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MONETTE(モネット)愛好会コミュのMonette Trumpet Maintenance

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MF Prana を引き取って来た際に、モネット・トランペットの手入れ法と書かれた 3 枚の書面を戴きました。折角ですから、訳文を載せる事にします。英語表記のままでは、日本語表現としておかしい部分は一部意訳してあります。

モネット・トランペットの扱い:

楽器を持ち上げる際は、必ずピストン・ケーシングを持つようにして下さい。モネットの楽器は大変柔らかい材料を使っていますからベルやリード・パイプ部分を掴んで持ち上げたりすると曲がってしまうことがあります。

チューニング・スライドに無理な力を掛けないで下さい(特に FLUMPET 及び C trumpet)。本体のパイプとチューニング・スライドは特に気密性を重視して仕上げてあり、微妙な調整を念入りに行っています。また、スライドを動かす場合には絶対に引っ張らないで下さい。急に抜けてスライドのみならずベルを損傷する場合があります。

マウスピースをレシーバーに装着する際には、マウスピースを捻って確実に装着して下さい。しっかりと装着されたマウスピースにより楽器本来の能力が発揮されまた反応が格段に良くなります。尚、マウスピースを捻る事によりマウスピースのシャンクや楽器本体のレシーバーに傷が付く事を懸念されるのであれば、レシーバーの内側をマウスピース・ブラシで時々清掃するようにして下さい。

念の為に申し添えますが、C trumpet 用のマウスピースは、C trumpet に、Bb trumpet 用のマウスピースは、Bb trumpet に装着して下さい。

マウスピースには 24k メッキを施してあります。金メッキを施した理由、それは金には水分を保持する特徴があり、銀メッキと違って口唇の水分を奪わないからです。金メッキはとてもデリケートなので、マウスピースの表面はとても柔らかく、テーブルの固い天板や他のマウスピースとぶつかる事によって簡単に傷やへこみを作ってしまいます。従って、楽器本体からはずしたマウスピースはマウスピース・ポーチやケースに入れて保管して下さい。

金メッキの楽器を表面が固い材質の物の上に置かないで下さい。金メッキが簡単に傷ついてしまいます。

(つづく)

コメント(9)

モネット・トランペットに早く慣れるには:

可能な限り、リラックスして下さい。ラッパに仕事をさせて下さい。過度の緊張を避け、音符のセンターを目掛けて吹いて下さい(注、ピッチセンターの事)。モネット・トランペットが表現してくれます。アーティキュレーションを付け過ぎない事です。

音楽をやっているのです。自分自身を(音響的に)良い部屋に置き、リリカルなフレーズをはっきりとそしてリラックスして吹いて下さい。よりよいサウンドを得る為に、よく聞き部屋の隅々まで意識を行き渡らせて下さい。詳しくは、マウスピース・カタログの " Acclimating to Your Monette Mouthpiece" の部分を読んで下さい。(注、カタログが無くても、Monette のサイト上に説明があります。)

http://www.monette.net/newsite/mouthpieces_acclimation01.htm

Monette の C trumpet は、Monette 以外の楽器に比べて、第一及び第三スライド(抜差管)が短く設計されています。従って、他の楽器よりも多くこれらスライド(抜差管)を伸ばす必要があります。五線上の High A (上第二間)は、最良のイントネーションを得る為に、三番ピストンを使って下さい。チューニングの A は、1/8 インチ〜1/4 インチ程度スライドを抜いて調整して下さい。もしも C や Bb の音叉が必要な場合はお店に聞いて下さい。音源によって生成された音に対してチューニングするのが最良です。

ボトム・キャップの O-ring は、何故必要か:

ボトム・キャップは、精密な調整に欠かすことができません。ボトム・キャップを全て緩めた状態でのリップ・スラーをやってみて下さい。音が変わる際の明確な変化があるかどうかを。おそらく、明瞭ではない反応だと思います。さらに音質はぼんやりとした焦点の定まらないものでしょう。次にボトム・キャップをきちんと締めて同じリップ・スラーを吹いて下さい。音の変わり目がより明確になり焦点の定まった音になります。

我々の知見では最高の結果を得る為には、第三ピストンのボトム・キャップを最も緩んだ状態にし、第一をやや締め、第二を最もきつく締めることです。毎日、必ずこれらボトム・キャップを緩めてから再度締めるという動作を行って下さい。長期にわたって同じポジションのままにしておくとその位置で固着してしまい、トランペットの反応が鈍くなってしまいます。O - ring は、途中で伸びてしまったり、切れてしまわない限り、3 ヶ月に一回のペースで取り替えて下さい。O - ring の手持ちが無くなったら Monette に連絡して下さい。

(つづく)
モネット・トランペットのメンテナンス:

スライド部分にスライド・グリースを定期的に塗って下さい。どこのメーカーのどの製品を使っていても常時、新鮮かつ清潔なグリースが塗られているようにして下さい。無水ラノリンが殆どのスライド部分への塗布に適しています。もしも C trumpet のメイン・チューニング・スライド用により粘性の高いグリースが必要な場合は、Monette に連絡して下さい。

ピストンへの注油は頻繁に行って下さい。新品の楽器の場合、最初の数週間の間、ピストンの擦り合わせが必要です。ホーミング加工されたピストンに起因する腐食を防ぐ為に、楽器を吹く前と後に注油を行って下さい。最初の一週間経過後、加工時の金属クズ等を取り除く為に、楽器を洗浄して下さい。

RAW BRASS の楽器は、一年に一回以上金属磨きで磨かないで下さい。楽器の曇り(注、酸化皮膜)は、実際楽器の素材を更なる腐食から守っているのです。これは、磨いた楽器があっと言う間に腐食されてしまう事から判ります。どうしても楽器を磨く必要が生じた場合は、Happich 社(注、ドイツのメーカー)の SIMICHROME Polish (注、オートバイの金属部分等を磨くチューブ入りの薬剤、日本でも入手可能。)或は、FLITZ Polish(注、こちらも同様、日本でも入手可、フリッツ・メタル・ポリッシュで検索可能。)を使って下さい。これらはいずれも研磨剤を含んでいません。決して Brasso (商品名)等の研磨剤を含む薬剤を用いないで下さい。

銀メッキの楽器は、RAW BRASS の楽器同様、磨き過ぎないで下さい。3M 社(注、日本では住友 3 M 社)の Tarni-Shield (商品名)等を用い、研磨剤を含む薬剤を用いないで下さい。

金メッキの楽器の場合は、曇りが出る事はありませんから、磨く必要はありません。柔らかな布で、楽器表面の手垢や脂を拭き取って下さい。楽器を清掃する場合には、柔らかい布の上に置いて、傷が付かないようにして下さい。

ピストンの擦り合わせ期間中にピストンの動きが悪くなった場合は、ピストンを楽器本体から抜き、ピストン・オイルを用いて溜まったゴミ(注、擦り合わせで生じる金属の微粒)を洗い流して下さい。ボトム・キャップを外し、ピストン・ケーシング内部も同様に清掃して下さい。

第三スライド(抜差管)を紐で繋ぎ止めて下さい。そうする事によって、第三スライド(抜差管)が抜けて床に落ちたり、ベルに損傷を与える事を防ぐ事ができます。実際、 Monette 持ち込まれる修理品の 70 - 80% は、第三スライド(抜差管)に係わるものです。
(つづく)
モネット・トランペットの清掃:

毎月、洗浄剤と水で行って下さい。

1. レモンの成分を含む台所洗剤を用いて下さい(注、これが通称ママレモンを指すかどうかは不明)。レモンのクエン酸によって真鍮が石鹸と反応した際の色落ちを防止する事ができます。保湿成分を含む洗浄剤を用いないで下さい。それらは残留物が楽器に付着します。見分ける簡単な方法は、色は関係ありませんが、透明石鹸(注、光にかざすと光を通す石鹸)を用い、不透明な石鹸を用いない事です。

2. 暖かい石鹸水の中に楽器を浸し、取れ難い汚れを浮かせる事です。

3. フレキシブル・ブラシ(注、楽器店で売っている煙突掃除ブラシ型の清掃具)を楽器全体に通し、楽器内部を一晩かけて自然乾燥させて下さい。完全に乾燥させていない楽器を組み立てた場合、スライド・グリースやピストン・オイルは楽器の管体に付着せず、残っている水分の上に浮いた状態になってしまいます。洗浄後、最初にオイルを差す際に重要な点は、オイルが管体の金属に付着することです。これが上手くいくと、洗浄と次の洗浄の間、完全に乾燥させる事なくオイルを差す事が出来るのです。

4. ピストンを差し込む前にピストン本体に 10 滴、ピストン・ケーシングに 10 滴、それぞれオイルを差します。

5. ピストンのステムにフェルトを差す際、フェルトの直径が大きい方を下にして差して下さい。これは、フェルトの上側と下側で違った種類のフェルトを用いているからです。
6. ボトム・キャップとトップ・キャップは、それぞれのピストン・ケーシングに合わせて制作されています。それぞれのキャップに刻印されたナンバーをピストン・ケーシングのナンバーに合わせて取り付けて下さい。ネジ山を潰してしまわないようにするには、まずそれぞれのキャップを反時計方向に回し、ネジ山に合わせ、その後時計回りに回転させて締めるのです。もしも、抵抗を感じたらキャップを外し、ネジ山にゴミが付着していないか調べて下さい。もしもネジ山を潰してしまったと思ったら直ぐに Monette までお電話を。

トランペット・ケースについて:

ギグバッグ(ソフトケース)やキチンと設計されていないハードケースを用いない事です。モネット・トランペットは世界で最もデリケートなトランペットです。へこみや楽器へのストレスは、楽器本来の機能を損ないます。前述の通り、シンプルなルールは、トランペットは、あなたが手に持っているか、ケースの中に、、、です。

モネットのトランペット・ケースはデリケートな 900 シリーズや AJNA 及び RAJA を保護する為に設計、デザインされています。これらケースに関してより詳しい情報が必要な場合は、Monette までご連絡下さい。

上記の留意点を守る事によって、末永くモネットのトランペットをご愛用下さる様、お願い申し上げます。御質問等ございましたら連絡をお待ちしております。電話 (XXX) XXX-XXXX, ファックス (XXX) XXX-XXXX まで。

以上
なんてこったい!!

野本さまのおかげで助かりました・・・。

案の定、ボトムキャップを違うところに入れてました泣き顔なんかちょっとひっかかるな〜〜とは思っていたんです。まさか、場所が決まっているなんて・・しかも刻印がものすごく分かりにくい・・・。

でも、このトピックって本当に貴重ですねwww

保存版にしなくては!!
あ、それと心配していたO−ringの件ですが、monetteから送っていただけることになりましたです。

なぜだか、直接メールが送れないので、サイトのフォームから無理やり書き込みましたwwそしたら、返事が来てとんとん拍子で話がすすみましたですね〜〜〜。一安心でごじゃるww
そっそくmonetteお勧めのSIMICHROME Polishを購入いたしましたですよ〜〜〜。

届いたらピッカピカにしちゃいますwww

年に一度の楽しみですね、でも次磨くときまでSIMICHROME Polishは劣化せずに残っているのでしょうか・・・・。う〜〜〜〜む。
まず、誤字がありますね、、、制作 → 製作 です、、、(___) (上記コメント 3 の 6. の項目です)。

ボトム・キャップは、あの点での表示が不評なのか、Prana の 楽器では数字に変更されてます。(特に老眼では判別不能みたいッス、、。)

O - ring, 入手出来て良かったですね、、、アタシも注文しなくちゃ。

年に一度磨く、、、の件ですが、買った楽器を磨く気持ちはよく判ります。つまり自分の手元で年月を重ねさせたい、、、みたいな、、。となれば、一回だけ磨いて、、、以降は磨かない事です。つまり一回磨き/楽器であります。

科学的根拠は皆無ですが、一回の方が良いと思います。

アタシが一昨年買った中古の 2001LTJ は、一回だけ磨きましたが、ケースに保管しているせいか、なかなか酸化皮膜ができませんです。
ところで、質問ですが、ローブラスのベルに抜いた唾がしょっちゅうかかって錆びになってるとこ,皆さんどうしてますか?あるいは、そんなサビは発生させてないですか?
Kenny★松さん、

そーなんですよね、あの飛沫跡、、、ベルの下部と一部第三抜差管にまで、、美しくないですよね。

アタシは、ただただ、そのままにしてます、、、うぅ。

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