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今日のニュースコミュの2005年4月13日(水)-曇/雨

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★B・スピアーズさんが妊娠
★ムンクの「叫び」強奪事件2人目の容疑者を逮捕
★WSJ-アップル、新OS「タイガー」を29日発売
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★ワンクリック詐欺団摘発【被害6億6000万円】
└架空請求で上納金、社長を指名手配

 インターネットのアダルト画像などを一度クリックしただけで架空料金を請求される「ワンクリック詐欺」を行う組織を率いて部下から「上納金」を得ていたとして、大阪府警捜査二課は十二日、組織犯罪処罰法(犯罪収益等隠匿)違反容疑でアダルトサイト運営会社社長、中西俊昭容疑者(40)=大阪府松原市=を指名手配。同日までに同容疑などで組織ナンバー2の岩阪達也容疑者(40)=兵庫県西宮市=ら部下の男女五人を逮捕した。府警によると、ワンクリック詐欺グループの摘発は全国で初めてという。中西容疑者は「フランチャイズ(FC)店」と呼ばれる八つの下部組織に収益を競わせており、被害は京阪神、首都圏や東北などの数千人、総額約六億六千万円。画面で被害者を誘導し電話番号などの個人情報を入手する手口だった。府警はFC店に配布されたマニュアルなどを押収した。調べでは、中西容疑者は今年一月、携帯電話のアダルトサイトの「ワンクリック」で携帯電話番号を登録した兵庫県内の六十代の会社社長に部下を通じて電話をかけさせ、「登録申込金や解約延滞手数料を支払わないと、家族や会社に知られて民事訴訟になる」と偽り、現金計約百十万円を詐取。うち七割を上納させて隠した疑い。中西容疑者はサイトを入手した個人情報を割り振り、各FC店長や店員が実際に請求に当たり、収益の七割は中西容疑者らに上納。各FCは残りで「給料」や、電話代などの「経費」に充てていた。
 国民消費生活センターは「契約画面がないのに登録してしまっても契約は不成立」としている。






★2女性失踪事件
└殺害後、少女も監禁か「1週間ほど男の自宅に」

 兵庫県姫路市と大阪市の二十三歳の女性二人が失踪(しっそう)した事件で、二人の殺害を自供した知人の無職の男(39)=同県相生市=が、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された今年一月三十日、男の自宅で十九歳の少女が保護され、少女の尿から覚醒(かくせい)剤反応が出ていたことがわかった。少女は「一週間ほど男の自宅にいた」と話しており、県警捜査一課と相生署は、男が二人を殺害後、自宅で少女を監禁した疑いもあるとみて関係者から事情を聴いている。
 また男は「二人を殺害後、購入したノコギリを使って遺体を風呂場で切断した」と供述している。男は女性の一人と金銭トラブルを抱えていたとみられ、県警は殺意を持って犯行に及んだとみている。調べなどによると、男が犯行に使用した凶器は、かつての仕事の関係で持っていたハンマーとみられ、ノコギリは遺体を処分するため、プラスチックケースやブルーシートとともにホームセンターで購入したという。県警は遺体を発見して身元が確認され次第、捜査本部を設置し、殺人と死体遺棄容疑で男を再逮捕する方針。





★6カ月経験ないのに離着陸
└日航の副操縦士
 
 日航は十二日、社内規定で離着陸が禁じられている副操縦士(52)が、三便で計六回の離着陸をしたと明らかにした。操縦士資格はあり、航空法には違反しないという。社内規定は、六カ月以上の経験がない副操縦士が教官資格がない機長と乗務した場合、離着陸時に操縦することを禁じている。この副操縦士は発令後五カ月余りのため資格外で、一緒に乗務した機長は教官資格がなかった。三便とも同じ機長(58)だった。離着陸したのは、エアバスA300−600R型。十日の広島発羽田行き1602便、十一日の大分発羽田行き1780便、十二日の松山発羽田行き1460便。機長は副操縦士の経験不足を把握しておらず、副操縦士自身は経験が六カ月を超えていると誤認していたという。日航は「機長と副操縦士双方の確認不足が原因で、再発防止に努めたい」としている。





★派遣型売春クラブ経営者らを防止法違反容疑で逮捕

 女性をホテルや客の自宅に派遣する無店舗型性風俗店を装って売春をあっせんしたとして、警視庁保安課などは12日までに、東京都新宿区西新宿のデリバリーヘルス「トランプ×トランプ」経営、鈴木優介容疑者(28)=豊島区池袋3=と同店の従業員ら計10人を売春防止法違反(周旋)の疑いで逮捕した。調べによると、鈴木容疑者らは今月8日から9日にかけ、新宿区内の同店事務所内で待機していた20代の女性に、都内の男性会社員(27)らを売春相手として紹介した疑い。同店には女性約80人が登録。都内で最大級とみられ、送迎用の車12台を使って都内や関東近県にも派遣していた。昨年6月からの10カ月で約2億4000万円を売り上げていたとみられる。





★知的財産高裁で初めての判決
└「知財立国」へ本格始動

 特許権など知的財産を巡る民事訴訟を専門に扱う知的財産高裁で12日、6件の判決が言い渡された。今月1日の発足後の初めての判決で、「知財立国」の一翼を担う同高裁がいよいよ本格的に始動した形だ。この日の判決は、特許庁の審決取り消しを求めた訴訟4件と、特許を取り消した同庁決定の取り消しを求めた訴訟2件で、いずれも同高裁が第一審となる。5件の判決では、篠原勝美所長が裁判長を務めた。「特許を取り消した特許庁の決定は違法」として原告企業の請求が認められたのは1件だった。提訴から判決までの期間が1年を超えたのは1件のみで、4件は9カ月以内の判決。今回の6件の審理は、いずれも前身である東京高裁知財部で終わっており、知財高裁が審理したわけではないものの、産業界から審理の迅速化を強く求められている知財高裁にとっては、幸先の良いスタートといえそうだ。





★東証、ライブドア株売買を一時停止
└フジ問題報道で

 ライブドアは13日、同社とフジテレビジョンが資本・業務提携をむすぶ方向で最終調整に入った、とする読売新聞の同日付朝刊の報道について「協議を行っているのは事実でありますが、詳細は決まっておりません」とのコメントを発表した。東京証券取引所は報道に「フジテレビはライブドアが行う第三者割当増資を引き受ける」との内容が含まれていたため、13日午前の取引開始時からライブドア株(マザーズ上場)の売買を停止したが、同社のコメントを受けて午前10時から通常取引を再開した。




★人気犬の落とし物、すぐに引き取り手

 福岡県警粕屋署に11日夜、「拾得物」として届けられた14匹の犬と、さらに12日午後に見つかった1匹の計15匹が、12日夕方までに周辺住民にすべて引き取られた。署員は「どうなることかと思ったが、よかった」とほっとした様子だった。14匹の犬は同県古賀市内の路上で11日夜に見つかり、12日午後1時ごろにはもう1匹、ポメラニアンが見つかった。最初に犬を発見した男性が引き取った4匹以外は、同署が保管していた。同日午前10時すぎからニュースを見た粕屋町や福岡市などの住民12人が「世話をさせてほしい」と同署に駆けつけた。結局、夕方までにはすべての犬が引き取られた。同署によると、引き取った住民は、6カ月すぎても持ち主が現れない場合、晴れて正式な飼い主になれる。同署員は「犬好きの人にもらわれて犬も喜んでいるだろう」と話していた。





★暴行、認めぬ母も「導き」と認識
└京都少女暴行事件
 
 信者の案内で教会関連施設に入る府警の捜査員。内偵段階から多くの壁が…。信者の女児に牧師が性的な暴行を繰り返していた「聖神中央教会」事件は、主管牧師永田保容疑者(61)が女性暴行容疑で京都府警に逮捕されてから、1週間を迎えた。少女たちのむくな信仰心を利用した前例のない事件。宗教の壁に挑んだ府警の捜査をまとめた。

 ■信仰の壁

 最初の被害相談が府警に寄せられたのは、昨年12月。聖神中央教会を舞台に、10年ほど前から、複数の信者の女性、少女が牧師から性的暴行を受けているとの内容だった。八幡署は、府警捜査一課と連携し、性犯罪対策に経験のある女性警察官を、被害少女からの聞き取りにあたらせた。「地獄に堕(お)ちる」と脅された少女たちの心を開き、女性警察官が信頼関係を築くうえで障害になったのは、永田容疑者を信じ切っている保護者の存在だった。性的暴行を受けた苦しみや苦悩を娘から聞かされても、母親が「それは祝福」「神の導き」といい、取り合わないケースもあった。府警は、犯罪被害者対策室のカウンセラーを被害女児や家族にいつでも派遣できる態勢を取っており、被害届を出さずに教団にとどまる被害少女の保護者にも、引き続き協力を求めている。

 ■立証の壁

 被害少女に永田容疑者が「これは祝福だ」「信仰を試した」などと、口止め工作をしていたとの情報を府警はつかんでいた。内偵段階で捜査員たちは、牧師が「宗教上の儀式だった」「同意があった」と反論することを懸念した。府警捜査一課には、1992年の「法友之会」暴行致死事件で、信者を儀式で死なせた教祖らを逮捕したが、全面否認で実刑確定まで10年かかった経験があった。鹿児島地裁川内支部では今年2月、女子中学生の体を触り強制わいせつ罪に問われた神主に、「邪気を払う宗教上の行為だった」として無罪判決も出た。女性暴行の罪は、13歳未満の女児に対しては、被害者への暴力や脅迫を要件としていない。府警は、犯行当時12歳だった小学生の女児への容疑を優先して捜査。ある捜査員は「小学生の証言は証明力が弱く、もろ刃の剣だった。子ども同士で目撃があったので、逮捕に踏み切れた」と振り返る。

 ■逮捕以後

 永田容疑者の逮捕後、被害者の会や府警には、さらに複数の被害相談が寄せられている。捜査幹部は、当時13歳以上の被害者についても「『言うことを聞かないと地獄に堕ちる』といえば、脅迫にあたる」との見解を示し、少女や成人の被害者の余罪も立件を視野に入れている。


【被害少女、1人3千万円慰謝料求め提訴へ】

 「聖神中央教会」(京都府八幡市)代表で主管牧師の永田保容疑者(61)が、信者の少女に性的な暴行をしたとして逮捕された事件で、「被害者の会」(代表・村上密アッセンブリー京都教会牧師)は12日、記者会見し、被害を受けた数人の少女が永田容疑者と聖神中央教会を相手取り、1人3000万円の慰謝料の支払いを求める損害賠償請求訴訟を近く起こすことを明らかにした。京都地裁が被害者側の申し立てに基づき、同教会と永田容疑者の自宅の土地・建物の仮差し押さえを決定したのを受け、提訴を決めたという。仮差し押さえが決まったのは、八幡市内にある中央教会の建物と土地(約3900平方メートル)▽大阪府枚方市内にある永田容疑者の自宅と土地(約100平方メートル)。同地裁は、少女への暴行を「一応認めることができる」としたうえで、永田容疑者と同教会に慰謝料を求める権利があると判断したという。会見した佐賀千恵美弁護士は「宗教法人が、代表を代えて責任逃れをするのでは意味がない。裁判所が、教会の責任も認めた意味は大きい」と話した。また、村上牧師は「教会の建物がなくなるかもしれないことに安堵(あんど)する元信者がいる一方で、そこに人生のすべてを注いでいた人は『良かったけど残念だ』と複雑な気持ちのようだ」と語った。






★GWの連休、ちょっと長めの6.3日
└主要企業調査

 今年の連休ちょっと長め――。厚生労働省は12日、全国の主要企業がゴールデンウイークに予定している休暇の状況をまとめた。日ならびのよさから連続休暇は昨年より0.7日長い平均6.3日。今年は5月2日を休日にすると、みどりの日の29日から連続1週間の休暇も可能で、約3割が、7日以上の連休を予定している。各都道府県の主要企業と東京に本社のある企業の計1330事業所を対象に実施。1247事業所が回答した。3日以上の連休が2回ある場合も通算して連続休暇とみなしている。連休を実施するのは87.2%で昨年(87.5%)とほぼ同じ。長さは製造業で平均6.8日、非製造業で同5.7日だった。長期の休みにするため、38.7%が5月2日の月曜を休日に振り替えている。最も長い連休は、岡山県にある自動車部品メーカーの14日間で、28日から5月11日までとなっている。





★B・スピアーズさんが妊娠

 米国の人気ポップス歌手、ブリトニー・スピアーズさん(23)は12日までに、初めての子どもを妊娠したと自分のホームページで発表した。出産予定日などは明らかにしていない。スピアーズさんは昨年9月、4歳年上のダンサー、ケビン・フェダーラインさんと結婚している。





★強引キス、抗議で打ち切り
└テレビ大阪の番組コーナー

 人気漫才コンビ「フットボールアワー」が出演する深夜番組の中で初対面の女性にキスを求めるコーナーを、制作局のテレビ大阪(大阪市)が「収録中に無理やりキスされそうになった」という抗議を受け、放送期間中に打ち切っていたことが13日分かった。同局によると、番組は昨年4月から今年3月まで水曜日深夜に放送された「フットボール汗」の一コーナー。昨年12月、名古屋市内のロケで、同コンビが車に乗った女性(20)に「キスさせて」と声を掛け、拒否された。しかし、コンビのうち岩尾望さん(29)が車に乗り込み、女性に覆いかぶさるように無理やりキスしようとしたという。




★ムンクの「叫び」強奪事件2人目の容疑者を逮捕

 オスロ警察は火曜日、昨年の絵画強奪事件と繋がりを持つとみられる男性の2人目を逮捕した。警察は、盗まれたエドヴァルド・ムンクの名画「叫び」と「マドンナ」発見への希望が持たれると語った。警察発表によれば、容疑者は30代で、すでに他の強盗事件によって刑務所に入っているという。警察は金曜日、共犯とみられる37歳男性を逮捕している。「叫び」と「マドンナ」は、昨年8月22日オスロの美術館に展示されているところを、何十人もの観光客の目の前で、武装した強盗に白昼堂々奪われた。「以前、この事件は複雑で解決までには時間を要すると言いましたが……いまは楽観的です」検事モートン・ホエム・エルヴィクはロイターに語った。仮面の強盗ふたりはムンク美術館に駆け込み、従業員を拳銃で脅して客たちを床に伏せさせた。彼らは絵画を壁から外し、正門から美術館を出て 、もうひとり別の人間が運転する車で逃げ去った。「火曜日に捕まった容疑者は、3人の強盗のうちのひとりと思われます」エルヴィクは言った。ノルウェーの報道機関は、この事件は昨年ノルウェー南西部で起こった銀行強盗とも繋がりがあるかもしれないと伝えている。この件に関しては警察はノーコメントだ。1893年に描かれた「叫び」には、血の赤色をした空に放浪者のような人物像が描かれている。 同年の作品「マドンナ」は、流れる黒い髪を持ち、裸の胸を露出したミステリアスな女性の絵だ。どちらの作品にもいくつかのバージョンが存在しているが、 これらはムンクの作品のなかで最も有名で、数百万ドルの価値といわれている。警察と美術専門家は共に、あまりに有名な作品であるため盗品売買は不可能だと語っている。




★総合売春ショッピングセンターに開業許可

 ハンガリー内務省は、売春婦がショッピングセンターで客引きを行うことを許可する模様だ。内務省は売春婦が客引きを行うショッピングセンターの開業に許可を与える方向だ。ただし、実際の取引は各自の仕事場に移動して行われるという。日刊紙ネップサバッチャーグが伝えた。「満足無しの娯楽センターに法的な問題はない」記事には、内務省から総合セックス・プラザの開業を申請した実業家に宛てた手紙が引用された。ハンガリー政府は国内に2万人いるとされるセックスワーカーのため、地方政府に「忍耐地帯」と呼ばれる特別区の設置を許可している。しかしそれを実現した地方自治体はまだない。





★WSJ-アップル、新OS「タイガー」を29日発売

 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米パソコン大手アップルコンピュータ(Nasdaq:AAPL)は12日、次期基本ソフト(OS)「マックOS X(開発コード名'タイガー')」を4月29日に発売すると発表した。タイガーは29日からアップル直営店と認定再販業者の店頭に並ぶ。価格は個人向けで129ドル。1家庭5人で使用できる「ファミリーパック」は199ドル。サーバー版タイガーも同時発売する。小売価格は10人用で499ドル、無制限版では999ドル。タイガーでは、検索語の入力で文書、電子メール、画像、PDFなどパソコン内の全情報を迅速に検索するサーチ機能「スポットライト(Spotlight)」や、ファンクションキーを押すだけで天気予報や株価など頻繁に利用する情報やアプリケーションをデスクトップに表示する「ダッシュボード(Dashboard)」を盛り込み、操作性を向上させた。また、次世代動画圧縮技術H.264を装備しており、ビデオ会議用プログラム「アイチャット AV(iChat AV)」では最大4人のビデオチャットを実現する。そのほかにも、ウェブサイトの検索、閲覧、RSSフィードの表示とブックマークの管理を1つのインターフェースに統合した「サファリ RSS(Safari RSS)」などの機能も搭載した。アップルは昨年12月、タイガーのテスト版をファイル交換サイトで違法に配布したとしてノースカロライナ州の男性を提訴した。男性の弁護士はアップルに罰金を支払うとしている。アップルは、この件に関与したその他2人も訴えている。






★電話やメールで営業妨害
└中国、反日行動呼び掛け

 反日機運が高まる中国で、若者らが電話やインターネットを使った日本企業の営業妨害を呼び掛けるなど、反日行動に乗り出した。「在中国の日系企業のフリーダイヤルに電話をかけまくり、大損させてやろう」。北京大学関連のウェブサイトの掲示板にこのほど、日本企業へのこんな嫌がらせ方法が紹介された。掲示板への書き込みは、日本を代表する大手家電メーカーの支店などのフリーダイヤル番号を列挙。中国人13億人が毎日1回かけるよう呼び掛けており、電話がつながった瞬間に切るだけで効果があるとしている。また一部の学生の間では、不特定多数にあてた「5月1日から日本製品の不買運動を始める」との内容のチェーンメールがやりとりされている。「このメールを友人20人に送ってほしい」としており、ねずみ算式にメール発信者を増やし、不買運動での成果を狙っている。




★反日デモ 中国「日本は反省に値」
└謝罪・賠償を拒否

 中国外務省の秦剛報道官は十二日の定例会見で、歴史問題に端を発した一連の反日デモについて日本政府が求める謝罪や大使館および大使公邸への投石などへの賠償を事実上拒否した。秦報道官は「日本政府の歴史問題での誤った態度に対して不満が表れた。日本は反省に値する」などとし、事態を招いた原因は日本側にあり反省すべきだとの立場を終始貫いた。一連のデモ発生後、同省の記者会見は初めて。秦報道官は「少数の過激行為は賛成できない」「中国政府は冷静で秩序ある態度を求めてきた」とし日本政府の要求を事実上拒否、被害調査にも言及しなかった。デモ参加者に自制を求めながらも、「侵略という歴史問題に対する日本側の誤った態度に不満を示した自発的行動だ」と述べ、あくまで原因は日本側にあると強調した。大使館、公邸に被害が出ても警察官は傍観しているだけだった点については、「日本大使館と日本人の安全のために中国の関係部門は多くの仕事をし、素早く平穏を取り戻した」と自賛した。
     ◇
 ■過激化防止…苦しい対応
 【北京=伊藤正】中国政府は十二日、北京などでの反日デモの破壊行為に関し、日本側の謝罪と賠償要求に応じない方針を明確にした。北京で十七日に行われる予定の日中外相会談で、正式に要求拒否を表明する可能性が高い。国内世論から「弱腰」外交と批判を受けるのを回避するためとみられるが、中国政府は歴史問題などでの日本の態度に不満な「自発的行為」とデモを容認する一方で、国内の報道規制を継続して事態の拡大防止に努めるなど、苦しい対応を迫られている。
 中国の「要求拒否」方針は、中国外務省の秦剛報道官が十二日の定例会見で示した。中国側は北京のデモでの破壊行為があった九日、喬宗淮外務次官が阿南惟茂駐中国大使に「中国政府を代表し、お見舞いと遺憾の意を表す」とし、再発防止の努力を約束したが、秦報道官は確認するのを避け、謝罪と賠償要求に対しても答えなかった。秦報道官の言明は十日に中国外務省のホームページに発表した談話と同じで、中国政府の決定に沿ったものだ。中国の新聞、テレビは反日デモだけでなく、日中当局間のやりとりや報道官の発言も一切報道していない。これは反日デモの参加者の多数を占めるインターネット利用者向けに、ホームぺージでデモへの理解を示し、責任は歴史問題などに反省しない日本にあるとして、対日強硬姿勢を印象づける一方、デモ報道によって、ネットが未普及の農村部などの反日とは無縁の騒乱の引き金になることを警戒している表れだ。中国では近年、農地の強制収用や党官僚の腐敗などへの不満から、騒乱事件が相次いで発生。共産党中央宣伝部は昨年九月末、農民暴動など社会不安をかきたてる事件の報道を禁じる通達を出し、今回のデモにも適用されたといわれる。ある中国筋は「学生らの反日スローガンは、党の教育と宣伝の成果ともいえ、過激な行為は不本意だったにせよ、デモそのものを否定するのは自己矛盾だ。当局がデモに理解を示したのは、学生たちを冷静にし懐柔するためであり、事態沈静化の一歩」と話す。同筋によると、当局が最も恐れているのは「学生たちの反発を買い、さらに行動が過激化、国内の不満層に騒動が飛び火すること」であり、当面、日本に謝罪するよりはベターと判断したのではないかという。しかし、中国がこの問題で対日強硬姿勢を取り続ければ、日中の経済関係に影響するだけでなく、国際的なイメージを損ないかねない。十二日の記者会見でも、外国人記者から北京五輪への不安などを含め質問が殺到した。中国が法治主義を掲げながら、違法な破壊行為を黙認した警察を、秦報道官が評価、擁護したことも西側記者の疑問を招いた。日中関係に詳しい外交筋は、事態が沈静化した後、中国側は「しかるべき場で」日本側に陳謝する可能性を指摘する。しかし、昨年夏のサッカー・アジア杯で群衆に破壊された日本公使車に対する賠償も行われていない。町村信孝外相は李肇星中国外相に、改めて謝罪と賠償を要求するが、中国側は拒否姿勢を貫くとみられている。
     ◇
 ■首相強い不快感
 小泉純一郎首相は十二日、中国外務省スポークスマンが「反日デモの原因は日本の誤った歴史認識にある」などと述べたことに対し、「それは日本と違う。(日本人の)安全確保は中国に責任がある。この点は、よく自覚していただかないと」と強い不快感を示すとともに、中国側に自省を促した。そのうえで首相は、週末に北京で予定されている日中外相会談などを念頭に、対話による解決の必要性を改めて強調した。首相官邸で記者団に答えた。




【デモ暴徒化で中国批判=「非常に残念」−米国務省】

 米国務省のバウチャー報道官は12日の記者会見で、中国で起きた大規模な反日デモについて、「デモの暴徒化を容認しないことが重要だ。中国には北京の外国使節に対する暴力を防止する責任がある」と述べ、中国側の対応を批判した。同報道官は「デモが暴徒化し、統制されなかったことを非常に残念に思う。平和的な意見表明を認めるとともに、秩序の維持を図ることも政府の重要な職務だ」と語った。






★万博ネパール館、2億円で買って
└本国輸送費を節約


ネパール館で再現された14〜15世紀の寺院が2億円で売りに出されている

 パビリオンの目玉を売ります――。愛・地球博(愛知万博)に参加しているネパールが、同国館内に再現した仏教寺院を2億円で売り出している。閉幕後の移築計画がなく、解体して本国へ運ぶと輸送費が約800万円もかかることなどから、「自国の誇る文化を日本に残したい」という。金色の屋根が見事な寺院は高さ約8・5メートル、広さは16平方メートル。14〜15世紀の建築様式で、約200人の職人がヒマラヤで切った木材に彫刻や金細工を施し、1年がかりで完成させた。1本もくぎを使わずに組み立てられ、梁(はり)の部分に彫った仏像8体は、表情がそれぞれ異なるなど手が込んでいる。建築費は1億円以上かかった。ロシャン・シャキヤ館長(36)は「移築、組み立て費を含めて金額を設定したが、1億5000万円までは値引きも考える」と話している。





★7割が睡眠不足感じる
└<女性の美容調査>

 化粧品販売などの「ナガセビューティケァ」は12日までに、仕事を持つ女性の「美容と睡眠に関する意識調査」の結果をまとめた。約7割が睡眠不足を感じ、全体の約8割が「睡眠不足が顔に出る」と答えており、「美肌」願望とは裏腹に、肌に負担をかけながら働く女性の不規則な生活が浮かび上がった。睡眠不足の原因(複数回答)は、深夜テレビやインターネットなど自宅で過ごすケースが52.9%でトップ、次いで仕事の49.6%だった。平日の平均睡眠時間は5時間54分。全体の約9割が「睡眠を十分取れば肌の状態が良い」と回答。睡眠不足が顔に出た場合の対策は、「休日に寝だめ」が39.4%で最も多く、「ドリンク剤やサプリメントに頼る」も35.8%。「何もしない」人は年齢が高くなるほど多く、50代では45.0%だった。毎月の化粧品代は平均6924円。年代別では40代の7530円、20代の7407円が高い。調査は3月上旬、全国の20〜50歳代の働く女性600人を対象に、アンケート記入式で実施した。

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