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今日のニュースコミュの2005年4月26日(火)-東京-晴-曇

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★列車脱線、死者ついに73人に

 兵庫県尼崎市のJR福知山線で25日、宝塚発同志社前行き快速電車が脱線、線路脇のマンションに激突した事故で、26日午前8時55分現在、死者は計73人になった。尼崎市消防局によると、今回の事故で亡くなったのは男性41人、女性32人。


<尼崎脱線事故>亡くなった方々

 兵庫県尼崎市で25日起きたJR福知山線の脱線事故で兵庫県警が発表した死亡者は、次の皆さん(敬称略)。
 田窪稔(45)=三田市けやき台3▽喜屋武俊(56)=宝塚市中山五月台5▽佐々木麻有(25)=三田市あかしあ台1▽田中豊子(30)=西宮市名塩さくら台4▽石井勝(37)=神戸市北区道場町日下部▽石井利信(55)=西宮市北六甲台2▽早川徹(31)=川西市花屋敷1▽奥村容子(21)=三田市友が丘1▽西野節香(63)=西宮市北六甲台1▽片瀬朗(19)=川西市錦松台16▽奥村国博(34)=伊丹市藤ノ木37▽田中美晴(67)=同市春日丘6▽篠原拓也(18)=伊丹市大鹿4▽九鬼哲次(37)=川西市南花屋敷2▽蓬莱幸子(73)=西宮市北六甲台4▽稲毛勝(51)=宝塚市中山台1▽池田正雄(58)=大阪市淀川区加島3▽中井正武(64)=川西市水明台3▽山田博子(54)=同市大和東1▽和田明夫(58)=宝塚市中筋8▽下浦善弘(20)=神戸市北区道場町平田▽福田和樹(18)=宝塚市下佐曽利清水ケ元▽杉山恭枝(34)=川西市出在家町▽新城靖枝(41)=大阪府豊能町新光風台1▽田中大造(58)=篠山市口阪本▽尾形和賀子(41)=宝塚市すみれガ丘2▽福田佳奈(19)=三田市上青野▽上田昌樹(18)=神戸市北区有野町唐櫃▽市来三佳(24)=川西市萩原台西3▽光永美紀子(25)=神戸市北区西山2▽林田勇作(23)=大阪府豊能町新光風台3▽芦原直樹(33)=同府堺市柏木町4▽山本淑子(51)=西宮市北六甲台5▽小幡幸子(53)=西宮市青葉台1▽藤井誠(45)=西宮市北六甲台5▽浜端諒介(19)=西宮市名塩山荘▽斉藤満(37)=伊丹市大野1▽阪本ちづ子(55)=宝塚市平井2▽福西千明(61)=西宮市山口町上山口3▽岡崎美代子(52)=西宮市名塩茶園町



【衝撃の1日JR列車脱線事故ドキュメント(25日)】


25日
9:03 
JR宝塚駅を同志社前行き上り快速列車が出発。

9:14
兵庫県伊丹市のJR伊丹駅で同列車が約8メートル行き過ぎて停車。引き返して同駅を1分半遅れで出発。

9:20ごろ
同県尼崎市久々知3丁目で脱線、マンションに激突。

9:30
JR西日本本社が垣内剛社長を本部長とする対策本部を設置。事故現場ではJR西日本大阪支社長を本部長に現地対策本部を設置。 尼崎市消防局から兵庫医科大病院(西宮市)に「30人以上の負傷者を伴う脱線事故。受け入れ態勢を」と電話が入る。

9:45
国土交通省が事故対策本部(本部長・北側一雄国交相)を立ち上げる。航空・鉄道事故調査委員会から委員長と部会長、調査官3人を現地に派遣。政府は官邸連絡室を設置。

10:00
同志社大学が学生らの安否確認などのため緊急対策本部を設置。17時現在で学生の重軽傷者21人を確認。

10:20
けがをした26人を乗せたバスが、兵庫県立塚口病院に到着。看護師らがけが人の首にひも付きの名刺大のナンバープレートを掛けながらあわただしく院内に搬送した。兵庫県が事故対策支援本部(本部長・知事)を設置。

10:35
事故車両の2両目で救助活動をしていた救急隊員から「担架をお願いします」の声。男性1人が車内から助け出され、群衆から拍手が起こる。

10:40
兵庫県が消防庁に緊急消防援助隊の応援要請。

10:45
国交省の事故対策本部が第1回会議を開く。本部長の北側国交相は「被害者の救援に全力を」と指示。

10:48
再び兵庫県立塚口病院にけが人約20人を乗せたバスが到着。消防隊員が「あと20人ぐらい、いけますか」と叫ぶ。携帯電話を手にした看護師は「まだ大丈夫」。

11:00ごろ
関西労災病院にワゴン車や普通乗用車などで次々とけが人が搬送される。若い女性は「動かさないで、痛い痛い」と悲鳴。救急隊員は「病院だから我慢してください。頑張って」と励ます。

11:04
兵庫県の井戸敏三知事が陸上自衛隊に災害派遣を要請。

11:10
細田官房長官が官邸で記者会見。「情報態勢を強化し、初動対処を行っている」

11:15
大阪市北区のJR西日本本社で垣内社長と村上恒美・安全推進部長が記者会見。

11:20
兵庫県から派遣要請を受け、陸上自衛隊中部方面隊第3師団(司令部・伊丹市)が部隊の派遣を開始。

11:43
大阪府警の広域緊急援助隊が事故現場に到着。

11:49
小泉首相が官邸で記者団に「だいぶ死傷者が出ているようだ」。

12:00
遺体安置所を尼崎市記念公園総合体育館に設置したと尼崎東署が発表。官邸連絡室を官邸対策室に切り替え。北側国交相が羽田空港から現地へ出発。

12:10
国土交通省からJR西日本にJR宝塚線尼崎−伊丹間の保全命令。同社に事故現場の現状維持を指示。

12:35
尼崎中央病院が満杯となり、けが人の女性が別の病院へ搬送される。つきそう男性が手をにぎりしめて声をかける。

13:00
事故現場を視察した兵庫県の井戸知事が現場で会見。「大きな事故だ」 JR西日本本社で2回目の会見。村上安全推進部長と三浦英夫運輸部長が出席。時速133キロ以上の走行で脱線する可能性があることを明らかにする。陸自第3後方支援連隊、第36普通科連隊(いずれも兵庫県伊丹市)の隊員計30人余りが事故現場に到着。

13:15
JR西日本の近藤隆士執行役員が遺族対応のため安置所に来る。

14:00 
死者35人を遺体安置所に搬送したのを尼崎東署が確認。 北側国交相が事故現場を視察。記者団に、車との接触が原因との説を否定。

14:50過ぎ
関西労災病院で奥謙院長らが会見。午後2時までに62人搬送され女性2人が死亡したと発表。「『今後電車に乗るのが怖い』とストレス障害を訴える患者がいる」

14:55
JR西日本の垣内社長が、兵庫県立塚口病院を訪問。病室を順に回り、謝罪。ある負傷者の家族は「二度とこのような事故を起こさないで」。

15:00
JR西日本本社で3回目の会見。村上安全推進部長と三浦運輸部長が出席。置き石による事故の可能性を示唆。兵庫医科大病院の山村武平病院長らが会見。「病院への搬送者は110人を超える。一度にこれほど受け入れるのは初めて」

15:50
兵庫県三田市の男性会社員が京都の大学に通う大学4年生の娘(21)の安否を心配して尼崎中央病院に来院。ホワイトボードにはられた負傷者リストに見入るが発見できず。「何十回も携帯を鳴らすのに娘が出ない」と涙を浮かべる。死者50人を尼崎東署が確認。

16:00
兵庫県警対策本部の総数が大阪府警の応援を含め1310人態勢になる。

16:06
細田長官が官邸で記者会見。「非常に死者が増えている。被害者の迅速な救出に全力を挙げている」

17:10
「1両目で生存者4、5人を確認」と尼崎東署が発表。

17:30
投光車数台が運び込まれ、列車が衝突したマンション1階を照らし始める。

17:40
垣内JR西日本社長が遺体安置所に姿を見せ、報道陣に囲まれる。「後で対応します」と言い残して中へ。

17:55
遺体安置所へ棺が次々に運び込まれる。

18:00
JR西日本の矢吹静常務執行役員が尼崎中央病院に到着。「大変申し訳ない」。同行した男性社員は「何も考えられない。とにかくおわびだけでもさせてください」と涙声で話す。

18:20
尼崎中央病院の吉田静雄理事長が、報道陣を前に「事故後、JR西日本からは何の連絡もなかった。テレビで大惨事を知った。適切な治療はできたと思うが、もっと早く一報がほしかった」と述べた。

19:00
兵庫県警が尼崎東署に捜査本部を設置。業務上過失致死容疑で捜査。

19:30
現地視察を終えた北側国交相が官邸で小泉首相に報告。

21:30
兵庫県警が死亡したうちの14人の名前を発表。

21:40
尼崎市消防局が、1両目にいる4人のうち3人は意識がはっきりしていると発表。

22:20
右手骨折と脳挫傷を負い、関西労災病院で手術に5時間を要した息子(25)を気遣う母親(57)は「私には何もできないけど、気の持ちようが大事だと思うので、『頑張れ』と精いっぱい励まします」。

コメント(8)

★<埼玉県>教育委員が教科書監修
└市民団体から疑問の声

 埼玉県教育委員の高橋史朗・明星大教授が「新しい歴史教科書をつくる会」主導で扶桑社が発行した公民教科書の監修者を務めていたことが25日、明らかになった。現在、監修者から高橋氏の名前は削られているが、教育委員は県立学校などの教科書選定にかかわるため、市民団体から疑問の声が上がっている。文部科学省は同日、教科書研究センター(東京都江東区)で、来年度から使われる中学教科書を公開した。各教科書の「著作編修関係者名簿」で、扶桑社の公民教科書は04年4月の申請時には高橋氏が監修者になっており、昨年12月の教育委員就任直前に削除されていた。同県では、教科書を選ぶ資料を作る「教科用図書選定審議会」が19日に初会合を開き、高橋氏も委員の選定に加わった。しかし、文科省は指針で教科書の編著作の関係者は教科書の採択に関与できないとしており、市民団体などから「審議会委員の選定も含め教科書採択手続き全般にかかわるべきではない」との請願が県教委に寄せられた。高橋氏は「新しい歴史教科書をつくる会」の元副会長で、昨年12月7日に同会を脱退、同27日に県教育委員に就任した。この問題について県教委は「審議員の選定は教科書採択そのものではく問題はない」との考えだが、稲葉喜徳県教育長は「採択審議が実質的に始まる6月末ごろまでに(高橋氏が採択そのものに関与するかどうか)結論を出さなくてはいけない」としている。高橋氏は「教育委員の公正性確保のために監修者からの辞退を扶桑社に申し出た。監修料は受け取っておらず(現在は)教科書との利害関係があるとは言えない」としながらも、「不信感を持たれないよう、公民教科書の選定審議では退席する」と話している。








★<発砲事件>ファミレスで男性2人死亡
└千葉・市原

 25日午後8時55分ごろ、千葉県市原市五井中央西2、ファミリーレストラン「ジョナサン五井店」で、「『パン、パン』と拳銃の音がした」と男性店員から110番があった。県警捜査4課や市原署の調べでは、同店入り口の二重扉の間と、近くの路上に男性2人が倒れていた。2人とも数発ずつ撃たれており、間もなく死亡した。発砲したのは男3人程度で、撃たれた2人と店内で話をしていたとの目撃情報もあることから、暴力団がらみのトラブルではないかとみて、殺人容疑で捜査している。








★訪中キャンセル20%
└反日デモ、観光直撃

 国土交通省は、領有権をめぐって摩擦が続く竹島、歴史教科書、国連安全保障理事会への日本の常任理事国入り問題などによる日本と韓国、中国の観光交流への影響について国際観光振興機構(JNTO)、日本旅行業協会(JATA)の調査結果を基にまとめ、25日発表した。それによると、中国で起きた反日デモの影響を受け、訪日客(2004年実績約62万人、JNTO調べ)、訪中客(同約333万人、JATA調べ)ともに通常を上回るキャンセルが発生した。特に、日本からのパッケージツアーで4、5月出発分のキャンセル率が通常の1−2%から、15−20%にまで上昇しているという。また、04年に約159万人(JNTO調べ)だった韓国からの訪日客は、団体観光旅行の減少や自治体交流の中断などにより、20%程度減少していると推定。04年に約244万人(JATA調べ)だった訪韓客については、新規予約のペースが、前年同期比20−30%減と、大きく落ち込んでいる旅行会社もあるとしている。









★「ウソ」、桜を横取り
└城山公園で野鳥食害-宮城・岩出山

 宮城県岩出山町の桜の名所、城山公園のソメイヨシノが、すっかり勢いを失っている。ここ数年、野鳥のウソに花芽を食い荒らされ、以前の3割程度しか花を付けなくなったのだ。周辺では桜の見ごろを迎えているのに、城山公園の桜は、上部の枝が丸裸という状態。ウソは野鳥のため捕獲が禁止されており、公園を管理する町は、桜の「横取り」防止に頭を痛めている。城山公園でウソによる被害が顕著になったのはここ4、5年という。今年も2月末に20―30羽が飛来し、約1週間で高所の花芽のほとんどをついばんでしまった。「ウソが来た後は、木の下一面が花芽の食べかす。見事なほど食べ尽してしまう」(町地域整備課)という惨状だ。町周辺で桜がほぼ満開となった今月24日、城山公園を訪れた花見客からは落胆の声が相次いだ。5年ぶりに来たという古川市の男性(60)は「期待してきたのに、正直がっかり」と話し、毎年来ている仙台市の男性(70)も「花が少ないのは寂しい」と嘆いた。城山公園には約70本のソメイヨシノが植えられ、毎年4月に約2週間の「まつり」が開かれているが、町は「観光客にうそはつけないので、積極的にPRしづらい」と困惑している。町はこれまで、目玉模様の風船や磁石、鏡をつるすなど対策を講じてきたが、効果はほとんどなかった。住宅地に隣接するため農薬やガス鉄砲などは使えず、防止策は手詰まり状態だ。同じくウソの食害に遭っている田尻町の加護坊山自然公園では、町が忌避剤を散布しているが、コスト高が悩み。山全体の桜約1700本に散布すると約2000万円かかるため、花見客の多い場所に限り散布している。一方、日本野鳥の会県支部の竹丸勝朗支部長はウソの食害について「桜の年齢や病気なども要因として考えられ、総合的に検討して判断すべきだ」と指摘している。

[ウソ]体長約15センチ。雄は灰と黒の2色でのどが赤く、メスは黄褐色と黒。亜高山帯に生息するが、冬になると群れを作り里に下りる。桜や梅などの花芽を好む。


日光野鳥研究会
http://nwbc.jp/torizukan/19uso.html







★邦人の死者3人に 
└パリ郊外のバス転落事故

 パリ郊外の高速道路で25日、日本人観光客らが乗ったバスが転落した事故で、病院に運ばれた日本人男性1人が死亡し、死者は女性2人を含む計3人になった。このほかに日本人乗客12人が重軽傷を負っていたことが日本大使館の調べでわかった。乗客は、日本旅行が京都、大阪、神戸、広島の各支店で募集した「フランス周遊10日間ツアー」の参加客14人(男性6人、女性8人)と日本人添乗員1人の計15人。負傷者は四つの病院に収容されたが軽傷者の大半は退院した。客は20日に関西空港を出発。25日は、海にそびえ立つ修道院が有名な仏北西部の「モンサンミッシェル」に向かっていたという。地元警察で事故原因を調べているが、ベルギー人のバス運転手は軽傷で、アルコール検査の結果、飲酒運転とは認められなかったという。

    ◇

 ツアーを募集した日本旅行(本社・東京)によると、死亡したのは兵庫県の女性(58)と岡山県の女性(28)、同県の男性(29)。この3人のほかに兵庫県の女性(64)が重体で治療を受けているという。







★百貨店・スーパー“寒い春”
└3月売上高、衣料不振響く

 日本チェーンストア協会と日本百貨店協会が25日発表した3月の既存店売上高は、全国スーパーが前年同月比4・2%減の1兆1158億円、全国百貨店が同2・9%減の6707億円となり、ともに前年水準を下回った。スーパーは昨年3月以降13カ月連続のマイナス。百貨店は今年1月(同0・9%増)以降、2カ月連続のマイナスだった。いずれも2月よりもマイナス幅を縮めたものの、上旬に雪が降るなど例年に比べて寒い日が多かったことから春物衣料の不振が響いた。

◆花粉関連は好調

 スーパーは花粉症対策関連の商品、暖房器具、布団などが好調だったが、春物ジャケットやスーツなど衣料品が苦戦し、同8・0%減、特に婦人服は同9・2%減と落ち込んだ。食料品も同3・4%減、日用雑貨も同5・4%減といずれも低調だった。百貨店も売上高の40・4%を占める衣料品が同6・2%減と低迷。婦人服は同6・4%減、子供服は同9・3%減と落ち込んだ。食料品も同1・6%減と低調だった。一方、雑貨と家庭用品が2カ月ぶりに前年実績を上回った。雑貨は化粧品や宝飾品が好調で同0・5%増。家庭用品は改装効果や一部の大口需要で同3・8%増、特に家具は同5・7%増のプラスに転じた。消費動向について百貨店協会は「3月は衣料品のウエートが高い月だが、婦人衣料は1・8ポイントの下げ要因」としている。

◆8年連続で減少

 同日、発表した2004年度の売上高は、スーパーが前年度比4・2%減の14兆1612億円、百貨店が同3・2%減の7兆8194億円で、いずれも8年連続で前年実績を下回った。04年度のマイナス要因について、両協会とも天候不順や前年がうるう年で営業日数が1日減少したことなどを理由に挙げている。しかし、05年度も「社会保障費負担増など消費者の心理的にも所得が上がっていると感じる要素はない」(チェーンストア協会)と厳しい見方を示している。









★更迭CEOに退職金54億円 
└仏カルフール

 小売業世界2位のフランスのカルフールで、業績不振を理由に更迭されたダニエル・ベルナール前最高経営責任者(CEO)が、3880万ユーロ(約54億円)の退職金を受け取っていたことが22日分かり、従業員らの怒りを買っている。リベラシオン紙などによると、今後4年間はライバル企業の支援などをしないことが支給の条件だったが、同紙は「更迭社長に(法定)最低賃金の2514年分の価値」と皮肉った。ベルナール氏は12年間CEOを務めた後、2月に退任した。同社ではフランス国内の216店のうち現在13店で、賃上げを求めて従業員がストを行っている。フランス・ソワール紙は従業員と個人株主の「退職金を返せ」との怒りの声を伝えた。








★モナコ公国元首のレーニエ3世の葬儀行われる
└米女優グレース・ケリーの夫

 【パリ福島良典】米女優グレース・ケリーさんとの「世紀の恋」で話題を呼んだモナコ公国元首のレーニエ3世の葬儀が15日、シラク仏大統領をはじめ61カ国・機関の首脳・王族らが参列する中、モナコ大聖堂で営まれた。日本からは常陸宮ご夫妻が参列した。大聖堂には1982年に自動車事故で死去したグレース王妃も眠っている。レーニエ3世は49年から55年余りモナコを統治し、56年にグレース・ケリーさんと結婚。今月6日に気管支肺炎が悪化して死去した。








★JR西社長、辞任は不可避…究明へメドつき次第

 JR西日本福知山線の脱線事故で、快速電車が事故時に制限速度を上回っていたなど、JR側の過失が主因となった可能性が強まったことで、垣内剛社長(61)の辞任は不可避となった。JR西首脳は25日夜、「これだけの事故を起こした責任は重い。けじめをつけるべきだ」と述べた。垣内社長は、5月18日の関西経済同友会通常総会で代表幹事に就任することが内定しているが、代表幹事就任も辞退する見通しだ。脱線の原因を巡っては兵庫県警が近く業務上過失致死傷の疑いで捜査に乗り出す方針で、事故原因の究明などへのメドがついた時点で辞任する方向だ。









★交際相手を死体遺棄容疑で逮捕
└神奈川・藤沢の女性不明事件で

 神奈川県藤沢市の無職近藤智子さん(33)が昨年12月末から行方不明になり、県警は25日夜、交際相手の会社員石井俊宏容疑者(34)=鎌倉市長谷2丁目=の供述に基づき、近藤さんとみられる遺体を石井容疑者宅の敷地内で発見、26日未明に近藤智子死体遺棄容疑で逮捕した。石井容疑者は「妊娠がわかって結婚を迫られたが、妻子がいたのでまずいと思い、殺した」と供述しているという。捜査1課と藤沢署の調べでは、石井容疑者は昨年12月29日、遺体を近藤さん宅から乗用車で自宅まで運び、庭に埋めた疑い。殺害したのはこの10日ほど前で、近藤さん宅で首を絞めて殺害したと話しているという。







★郵政関連法案で政府・自民の調整
└事実上の決着

 政府と自民党は25日、郵政民営化関連法案の修正内容で合意した。焦点となっていた民営会社間の株式持ち合いについて、「株式の連続的保有が生じることを妨げない」との表現を合意文書に盛り込み、持ち株会社が完全売却の直後に株を買い戻す余地を残した。1兆円規模の地域・社会貢献基金については、最大2兆円まで積み立てられる仕組みとした。関連法案をめぐる政府と自民党の調整は事実上決着した。ただ、自民党の一部には依然、反対意見があり、政府が目指す26日中の法案の閣議決定が27日にずれ込む可能性もある。

 政府と自民党の合意の主な内容は、<1>郵便貯金銀行、郵便保険会社の金融2社と窓口ネットワーク会社との代理店契約は2017年4月の完全民営化後も延長できる<2>持ち株会社が郵貯銀行、保険会社の株式を民営化移行期間中に完全処分しない場合も、罰則の対象にしない<3>民営化の状況を検証する郵政民営化委員会の3年ごとの検証結果を遅滞なく国会に報告する――など。株式持ち合いに関する「株式の連続的保有が生じることを妨げない」との合意の意味について、政府側は、持ち株会社が金融2社の株式を完全売却するという基本方針は変わらない、と説明している。自民党側は、持ち株会社が金融2社に株保有を通じて影響力を行使し続けることが可能になった、と解釈している。完全民営化前に窓口会社と郵便事業会社が金融2社の株を保有することについては、政府側は禁止されているとの見解だ。武部幹事長ら党五役は25日午後、細田官房長官、竹中郵政民営化相ら関係閣僚と国会内で断続的に会談し、同日夕に合意文書をまとめた。ただ、民営化反対議員は、政府と自民党の合意に反発している。同日夜に断続的に開かれた自民党郵政改革関係合同部会では、合意の了承に関する結論を26日に持ち越した。








★田中実さんを拉致被害者と認定へ
└2年半ぶり、16人目

 北朝鮮による日本人拉致事件で杉浦正健官房副長官と警察庁は25日、78年に消息を絶った神戸市の元ラーメン店員田中実さん(不明当時28)を新たに拉致被害者と判断したと発表した。警察庁は「甘言によって北朝鮮に渡航させられたことが、新たな証言でわかった」と説明している。拉致被害者支援法上の正式な拉致認定は、27日に開かれる関係省庁の連絡会議を経て、首相が決定する見通しだ。新たな拉致被害者の認定は、78年8月に新潟県佐渡島から拉致された曽我ひとみさん(46)と母ミヨシさん(不明当時46)、80年に欧州から拉致された松木薫さん(同26)と石岡亨さん(同22)の4人を02年10月に判断して以来。政府認定の拉致被害者は11件、16人(うち5人が帰国)となる。北朝鮮側は田中さんについては「入境が確認できない」と答え、拉致を否定している。田中さんは78年6月、成田空港から出国し、消息を絶った。元北朝鮮工作機関メンバーという男性(故人)が月刊誌「文芸春秋」97年1月号に「田中さんは工作組織メンバーのラーメン店主に誘い出され、ウィーン経由で連れていかれた」と手記を寄せたことで拉致疑惑が発覚。拉致被害者支援団体「救う会」関係者が元ラーメン店主ら2人を国外移送目的略取容疑で告発し、兵庫県警が捜査を進めていた。拉致被害者家族会の横田滋代表は「従来から政府認定以外にも拉致被害者はいる、と訴えてきた。政府は真相を究明し一刻も早く認定してほしい」とコメントした







★サッカーW杯入場券、大量の不正申し込み
└米から200万件

 フランクフルト──サッカーのワールドカップ(W杯)2006年ドイツ大会の実行組織委員会は15日、入場券の第1期抽選を開始した。発売枚数に対して大量の申し込みがあり、米国からの200万件など数百万件が不正申し込みだったと判明。不正申し込みはすべて無効となった。正規の抽選結果は、4月22日に発表される。1期目の発売チケット81万2000万に対し、195カ国の約90万人から1230万枚分の申し込みがあった。組織委員会によると、このうち200万枚分は米国からの大量発注で、虚偽の住所や電話番号、メールアドレスが使われていた。コンピューターの自動注文プログラムを使って、チケットの大量取得を狙った模様。組織委員会のシュミット副会長は、申し込み者に電話をかけたり電子メールを送るなどして、不正申し込みの確認作業を行ったと述べ、「このような不正があり、非常にショックを受けた。ダフ屋によるものだと思う」と語っている。また、1人当たりの購入枚数には制限が設けられているが、住所はそのままで氏名のスペルを少し変えて、制限以上の枚数を申し込んだ人々もいた。さらに、130万枚分の申し込みが、同じ日に開催される試合を複数選んでいた。これらの申し込みは、すべて無効となった。この結果、計870万枚分のチケットを申し込んだ90万件が抽選対象となった。申し込みの8割以上がドイツ国内からで、英国からは16万4000件、米国からも14万6000件の申し込みがあった。イラクからも6件あったという。第1期発売分の81万2000枚の抽選結果は、今月22日に当選者に通知される。第4期までに、計293万枚を販売する。第2期の申し込みは5月から11月まで。









★同性愛カップル差別でレストランに罰金

 2003年にストックホルムのレストラン店内でキスをしていたレズビアンのカップルを追い出した件で、レストラン経営者が性差別で有罪となった。ストックホルム控訴裁判所は月曜日、レストラン経営者のアジズ・チャクル氏に、スウェーデンの性差別オンブズマン団体HomOに賠償金50,000クローナ(75万円)を支払うよう命じた。チャクル氏は、アナ・フェーレンストレムさんとスザンヌ・グスタフソンさんがキスしていたのを見てレストランから追い出した。彼は後に、どのような性的指向であろうと店内での行き過ぎた行為は許さないと警察に語っていた。ストックホルム地裁の第一審では、告訴は退けられた。スウェーデン初の物品サービス分野における性差別防止条例違反で、有罪ならば最大で懲役1年になる。しかし控訴裁判所は、レストラン側はふたりの女性が「行為をやめるよう、もしくは退出するように命じることが正当化されるだけの振る舞いをしていた」ことを証明できていないと判断した。「控訴裁判所は、性的指向による差別は深刻な人権侵害であり、厳しく罰せられるということを明確にしました」HomO代表者ハンス・イッテルベルグはロイターに語った。








★「選ばれぬよう祈った」
└新ローマ法王が心境語る

 バチカン――新ローマ法王に就任したベネディクト16世(78)は25日、法王選挙(コンクラーベ)の際の心境を振り返り、「どうか選ばれないようにと祈りもしたが、今度ばかりは神に聞き入れられなかったようだ」と語った。祝福に集まったドイツ人信者らを前に、母国語のドイツ語で演説した。法王は笑顔で信者との握手に応じた後、「私は静かで平和な晩年を送りたいと思っていた」と述懐。コンクラーベの最中、「どうかこのようなことはやめてください」と神に祈ったことを明かした。集まった信者らは盛んに拍手と歓声を上げ、ドイツ語で「神より遣わされたベネディクト」と繰り返して、約1000年ぶりのドイツ人法王の誕生を祝った。







★既婚の10代―40代、3割セックスレス

 結婚している10代から40代の日本人男女の約3割が、最近1か月以上性交渉がなく、セックスレス傾向にあることが、厚生労働科学研究班などの調査でわかった。この調査は、避妊教育プログラム開発などをテーマにする厚生労働科学研究班(主任研究者・佐藤郁夫自治医科大名誉教授)と日本家族計画協会が、昨年10月に実施した「男女の生活と意識に関する調査」。16〜49歳の男女3000人を全国から無作為に選び、性行動について質問、1580人が回答した。性交渉の経験があると答えた1329人に、この1か月間の回数を聞いたところ、最も多いのが「なかった」の35・2%。現在結婚している人に限ってみると31・9%(男性28・4%、女性34%)だった。また「1回」から「4回」までがそれぞれ1割前後だった。日本性科学会は、特別な事情がないのに、性交渉などが1か月以上ない場合を「セックスレス」と定義しており、今回の結果から3割以上が、その傾向にあることが明らかになった。結婚しているセックスレスの人の傾向を分析したところ、性交渉に関心が薄く、異性とかかわることを面倒だと感じる一方、避妊方法を相手と十分相談しないなどコミュニケーション上の問題も見られた。また19・2%は、1年以上の長期間性交渉がなかった。

 日本人の性交渉頻度の少なさは、海外の大手コンドームメーカーの調査でも明らかで、2004年の結果によると、世界平均は年間103回なのに対し、日本は46回と半分以下だった。日本家族計画協会の北村邦夫常務理事は「行政になじみにくいテーマかもしれないが、少子化対策としてセックスレスの問題にもっと真剣に取り組むべきではないか」と話している。






★中絶経験、6人に1人
└16〜49歳、厚労省調査

 人工妊娠中絶について、16〜49歳の女性の6人に1人の割合で経験している――そんな推計が、厚生労働省研究班(主任研究者=佐藤郁夫・自治医大名誉教授)と日本家族計画協会の共同調査で出た。3分の2近くが条件つきも含めて中絶を容認しているが、経験者の多くが精神的なショックを受けていたこともうかがえた。調査は昨年10〜11月に層化2段無作為抽出法で実施、全国の16〜49歳の女性890人が回答した。人工中絶について、全体の59.9%が「一定の条件を満たせばやむをえない」とし、「認める」(5.5%)と合わせると65.4%が容認派で、「認めない」の7%を大きく上回った。一方、人工妊娠中絶の手術を経験した人は16.3%。うち約3割が複数回実施し、初めて手術を受けた年齢は20歳以下が31.7%を占めた。最初の手術を受けた理由は、「相手と結婚していない」(22.1%)、「経済的余裕がない」(17.2%)、「仕事・学業を中断したくない」(9.0%)、「体が妊娠・出産に耐えられない」(8.3%)と続いた。初めて手術を決めたときの気持ちについては、「胎児に申し訳ない」(55.9%)と、「自分を責める気持ち」(15.2%)が7割を占めた。一方で、「自分の人生において必要な選択」が11.7%だった。










★5〜7月の気温は平年並み

 気象庁は25日、5〜7月の3カ月予報を発表した。この期間の気温、降水量はともにほぼ平年並みの見通し。

 《5月》北日本の日本海側と南西諸島で平年より曇りや雨の日が多い。他の地方は数日周期で変わる。気温は平年並み。

 《6月》北日本で数日周期で変わる。他の地方は曇りや雨の日が多い。気温は平年並みか高い。降水量は平年並み。

 《7月》南西諸島で晴れの日が多い。他の地方は曇りや雨の日が多い。気温は平年並みか高い。降水量は平年並みか多い。
★E・ジョンさん「同性婚」へ

 英国の人気ポップ歌手エルトン・ジョンさん(58)は25日付の英大衆紙デーリー・ミラーとのインタビューで、パートナーの男性と12月半ばごろにも「結婚」する意向を明らかにした。それによると、お相手は11年間交際しているカナダ人のデービッド・ファニッシュさん(42)。ジョンさんは「12月中旬ごろに挙式したい。場所はおそらく(ロンドン近郊の)ウィンザーになると思う」と発言。ただ、コンサートなどで多忙なため式は簡単に済ませ、ハネムーンの予定もないという。 
★署名入り写真が2千万円
└「市役所前のキス」競売

 フランスの写真家、故ロベール・ドワノー氏が1950年にパリの街角で撮影した「市役所前のキス」の署名入りオリジナル写真が25日、パリの競売会社アールキュリアルで競売に掛けられ、予想価格の約10倍の15万5000ユーロ(約2100万円)で落札された。米写真誌ライフから「パリの恋人たちのルポ」の依頼を受けたドワノー氏が、街角で通行人を無視してキスするカップルを撮影。日常風景を絶妙にとらえたスナップとして話題を呼んだ。ドワノー氏は後に、若いカップルがキスするのを見つけて、2人にあらためてポーズを頼んで撮影したことを証言した。写真は30年以上写真代理店の倉庫に眠った後、86年にポスターとして売り出され、世界中で40万枚以上売れ有名になった。

 1950年にパリで撮影された写真「市役所前のキス」のモデルのフランソワーズ・ボルネさん=25日、同じ市役所前で
★現場に「明」と「暗」
└<尼崎脱線事故>22時間ぶり救出 

 「未熟な運転士に仕事をさせていたなんて」――。悪夢の一夜が明けても、死者が増え続ける兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故。突然の悲劇に、かけがえのない人を失った遺族らは怒りをあらわにする。大型連休を前に「安全神話」は打ち砕かれた。一方、現場では26日に入り、全力を挙げた救出作業で3人の乗客が救い出された。緊迫した状況の中で、安堵(あんど)と喜びの声が響く。事故現場に「明」と「暗」が交錯した。脱線し無残にひしゃげた1両目に閉じこめられたまま生存者の救出作業が、夜を徹して続いた。26日午前0時過ぎに大下裕子さん(46)=兵庫県西宮市北六甲台、同2時6分に近畿大1年、山下亮輔さん(18)=同県伊丹市中野東2=を救助。さらに同7時10分ごろ、同志社大2年、林浩輝さん(19)=同市瑞穂町1=が運び出され、病院に搬送された。「もう少しだ、がんばれ」。救急救命士らの励ましに、林さんは「わかりました」と手を握り返して苦痛に耐えた。暗闇の中で片手で訴え続けた「SOS」。それが事故から22時間ぶりの救出につながった。林さんは当初、つぶれた車内のすき間から片手だけが見えている状況。「元気を出せ。もうちょっとや」。尼崎市消防局などのレスキュー隊や救急救命士は林さんの手を握り、数時間にわたって励まし続けたという。隊員らは車両の天井部に穴を開けて入り、油圧式ジャッキで、林さんの手の周辺をこじ開けて経路を確保。ペットボトルやスポイトで水を飲ませたり、中に入った医師が点滴を打って体力を維持させた。隊員らに抱え出されて病院に搬送された際、林さんは自分の名前や通学している大学名などをはっきりと答えたという。夜通しの救出作業。頭から足まで毛布にスッポリ包まれた生存者の表情をうかがい見ることはできなかったが、無言で遺体を運ぶ静かな警察車両と異なり、サイレンを鳴らしながら走り去る救急車に、見守る報道陣からは「よかった」との声が上がった。事故から一夜明けた26日朝、現場近くの上空にはヘリコプターが舞い、多くの警察官が立ち入り禁止のロープをいたるところに張り、物々しい雰囲気。生存者や遺体が運び出される度に、警察官らがブルーシートで隠した。午前8時ごろには、搬出作業はほぼ終えた様子で、それまで投光機に照らされた先頭車両内にいたレスキュー隊員らが車外に出たほか、大型の救助車も現場を離れた。衝突現場周辺で、障害物を取り除いていた重機も動きを止めた。

 ◇友人ら駆けつけ、容体を見守る
 3人が搬送された病院では懸命の治療が続いた。大下さんが搬送された西宮市の兵庫医大病院は午前11時から記者会見。病院関係者が「大下さんは、人工透析をして酸素ボンベを付けており、安静が必要。意識ははっきりしていて、搬送直後の危険な状態は乗り越えた。しかし合併症の恐れがあり、予断は許さない」と説明した。林さんが搬送された関西労災病院には、容体を心配する友人約20人も集まった。尼崎市消防局によると、林さんは重傷だが、救急隊員との受け答えはしっかりしていたという。山下さんも同病院に搬送され、午前7時半現在、集中治療室で治療が続いている。病院関係者によると、命に別条はないという。
 一方、林さんの自宅ではこの日、母親の友人女性が留守番中。「絶対に死ぬはずがない、と信じていた」と話した。「浩輝君は親思いの優しい子。あんな長い時間閉じ込められて怖かっただろう」と、うっすら涙を浮かべていた。




★同志社大生2人死亡 
└入学3週間後の悲劇

 尼崎JR脱線事故で同志社大は26日、社会学部1年榊原怜子さん(18)と法学部2年長浜彩恵さん(19)の学生2人が死亡したと発表した。同大によると、榊原さんは入学して3週間。長浜さんは1年次の単位をすべて取得するなど、まじめな勉強ぶりだった。ともに兵庫県宝塚市在住で、京田辺キャンパス(京都府京田辺市)で講義に出席するため、乗り合わせたらしい。また26日朝、事故現場で救出された2年の林浩輝さん(19)は25日午後5時ごろ、閉じ込められていた車両内から友人に電話連絡。大学は友人から無事を知らされたという。八田英二学長は「教育者として言葉にできない深い悲しみを感じる。(林さんは)祈るような気持ちで待っていたが、助かって良かった」と話した。
★国歌斉唱指導は合憲
└不起立での減給重すぎ…福岡地裁

 入学式や卒業式で君が代を起立して斉唱しなかったとして、北九州市教委から処分を受けた教職員19人が、同市などを相手取り、処分取り消しと慰謝料約160万円の支払いを求めた訴訟の判決が26日、福岡地裁であった。亀川清長裁判長は、同市教委が文部科学省の通達に従って国歌斉唱を指導したことは憲法違反とは言えないと判断し、支払い請求は棄却したが、処分のうち減給は重すぎるとして、3人(4件)の処分の取り消しを命じた。

 判決によると、文部省(当時)は1985年、国歌斉唱や国旗掲揚の指導の徹底を全国に通達。これを受け、市教委は86年から「児童、生徒や教職員は全員起立して心を込めて歌う」などと指導、各校長が教職員に職務命令として伝えていた。しかし、原告は着席して歌わず、市教委は89年以降、職務命令違反で減給(1〜3か月)や戒告、厳重注意処分にした。

 訴訟で、原告側は「国歌斉唱の強制は、思想や良心の自由を侵害し、憲法19条に違反する。市教委の処分はその趣旨を逸脱した処分権の乱用」などと主張していた。

 一方、市教委は「学習指導要領などに従った適切な指導を行っており、処分の内容や手続きに問題はない。指導の結果、学校での国歌斉唱や国旗掲揚は望ましい方向に改善されている」などと反論していた。

 国歌斉唱などは、90年4月の学習指導要領の改訂で事実上義務化され、99年には国旗・国歌法も成立。東京都や広島県など他の多くの地区でも、不起立に対する処分が行われている。
★理想の上司、男性は古田選手
└女性は4年連続で黒木さん−民間調査

 産業能率大学(東京)が26日発表した新入社員を対象にした「理想の上司」に関する調査によると、プロ野球ヤクルトスワローズの古田敦也選手が男性部門で初のトップになった。昨年の球界再編劇をめぐり、選手会の会長として指導力を発揮したことが評価された。理想の女性上司は4年連続で女優の黒木瞳さんだった。男性部門の2位はタレントの所ジョージさん、3位には昨年1位だった星野仙一元監督が続いた。女性は2位がタレントの久本雅美さん、3位が歌手の和田アキ子さんだった。また、俳優の哀川翔さん、女優の小林聡美さんらが10位以内に初めて登場した。
★ぐるなび初値は240万円
└ヘラクレス時価総額3位に

 ぐるなびの大証ヘラクレス上場2日目となる4月26日、公開価格(90万円)の約2.7倍となる240万円の初値を付けた。その後売られて203万円まで下げたが、その後戻して235万円でこの日の取り引きを終えた。出来高は1万274株。終値による時価総額は1197億5600万円となり、同市場ではガンホー・オンライン・エンターテイメント、USENに次ぐ3位となった。
★最多は「博多どんたく」の見込み
└GW人出予想

 警察庁は26日、ゴールデンウイーク(GW)期間中(29日〜5月8日)の全国主要行楽地の人出予想をまとめた。10日間で、1118カ所に約6130万人が集まると見込んでいる。期間が7日間だった昨年より約1084万人多い。最も多い人出が見込まれるのは福岡の「博多どんたく港まつり」の210万人。次いで広島の「ひろしまフラワーフェスティバル」150万人、愛知の「愛知万博」120万人、青森の「弘前さくらまつり」と佐賀の「有田陶器市」各100万人などの順。

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