陶芸(器）大好きコミュの現代の茶碗　－見る楽しみ・触れる楽しみ－

２００８年１月８日（火）～２月３日（日）
桑山美術館
http://www.kuwayama-museum.jp/exhibition.htm

どのような茶会でも参加した客が必ず手を触れ、唇に触れる道具は茶碗であり、もっとも身近に感じる茶道具といえるのではないでしょうか。時代により茶碗の好みも変化し、また窯や釉薬の改良といった焼成技術の発達により、陶器から磁器へ、そして染付、色絵などを施すことで、現代では侘びたものから華麗なものまで多岐にわたって作られ、用いられるようになりました。　

　新春展では永楽即全、5代宮川香斎をはじめ、荒川豊蔵、石黒宗麿など現代の陶芸家による当館所蔵の茶碗を展示いたします。染付、色絵、金襴手など華麗なものから、絵唐津、黒織部など雅味あふれる鉄絵に加え鼠志野に代表される象嵌による＜文様による装飾＞、また刷毛目や釉薬のなだれ、窯変など＜釉薬による表情＞、さらに肌のざらつきやなめらかさ、また手に取った時の温もりなど、実際に触れられなくても鑑賞される方が質感を想像できるような＜感覚に訴える器肌＞の三部のテーマを設けました。
　まずは視覚を通じて見ることを楽しみ、見たことから感じる触覚、さらにその茶碗でお茶を飲んだ時の味覚までをも想像しながらご覧いただきたいと思います。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 12月31日 20:42

こういった美術館を作る人物にも興味があります。

桑山清一（くわやませいいち）
生没年明治35年(1902)～平成元年(1989)、不動産業
略歴　愛知県知多郡八幡町に生まれる。若くして銀貸袋の製造を志し、綿布商人として独立、25歳のとき、名古屋市旭町に桑山商店(現在の桑山商会)を創業。昭和36年には繊維工場を撤収し、事業を不動産に転換。利益を地域文化向上のための事業に還元した。

とのこと。土地で成功した人。横浜の原富太郎（三溪）に似てますね。

[2] mixiユーザー 01月07日 12:23

こんにちは、コメントありがとうございます。
確かに、こういった美術館を作るには、事業なりで成功を収めないとなかなか出来ないですよね。
それだけに魅力的な人物が多いですね。

また、コメントして下さいね。<m(__)m>

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