チューニング・スライドに無理な力を掛けないで下さい(特に FLUMPET 及び C trumpet)。本体のパイプとチューニング・スライドは特に気密性を重視して仕上げてあり、微妙な調整を念入りに行っています。また、スライドを動かす場合には絶対に引っ張らないで下さい。急に抜けてスライドのみならずベルを損傷する場合があります。
音楽をやっているのです。自分自身を(音響的に)良い部屋に置き、リリカルなフレーズをはっきりとそしてリラックスして吹いて下さい。よりよいサウンドを得る為に、よく聞き部屋の隅々まで意識を行き渡らせて下さい。詳しくは、マウスピース・カタログの " Acclimating to Your Monette Mouthpiece" の部分を読んで下さい。(注、カタログが無くても、Monette のサイト上に説明があります。)
Monette の C trumpet は、Monette 以外の楽器に比べて、第一及び第三スライド(抜差管)が短く設計されています。従って、他の楽器よりも多くこれらスライド(抜差管)を伸ばす必要があります。五線上の High A (上第二間)は、最良のイントネーションを得る為に、三番ピストンを使って下さい。チューニングの A は、1/8 インチ〜1/4 インチ程度スライドを抜いて調整して下さい。もしも C や Bb の音叉が必要な場合はお店に聞いて下さい。音源によって生成された音に対してチューニングするのが最良です。
我々の知見では最高の結果を得る為には、第三ピストンのボトム・キャップを最も緩んだ状態にし、第一をやや締め、第二を最もきつく締めることです。毎日、必ずこれらボトム・キャップを緩めてから再度締めるという動作を行って下さい。長期にわたって同じポジションのままにしておくとその位置で固着してしまい、トランペットの反応が鈍くなってしまいます。O - ring は、途中で伸びてしまったり、切れてしまわない限り、3 ヶ月に一回のペースで取り替えて下さい。O - ring の手持ちが無くなったら Monette に連絡して下さい。
スライド部分にスライド・グリースを定期的に塗って下さい。どこのメーカーのどの製品を使っていても常時、新鮮かつ清潔なグリースが塗られているようにして下さい。無水ラノリンが殆どのスライド部分への塗布に適しています。もしも C trumpet のメイン・チューニング・スライド用により粘性の高いグリースが必要な場合は、Monette に連絡して下さい。