。
時代は変わったなぁ。

このトピで男性ファンが萩尾作品について熱く語っているのも感動です。
そう言えば、合宿で私が持っていたLaLaの創刊号を後輩の男の子が読んで
「この雑誌、すごいですね!」
と言っていたのが印象的で、今でも覚えてます。
当時は男子が少女マンガを認めてくれるのが、すっこくめずらしいことだという感覚だったので記憶に残っているのだと思います。
> ともちゃん

> 当時は男子が少女マンガを認めてくれるのが、すっこくめずらしいことだという感覚だったので記憶に残っているのだと思います。

なるほど。そうでしょうねえ・・それで思い出したどうでも良い余談なんですが、実は僕の中学時代の同級生の男子は多分全員ある少女まんが読んでました。

その少女まんがは弓月光の「僕の初体験」なんですけどね・・(^^;)

多分、最も男性に読まれた少女まんがなんじゃないかなあ・・(^^;)?
あ、間違えた。正しくは「ボクの初体験」でした(^^;)。

当時、同級生の男子生徒の間でこの単行本が回ってたんですよね(^^;)。このタイトルの本が回って来て、読まなかった男子は多分いなかったと思います(^^;)。

でも、読んでみたら、笑って笑って、最後にほろりとさせられる、凄く良い作品でした。
kubotaさん
弓月光さんのマンガ、おもしろかったですよね〜。
男子にそんなに人気があったとは(笑)

そう言えば、新選組の沖田総司のことを初めて知ったのは、弓月光さんのマンガだったような記憶が…


ところで、今度は「11人いる!」がスタジオライフで公演されるようですね。
去年、「トーマの心臓」の舞台をテレビ放映されたので、思わず観てしまいました。
私的には、想像していたより大丈夫でした(笑)
「11人いる!」がどんな風に舞台化されるのか興味あるな〜。
どこかのトピでスタジオライフについて話されてましたね。
トピずれかもしれませんが、観に行く方っていらっしゃいますか?
どこかのトピってあせあせ(飛び散る汗)
ズバリ「スタジオライフ」のトピがあったのですね冷や汗
すみません。
あ〜、そうですね、「男子が少女マンガを読むのは恥ずかしい」は75〜76年頃には「いまどき少女マンガを読まない男子は遅れてる」に変わってたくらい急激だった気がします。
これはたぶんいわゆる文化人の大人や大学生くらいの人たちの感じで、中学生くらいだとそんな気負いはなく面白そうなら読む、という感じだったかもしれないですね。
私が中学生の頃にいたクラスでは一部の女子がマンガ好きだったくらいで、男女とも音楽に興味の高かった人が多かった。なのでマンガ読んでる男子を見かけなかったです。
それで「大人の」(男性)評論家なんかの文章を読んだりしてたのでそういうイメージでした。

それと「11人いる!」が単行本を省いて文庫になっちゃったんですよね、、理由は大人の男性でも手に取りやすいように、だったと思いますが、画面がいきなりちっちゃくなっちゃったことが不満でwむしろ雑誌大のB5の単行本でも良い〜、とか思ったりw
社会の中枢を担っていたのはやはり男性だったので、せっかくの名作を、そういった文化人と呼ばれる人たちに読ませるための編集側の判断だったのでしょうが、「少女マンガ」なんだから「少女」を中心に考えろ〜画面やたらに小さくすんじゃね〜むかっ(怒り)という気持ちと、そういったバックボーンを作っていかないと、萩尾さんら24年組などにいかに実力があっても男性中心社会の中で埋もれてしまうかもしれないんだなぁ、と、作家や編集の人たちの苦労に思いをはせたりなどしましたうれしい顔赤やピンクやお花がついてても良いものならおーちゃくしないで読めよ文化人なら、世話が焼けるなおっさんて。とか私は世話焼いてないけど思ったうれしい顔
>それと「11人いる!」が単行本を省いて文庫になっちゃったんですよね、、理由は大人の男性でも手に取りやすいように、だったと

76年頃、小学生だったのですが、叔母から借りて読んでいました。たしか、「11月のギムナジウム」の文庫ジャケットの絵は、草の上で寝ているのトーマが女の子になっていて、「ひどいなあ、このイラストの人はよく読んでないんじゃないかなあ」と思っていたのですが、今考えると男の人が読んでも恥ずかしくないように、あえてそうしたのかもしれないですね。
うぅ〜!歳を感じます(笑)
その「男子が少女マンガを読むのは恥ずかしい」の真っ只中で少女マンガを読み始めた世代に属するので…あせあせ(飛び散る汗)

その前にあったとされる、「大人がマンガを読むのは恥ずかしい」は次第に無くなって行った頃でしたがマダ 男の子の読むマンガ、女の子の読むマンガ、大人の読むマンガは敢然と区分されていました。その中で「男子が少女マンガを読むのは恥ずかしい」は雰囲気としてはありました。

でも『COM』を読んでいると男性作家よりも女性作家の描くマンガの方が面白いのです。心に響くのです。表現が斬新だったのです。《まぁ、その『COM』に出会う前に水野英子に嵌まっていたこともあるのですが…》
といった訳で『マーガレット』『セブンティーン』を中心に少女マンガを読み耽っていたのです。でも、書店で『りぼん』や『別マ』あたりは平然と買えましたが70年代中盤でも『JOTOMO』になると流石に躊躇していました(笑)−飛鳥幸子に嵌まるとそんな雑誌まで追いかけていました。


その時点では、既に「恥ずかしい」なんて感覚は無くなっていて少女マンガについて仲間とサテンで熱く語り合っていました。その仲間の一人から71年の秋に勧められて一気読みした『雪の子』から『11月のギムナジウム』までの別コミの諸作に痺れてしまい萩尾望都に嵌まったのです(^^)
男子が少女マンガを読むのが恥ずかしいか、平気か。
1970〜80年がその狭間、って納得です。
地方によっても、学校によっても、クラスによっても、またご当人の性格によっても、時差は色々あったでしょうけど。

Gomiさん
飛鳥幸子さん、超なつかしいです!!!
一時、私も追っかけた記憶があります。
飛鳥さんの書かれる線が、すごく勢いがあって好きでした。
設定もおしゃれで、描かれる男性の肩幅に(笑)シビれた記憶が…
恥かしながら何の雑誌で読んだのか、全然記憶にないです(汗)
飛鳥幸子さん!

1970年辺りだったと思いますが、叔父が『フレデリカの朝』っていう単行本を買ってくれて、それを読んだのをきっかけに大好きになりました。
まだ萩尾さんを知る前だったかな。
雑誌はりぼんコミックとかりぼんとか読んでいた頃でしたから。

この単行本、今時のとは紙質も印刷も違っていて。
画用紙みたいな紙に紫や緑みたいなインクで印刷されてたり、ぼんやりとした3色カラーだったりと。

漫画の原稿が白い紙に黒いインクや墨汁で描かれていると知った時はびっくりでした。

そういえば、昔の雑誌は黒以外のインクでの印刷が多かったですね。

オフセットでクリアなモノクロ印刷が綺麗に見えたのはLaLaが最初だったかもと思います。
つ「飛鳥幸子」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1707329

拙管理コミュで手前味噌ですが、かなり濃いお方が揃っていますわーい(嬉しい顔)
一度、覗いてみてください手(チョキ)

前投稿(レス番忘れたあせあせ(飛び散る汗))は携帯からの入力でリンクミスでしたので削除しました。
Gomiさん
リンク貼っていただいてありがとうございます♪
早速コミュニティに参加させていただきます。

あの肩幅(笑)は、こうもり男爵ことアイザック・アシモフ教授だったんですね。
飛鳥さんのHPもあるんですね。
今iphoneからなので、またパソでゆっくり見に行きます!
> ともちゃんさん

弓月光先生は、やっぱり男性なので男性読者も読みやすいと思います。そう言えば、僕の周りでは弓月先生程ではないけど、立原あゆみ先生の作品を読んでいる男子もいましたね。

どちらも、その後活動の場を青年誌に移す事になりましたね。

それと、大人になってからのネット経由の人脈ですが、竹本泉先生に男性ファンが多い事も知りました。男性には男性少女まんが家を嗅ぎ分ける能力があるのかも(^^;)?
> Love&Hateさん

その辺は、年代の微妙な差や地域差によっても違うんでしょうね。

僕は「硬派銀次郎」好きでしたが、僕の周りでは特に人気があったという印象はありませんし、僕も特に少女まんが的作品だとは思っていませんでした。

少年まんがへのラブコメ導入というと「翔んだカップル」の方が印象が強いですね。ただし、肯定派ばかりではなく、賛否両論あったと記憶しています。むしろ僕の周りでは否定的な男子の方が多かった様な気がします。

ラブコメ少年まんがが、比較的広く抵抗なく受け入れられる様になるのは、「The・かぼちゃワイン」辺りまで、待たないとならなかったという印象です。
Kubotaさん
恥かしながら、立原あゆみさんが男性だったとは知りませんでした!
マジでビックリ!
そうだったのかぁ(汗)
デビュー作から読んでいたはずですけど…
>十三友猫(トミトモ)さん

>この単行本、今時のとは紙質も印刷も違っていて。
画用紙みたいな紙に紫や緑みたいなインクで印刷されてたり、ぼんやりとした3色カラーだったりと

…あ、なつかし…といってもあまり読んでないのですが…字を見ただけで本屋さんの匂いがしそうw
飛鳥幸子さんは読んだことがないんですよねぇ、、初めて読んだ少女マンガの単行本は丘けいこさんだったと思う。。雑誌のカタチの総集編みたいなのは里中さんや細川さんなど読んだことがありましたが、、「聖ロザリンド」は雑誌で読んだのかなぁ、単行本だったかなぁ、思い出に浸ってしまうわ〜

男性の少女マンガ家には独特の面白さがあったように思いますね〜、やはりどこか観点が違ったのでしょうか。弓月さんと和田信二さん、柴田昌弘さん、、巴里夫さんは「少女マンガ家」?立原さんは青年誌で描いてたようなイメージ。。

最近読んだ「少年マンガ」の中で(少年マンガをあまり読まないのでそれしか知らないようなもんですが)『あひるの空』というバスケマンガには、女性の少女マンガ作家視点があると思いました…えーと、「少女」の恋愛視点がちゃんと描かれてる、感じというか。
(たしか)週刊マガジンで連載中で、バスケマンガで主人公は男の子なのですが。その男の子や周りの登場人物のナイーブな内面まで踏み込んで描かれているのですが、女子高校生の恋愛感情をここまで繊細に描けている男性作家の作品ははじめて読んだな〜、と感動しました。。全体的にはバスケマンガなのでそれはほんの一部なのですが…こういう「感じ」は、青年誌ですが「ベルセルク」にも感じました。見かけが少女マンガの王子様的グリフィスのほうが男くさくて、ガッツは性別を越えているような印象、見かけは北斗の拳みたいなのに。

トピずれコミュずれして何を言いいたいかというと、24年組が切り拓いた表現の地平から女性作家たちが生身の女性性など表現してきた近年の作品を踏まえて、男性作家が女性性を描けるまでになってきたのかな〜…っていう。話。結局トピずれコミュずれですが。わあ。

都条例クソいまいましい。
つるさん

>それと「11人いる!」が単行本を省いて文庫になっちゃったんですよね、、理由は大人の男性でも手に取りやすいように、だったと思いますが、画面がいきなりちっちゃくなっちゃったことが不満でwむしろ雑誌大のB5の単行本でも良い〜、とか思ったりw

名古屋の会場に一緒に行った姉(若い頃は漫画家志望だった)が、「文庫本なんぞ読むか!大きい版で出さんかい!」と言い放っていたのを思い出しました(笑)
83と90のつづき…

この20数作品の再録に既に『ポー』や別コミの諸短編で萩尾望都の虜になっていたマニア達は狂喜しましたが、やはり人の子(笑)…再録されなかった『かたっぽのふるぐつ』と『ケーキケーキケーキ』を捜しまわるようになったのです。

その当時は、出版社の紐付きでないファンの手によるマンガイベントの勃興期でもありました。そんなイベントに参加する人たちは高校・大学生が中心で女性比率が高くマニア度も高い為、萩尾望都には関心の強い人たちが集まっていました。イベントの内容は様々でしたが、その中でマンガ古書の即売や稀覯本のオークションを行なっていたイベントもありました。

そんな状況の中で、74年に行なわれた第3回日本漫画大会(四谷公会堂)の稀覯本オークションに『ケーキケーキケーキ』が出品され、あれよあれよと言う間に高騰し数万円(当時の大卒初任給程度)の落札価格となったのです。これにはイベントスタッフ(僕も入っていました)からも疑問視の声もあがりましたし参加者からの批判も聞こえてきました。

翌年になり、この漫画大会は参加者拒否や警備問題から大きな批判を受け大騒動となるのですが、批判の底流に僅か数年前の雑誌付録が高額で遣り取りされたことがあったことも否めません。裏話としてこの翌年の第4回日本漫画大会には複数の『ケーキケーキケーキ』がオークションに出品されたらしいのですが、値崩れを起こしていたらしいのです(笑) 

「らしい」と書いたのは当日、僕も会場に居ましたが批判グループに加わっていた為にオークションを見てなかったのですあせあせ(飛び散る汗)
この批判グループが中心となって、その年の暮に日本消防会館で別イベントを開いたのが、今に続くコミケの第1回なのです。

詳しくは、霜月たかなか著「コミックマーケット創世記」を…
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022732504/

これは彼(霜月たかなか氏)の視点で僕の視点とは若干異なりますが当時の萩尾望都ファンの姿としても、非常にこのトピ的に面白いのでお勧めです。

> ともちゃん

そうですね。立原あゆみ先生は他の男性少女まんが家と比べるとタッチが繊細で男性っぽくないですからね。僕も最初に知った時は驚きました。

でも、分かってみると、男性キャラの言動や物語の展開等に男性読者の共感を誘う様な所があり、なるほどと思ったものです。
初めまして。「ぱふ」の話題が出ていたので、少しだけ横入りさせてください。

私が萩尾先生の漫画を意識的に読み始めたのは、まさに「ぱふ」のキャラクター人気投票号のおかげかも知れません。
漫画専門誌というふれこみにつられ、本屋のカウンターで手に取ったそれは、小学生だった自分には判らない部分のほうが多かったのですが、その当時は「はみだしっ子」に夢中で、記事が出てるなら何でも欲しかったんですよね。

肝心の順位は確かオスカー1位、エドガー2位・・・フロルにタダ、阿修羅王やのえる、かなりの萩尾キャラがランクインしてて、そんなにみんなが投票してるってことは相当面白いんだろうなあ、と。
実際、面白いなんてレベルじゃなかった!人生変わりました。

萩尾キャラ以外ではエーベルバッハ少佐や須和野チビ猫、「はみだしっ子」からはアンジーが最上位、も少し下のほうには「マカロニほうれん荘」のトシちゃんとかいたけど、総じて少女マンガ優勢だったようです。

橋本治、栗本薫両氏を知ったのもこの雑誌。
あと、漫画評論だけでなく「ビアンコネーロ/白と黒」という映画評論も掲載されていたように思うのですが、現物が手元にないので定かではありません。
ああ、もういっぺん読み返してみたいなあ!

とりとめもない話ですみません。どうも失礼しました★
一条ゆかりの雨の匂いのする街だとか、赤い血のアイエルだとか(作者だれだったかな)。あと月刊ファニーのバロック・コンチェルト(山岸涼子?)と大島さんの野イバラ荘園ですね。ファニーには、だれだったか忘れてしまったのですが、物凄い画力のある作家さんがいたよな。大矢ちきじゃなくて。講談社系の。大矢ちきはおじゃまさんリュリュとか雪割草もよかったですね。
〉ゆーり†さん
》ファニーには、だれだったか忘れてしまったのですが、物凄い画力のある作家さんがいたよな。

誰でしょう?
『人間コレクター』・『エルム屋敷』のあいかわ桂先生かな?
それとも『タンポポの詩』・『ぼくのポピーは風の中』のふじむらまちこ先生かな?

飛鳥幸子先生の他だと、ファニーではこの二人がお気に入りでした手(チョキ)
> Gomiさん
思い出しました。
仲村計さんです。
〉78:桃姫さん
いささかカメレスですが…
》土田よし子先生のつる姫じゃあ〜 おもしろかったですね

73年の秋頃、マンガを中心にSFや映画や政治などなど雑多な話題を毎日繰り広げていた友人との会話で、こんなアイデアが出ました。

「土田よし子のマンガをネームそのままで絵を汐見朝子か田淵由美子にしたら…」

翌日、その友人下宿を訪問した僕に彼が曰く…
「コンテでやめたぁ!ペン入れられないぞ、このハナシ。なんの救いもない悲惨そのものなんだぁ!」
とコンテ紙を僕に放りつけました(笑)




その彼(ペンネーム:亜庭じゅん)は先日亡くなりました。訃報サイトなどを見て廻っていてフト、そのエピソードを想いだしたので一言…
このコミュの範疇にスターレッドははいるのかな?でもかなり初期のSF作品なので私は良いと思うのでかきこみます。
主人公星ペンタは白い髪。スタールビーの瞳を持つ火星人
髪を染めカラーコンタクトいれ、地球人として暮らしているレッド星はアルビノだ最も火星人はみんなアルビノになるという設定だがひとりで何千年も生きてきたエルグの孤独がすきだっだ。
アルビノは地球人にもいるが白い肌白い髪をもっていても星とは違い瞳の色は薄いピンクか色素の薄い色だそうだアルビノについて興味を持ってくれたひとは「遺伝子はなんでも知っている?」をのぞいてみるのも良いかもしれません。ここでほかのコミュの事をかくのは非常識だと思われたら削除してください
は、はじめまして…と言ったほうが良いほど自分の立てたトピを放置しまくってましたが最近オモシロイことを発見したのでこちらに。。

「はみだしっこ」を何十年ぶりかで読んでたのですが、「カッコーの鳴く森」で「残酷な神が支配する」と同じセリフを発見したのでどっかで言いたいと思いうろうろしてまして。

マーシア(クークー)の保護者の神父にアンジーが『どうせあんたはマーシアのためにその娘がおちこんでる所までおちてってやる気もないくせに』というセリフががが。
ドキッとしてしまった。これはジェルミが言ったセリフと同じですよね…
深く心を傷つけられ病んでしまった魂に添おうとするなら同じところまで行かなければならないのだと思います。

残神は「70年代ころ」じゃないんですがはみだしっこはその頃ですよね。。
はじめまして。最近このコミュに入りました。
私は小学生の頃はなかよしとりぼんを買っていましたが、中学生の時友達から借りたはみだしっこがあまりにはまりすぎてそこから花とゆめに転向しました。あとはLALA。
そうなると自然と萩尾望都さんにもはまっていきました。
で、萩尾望都さんは大好きなのですが、残酷な神が支配するはまだ読んだことがなくて、買ってみようかと思っているところでした。はみだしっこ、今は漫画持ってなくて読み返せないのですが、登場人物のセリフが同じなんてとても興味深いです。
面白い情報をありがとうございます(*^_^*)
>>[131]
反応ありがとうございます。私も小学生の頃はりぼん・なかよし・別マを読んでましたw当時はあと少女フレンドくらいしかなかったような…
三原さんは別マに描いてらしたので知ってはいましたが花ゆめは時々借りるくらいだったので、友達から「はみだしっこ面白い」と聞いて立ち読みしたのが『階段の向こうには』で、それで単行本は買うことにしたのでした。当時買った初版の単行本を今回読み返してます。うしろのほうの他漫画の宣伝が愉しい…三原さんの絵と倉多江美さんの絵が並んでて白黒比率がww
LaLaは花ゆめより少し後の創刊ですよね。そちらは創刊号から買いました。とてもきれいな雑誌でしたよね。

「残酷な神が支配する」もつらい内容ですけども、読後になにかあたたかいうつくしい光のようなものを感じさせてくれるものでした。つらい苦しいことばかりが描かれているのになぜだろう…
>>[132]
反応ありがとうございます。米澤さんの記念図書館、、三原さん展にいらっしゃったのでしょうか。私が今回数十年ぶりに再読しているのは三原さん展が遠因です。遠いので行っていないのですが。
書き込んだ後思ったのですが、サーニンはロシアの血筋ですよね。そしてグレッグに追い詰められたリリヤもロシア人で、これはどういうつながりなんだろう、というか…ロシアになにかしらそうした印象があるのでしょうかね…
それと、「カッコー〜」のあとの「もうなにも…」の中でグレアムがアンジーのこのセリフを回想するところがあるのですが。グレアムの中では、アンジーがああして牧師に(神父じゃなくて牧師でした)食い下がったのは、自分は人を殺したマックスのためにどこまでもおちてってやるつもりだ、ということか、と考えられています。『殺人者』というキーワードまで重なってるな、とますます興味深い。
マックスは自分が殺人したことを知らなくて代わりにその重さをグレアムとアンジーが抱えているので殺人の自覚のあるジェルミや外側のイアンとはまた違いますが。
三原さんにしても萩尾さんにしても、殺人という物理的な生体の抹殺と虐待という精神的な…魂の殺害、、といったものを並列に考えている、というか。うまく言えませんけど。人を殺す、というのは自分の魂を殺すこととも同義かも、と思ったり。   ぐちゃぐちゃ。すみません。

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