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訃報 (ふほう)コミュの原節子(元女優)

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<訃報>元女優・原節子さん死去95歳 出演101本
 
2015年11月25日 23:05 毎日新聞
 
 小津安二郎監督の「麦秋」「東京物語」、成瀬巳喜男監督の「めし」など名作映画に数多く出演し、神秘的な美しさと気高さで日本を代表する女優として活躍した元女優の原節子(はら・せつこ、本名・会田昌江=あいだ・まさえ)さんが、9月5日肺炎のため死去していたことが25日分かった。95歳。葬儀は近親者で営んだ。
 
 横浜市保土ケ谷区生まれ。小学生時代はやせて目が大きく、「デメキン」「5センチ眼」などのアダ名で呼ばれた。義兄の熊谷久虎監督に女優になることを勧められ、1935年日活に入社。田口哲監督「ためらふ勿れ若人よ」でデビューした。原節子の芸名は、この映画の役名から、根岸寛一・日活多摩川撮影所長が名付けた。
 
 阿部豊監督「緑の地平線」「白衣の佳人」、山中貞雄監督の「河内山宗俊」で娘役として順調に育ち、37年に東宝専属となり、伊丹万作監督「巨人伝」、山本薩夫監督「田園交響楽」などの翻案もので、西洋的な美貌を生かした。しかし、戦時色が強くなり、「ハワイ・マレー沖海戦」のような作品に出ることが多くなった。
 
 戦後、黒沢明監督の「わが青春に悔なし」に主演。たくましく生きるヒロインを演じて演技派を印象づけた。47年フリーになり、松竹の吉村公三郎監督「安城家の舞踏会」「誘惑」に主演、一段と成長した。
 
 49年に木下恵介監督「お嬢さん乾杯!」、今井正監督「青い山脈」、小津監督「晩春」に主演したことで、熱狂的な人気を集めるのと同時に、お嬢さん女優的な一面を払拭(ふっしょく)、円熟期を迎えた。この3作品で毎日映画コンクール女優演技賞を受賞した。
 
 51年には黒沢監督の「白痴」、小津監督の「麦秋」、成瀬監督の「めし」に主演。「麦秋」と「めし」は、毎日映画コンクール日本映画賞を分け合ったほどの名作。原さんも2度目の同コンクール女優演技賞を受賞した。
 
 53年には小津監督の「東京物語」に出演。老父母の面倒をみるけなげな次男の嫁の役で観客を魅了した。翌年には成瀬監督「山の音」で、寂しさに耐える人妻を演じた。

 54年東宝映画「福沢諭吉」のセット入り直前に白内障と診断されたが、55年、倉田文人監督「ノンちゃん雲に乗る」で、初の母親役を演じてカムバック。その後、小津監督の「東京暮色」「秋日和」「小早川家の秋」、成瀬監督の「娘・妻・母」、稲垣浩監督の「日本誕生」「ふんどし医者」などで、つつましいが、シンのしっかりした人妻といった役を好演した。
 
 101本目の「忠臣蔵」(62年)の大石りく役を最後に、42歳でスクリーンから姿を消した。以後、鎌倉の自宅に引きこもり、人前にもめったに出なかった。
 
 
亡くなられていらっしゃったのですね。
 
謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

コメント(2)

小津監督の出演作は特に好きです。心よりご冥福をお祈りします。

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