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今日のニュースコミュの2005年3月25日(金)-東京-晴

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■今世紀初の万博が開幕 


 大規模な国際博覧会としては今世紀初、国内開催では大阪万博以来、35年ぶりとなる愛知万博(愛・地球博)が25日午前、開幕。会場のゲートでは、万博協会の豊田章一郎会長らがオープンと同時に来場者を迎えて開幕式が行われた。愛知万博は「自然の叡智(えいち)」をテーマに、海外から120カ国が参加。9月25日の閉幕までの半年、国のほか企業や市民が環境、人口問題など地球規模の課題解決に向けて交流し、知恵を出し合う舞台となる。磁気浮上式リニアモーターカー「リニモ」の万博会場駅に直結する北ゲートでは、豊田会長が開幕宣言を読み上げ、マスコットキャラクターの「モリゾー」「キッコロ」が来場者をお出迎え。シベリアの永久凍土から発掘されたマンモスが展示される「グローバル・ハウス」や、ロボットショーが売り物の「トヨタグループ館」など人気パビリオンは、午前と午後の2回に分けて整理券を配布。






★さあイラン戦!
└今日決戦

 サッカー日本代表は25日、敵地テヘランでW杯アジア最終予選B組最強の敵・イランに挑む。中盤にはMF中田英寿(28)、中村俊輔(26)、小野伸二(25)の3人が04年3月31日のシンガポール戦以来、約1年ぶりにそろい踏み。ジーコジャパンで3人がスタメンで出た試合は負けなし。24日の前日会見で中田は「自分たちを信じてやる」と決意表明。ジーコ監督(52)も攻撃的に戦い勝ち点3を狙うと必勝宣言した。中田には勝利しか見えていない。決戦前日の会見。日本のエースはDF4人の4バックシステムの不安を一蹴した。「正直、僕はシステムには興味ない。日本が3―5―2だろうが、4―4―2だろうが、相手がどう来ようが、システムでサッカーをやるわけではない」と強い口調で語った。23日のフォーメーション練習。ボランチの福西と自陣深くに相手選手が進入した際、どのように追い込むかで、意見が食い違い口論になった。福西はDF3人の3バックシステムに慣れていたため考え方が違っていたのだが、話し合えばお互いに理解し合えることだった。「自分たちで分かっていればいい。一番大事なのはどういうふうにプレーをするか。自分たちを信じること。それだけ。1つ1つが本当に大事だから、最後の試合と思ってやるしかない」と言い切った。中盤には中田、中村、小野の日本が誇る黄金のトライアングルが並び立つ。ジーコ監督は会見で「引き分けを狙うか?」との質問に「高原、中田、中村、小野がいるのに、どうして守備的に見えるのか。これだけの選手が集められて最大限の力を出すために4バックにした」と意図を明かした。イラン代表は攻撃にタレントがそろっているため前がかりになりやすい。しかし、守りに戻る際にはバラバラ。攻守の切り替えが遅く、相手の裏を突くスルーパスは大きな効力を発揮する。視野の広い3人が多彩なパスで相手の陣形を崩し、場合によっては自らが飛び出してゴールも狙えるのだ。中村は「イメージ、プランは頭にある。攻めるところは攻めて点を取りに行く」と決意を語った。小野も「アウエーで勝って日本に帰りたい」と必勝を誓った。日本の最後の練習は攻守のセットプレーの確認、ミニゲームという軽い内容で切り上げた。中田はわずかな時間を惜しむかのように、メニューの合間に松田をワンツーの相手にしてミドルシュートを放った。練習後にはボールの感触を試すように黙々と中距離のキックを繰り返した。守備ではまだ不安は残るが、3人が力を発揮できる条件は整った。ドイツへ続く栄光の道を黄金のトライアングルが切り開く。





★キルギス、アカエフ政権が崩壊

 中央アジアのキルギスで24日、議会選挙のやり直しとアカエフ大統領の辞任を要求する野党勢力が首都ビシケクで大統領府を占拠、アカエフ政権が崩壊した。同国最高裁は同日夕、議会選の無効を宣言。野党指導者のバキエフ元首相は議会選挙のやり直しを約束した。13日の議会選決選投票後始まった抗議運動は15年に及んだアカエフ政権の打倒につながった。選挙の不正に抗議する市民の街頭行動が政権の転覆につながったケースとしては、旧ソ連では2003年のグルジア、2004年末のウクライナに続き、3カ国目となる。現地からの情報によると、数千人の反政府勢力が24日午後、大統領府や政府機関が同居する政府庁舎を占拠した。機動隊や警察は衝突を避けるため妨害せず、軍や警察官などの一部も運動に合流した。反政府勢力は一時、国防相と安全保障相を拘束し、治安機関は総崩れとなった。





★胚盤胞移植で体外受精、胎児障害の危険高まる

 妊娠率が高まるとして不妊治療の現場で普及した「胚盤胞(はいばんほう)移植」という体外受精の手法では、胎盤を共有する特殊な形態の双子を妊娠する危険度が、自然妊娠に比べ11倍以上に増えることが静岡県浜松市の聖隷浜松病院の調査でわかった。共有胎盤の双子では、それぞれの胎児の栄養状態などが悪くなり、死産や脳障害につながる恐れがある。こうした妊娠形態がどれくらい起きるのか実態は不明で、専門家は全国的な調査が必要と指摘している。共有胎盤の多胎妊娠は、胎児を包む2層の膜のうち外側の絨毛(じゅうもう)膜のみ共有する例が多い。自然妊娠でも0・3〜0・4%の率で見られる。双子間をつなぐ血管のバランスが崩れると、片方は羊水が多すぎ、片方が血液不足になる双胎間輸血症候群が1〜2割で発症。うち約20〜60%は死産し、10〜25%は脳障害が残る。同病院で1989年10月〜2003年12月に体外受精で妊娠した701例を調べた結果、共有胎盤の多胎妊娠は9例で、自然妊娠に比べ危険度は4・32倍。特に精子と卵子を体外受精させ通常より長い約5日間培養してから子宮に移植する「胚盤胞移植」は、このうち6例で、11・3倍になった。同病院産婦人科の松本美奈子医長は「共有胎盤になる原因は不明だが、子宮に戻す際には、受精卵に異常は認められない。治療を受ける夫婦には、こうした可能性を事前に十分説明する必要がある」と話している。調査結果は京都市で開かれる日本産科婦人科学会で4月5日、発表する。





★ソフトバンク系がフジ筆頭株主に

 情報技術(IT)界の盟主ソフトバンク系のソフトバンク・インベストメント(SBI)がフジテレビの筆頭株主として名乗りを上げ、同社の北尾吉孝最高経営責任者(CEO)は二十四日夜、東京都内のホテルで記者会見。「企業防衛が目的ではない。(ニッポン放送、フジテレビと)新たなファンドを設立するに当たり、友好的な関係を築くために株を持ち合う」と落ち着いた口調で説明した。二百人を超える報道陣を前に、パソコンを開き一つ一つ丁寧に応対。「土足のまま上がって、仲良くしようや、という敵対的買収は好ましくない」とライブドアの堀江貴文社長を痛烈に批判し「信頼に基づいたパートナーシップの中でやる」と自らを対比させた。堀江社長が「いつか超えたい」と口にするソフトバンクの孫正義社長には連絡しないままの記者発表だったという。東京・台場のフジテレビ本社。SBIとの提携を知った社員は口々に「びっくりした」と漏らした。「ライブドアよりはましかな」(中堅社員)、「堀江社長に頑張ってもらいたいという気持ちもある」(契約会社の二十代男性)との声も。フジテレビ広報によると、午後四時半ごろから約三十分間、以前ニッポン放送が入居していたフロアで臨時の社員説明会があった。七、八百人の社員を前に日枝久会長は「最善の策を練っているので心配しないでほしい」と激励。村上光一社長が「社員が団結を図れば乗り越えられる。これからも良い番組を作っていこう」と呼び掛けると拍手が起こったという。東京・有楽町のニッポン放送本社。女性社員(36)は連日の慌ただしい展開に「予想もつかない事態に驚いている。しかし前向きにとらえたい」と言葉に力を込めた。一方、ライブドアは記者会見は行わず「ニッポン放送、フジテレビとの友好的な業務提携に向け、対話を続けたい」と、これまでと同じコメントを発表した。





★日本の常任理入りに反対
└ネットで50万人の署名活動・中国

 日本が国連安保理常任理事国になることに反対するインターネット上の署名活動が、中国を軸に広がっている。世界で100万人の署名集めを目標に反日的な民間団体が共同で推進しており、中国紙によるとすでに50万人を突破したという。中国紙「新京報」などによると、活動の中心となっているのは、旧日本軍のアジアでの侵略に関する日本政府の謝罪や賠償を求める米国の華僑系団体など。英語、中国語、韓国・朝鮮語で署名を集め、9月の国連総会の際に国連本部や米議会、ホワイトハウスなどに提出する計画。この活動について中国外務省の劉建超・副報道局長は24日の定例記者会見で「反日情緒のあらわれではなく、歴史問題での正確で責任のある態度を日本側に求めるものだ」との認識を表明。中国政府としても、日本が常任理事国になることに消極的な立場を改めて確認した。





★ウッチャン&徳永アナついに結婚へ

 交際を続けていた人気お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(40)と、テレビ朝日の徳永有美アナウンサー(29)が結婚の意志を固めたことが分かった。大安のきょう25日にも発表する。2人の交際が発覚したのは03年4月。当時、徳永アナが結婚していたため騒動となるなど、紆余(うよ)曲折を経てのゴールとなる。

 内村と徳永アナは、親しい関係者への報告を済ませており、一部には既に婚姻届を提出したとの情報もある。2人はテレビ朝日のバラエティー番組「内村プロデュース」での共演をきっかけに、交際がスタート。03年4月に親密交際が発覚した際には、徳永アナが結婚していたことから、不倫騒動に発展。徳永アナは同番組を含め2本のレギュラー番組を降板し、バッシングも浴びた。その後、前夫との離婚が成立したほか、1年間はアナウンサー業を離れ、裏方の社内業務に従事。関係者によると、その間も周囲に「内村さんと幸せになりたい」と話していたといい、ゴールインを目標に、困難な時期を乗り越えたようだ。昨年4月、キャスターとして現場復帰した「報道ステーション」では、スポーツキャスターとして力量を発揮。同8月には内村のマンションに通う姿が報じられるなど、静かに愛をはぐくんでいた。これまでの経緯から、徳永アナは「会社に迷惑を掛けるなら」と退社の意思も示しているというが、今後の仕事については関係者と話し合っている段階という。内村の所属事務所は24日、結婚について「ノーコメントです」としたものの、内村は以前から親しいスタッフに結婚の意思を伝えており、男としてのけじめは決意していたようだ。既にお笑いの若手を率いるスター。伴侶を得ることでさらにステップアップしそうだ。






★ホイットニー・ヒューストン、薬物中毒更正施設に再入所

 1年前に薬物中毒の更正プログラムを受けた米歌手ホイットニー・ヒューストン(41)が、再び更正施設に入った。ヒューストンの広報担当が23日明らかにした。ただ、どこで治療を受けているのかなど、詳細については今のところ不明。ヒューストンは昨年3月、公演キャンセルや奇行が度重なったことから、薬物更正施設に入所した。また、今年2月には空路でフランスへ移動中に食中毒を患い、パリ市内で入院。1月には自宅のあるアトランタ近郊でスポーツカーを運転中、バスとの追突事故も起こしていた。





★「今いくよくるよ」さん 7200万円申告漏れ

 人気漫才コンビ「今いくよくるよ」の今いくよさん(57)=本名・里谷正子=と今くるよさん(57)=本名・酒井スエ子=の二人が大阪国税局の税務調査を受け、平成十五年十二月期までの三年間で、合わせて約七千二百万円の申告漏れを指摘されていたことが二十四日、分かった。うち約二千万円は所得隠しと認定された。同国税局は二人に重加算税などを含め、約二千八百万円を追徴課税(更正処分)した。二人はすでに全額を納付したという。関係者によると、二人は「領収証が受け取れない費用がある」として、適当な数字を計上して経費として申告していたが、大阪国税局が調べたところ、そのような経費の事実がなかった。このため架空経費を計上し、水増し請求したうえ、所得を圧縮したものと判断、重加算税の対象とした。また、二人が行った旅行や衣服、宝飾品など身の回りの品を経費として申告していたが、同国税局では「経費としては認められない」として、約五千二百万円を過少申告加算税の対象とした。今いくよくるよさんは昭和四十八年、漫才コンビを結成。五十九年に上方漫才大賞、六十一年に上方お笑い大賞を受賞するなど、漫才の第一人者。
 所属する吉本興業では「税務申告は所属タレント個人に任せていた。今いくよくるよの確定申告は十年来の付き合いがある税理士に任せていたと聞いており、本人たちも所得を隠したり、税金を免れる意図はなかった、と話している」としている。






★メリルリンチ 180億円追徴課税へ

 メリルリンチ日本証券(東京都中央区)は二十四日、東京国税局から法人税の申告漏れを指摘され、近く追徴税額約百八十億円の更正処分を受けることが予想されると発表した。同証券は「所得は国外の業務で発生しており、米国などで納税を済ませた。二重課税になる」と主張し、処分を不服として異議を申し立てる方針。同証券によると、東京国税局が問題視しているのは、米メリルリンチ子会社の東京支店が平成十五年三月までの五年間に、デリバティブ取引などで得た利益に対する所得。課税管轄国をめぐり、国税局との間で見解の相違があるという。東京支店は現在、メリルリンチ日本証券に吸収されている。







★「申し訳ございません」 堤被告、1億円で保釈

 西武鉄道の証券取引法違反事件で東京地裁は二十四日、同法違反(有価証券報告書虚偽記載、インサイダー取引)の罪に問われたコクド前会長の堤義明被告(70)について、保釈を認める決定をした。保釈保証金は一億円で即日納付され、堤被告は同日午後四時すぎ、車で都内の東京拘置所を出た。東京地検特捜部は三日に堤被告を逮捕、二十三日に起訴しており、保釈は二十一日ぶり。堤被告はスーツとコート姿で、職員に付き添われゆっくりした足取り。やや髪形は乱れ、やつれた様子で迎えの車に乗り込んだ。堤被告は午後五時四十五分ごろ、神奈川県二宮町の自宅前で報道陣に対し「いろいろご迷惑をおかけしまして申し訳ございません」と二度繰り返した。また堤被告の弁護人は「私が今回起訴された事件で、これまでご高誼(こうぎ)いただいた皆様、社会の皆様に多大なご迷惑をお掛けしましたことを心からおわび申し上げます」とのコメントを発表した。

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★<サッカーW杯>日本、イランに1―2で惜敗
└B組3位転落

 日本がアウエーで苦杯をなめた――。サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組の日本は25日、当地で最大のライバルと目されるイランに1―2で惜敗。勝ち点3のまま3位に転落した。平壌ではバーレーンが北朝鮮を2―1で降した。イランとバーレーンはともに勝ち点を4に伸ばして日本を逆転した。2連敗の北朝鮮が最下位。日本は三都主(浦和)、田中(磐田)が出場停止。海外組が多く加わり、2月9日の北朝鮮戦とは先発が大幅に入れ替わった。先制されたものの後半に福西(磐田)が同点ゴール。しかし、先制点のハシェミアンに後半30分に2点目を決められて、万事休した。日本は試合後、現地宿泊はせずにチャーター便で帰国の途に。30日に埼玉スタジアムで行われるバーレーン戦で、勝ち点3獲得を目指す。
 ○イラン2―1日本●
 一度は追いつく粘りを見せた日本だが、惜しくも勝ち点を奪うことができなかった。守備を重視した日本は4―4―2の布陣で臨んだ。しかし前半25分、マハダビキアのFKからのこぼれ球を、フリーのハシェミアンに決められて先制を許した。
 日本は後半21分、柳沢がゴール前で競り勝って落ちたボールを福西が左足でけり込み追いついた。しかし9分後、イランのハシェミアンにこの日2点目となるヘディングシュートを決められ突き放された。日本は守備では集中力を欠き失点。攻めでは前線でボールをキープすることができず、相手の守備を崩すことができなかった。
 ▽日本・ジーコ監督 この1敗を引きずらず、バーレーン戦で勝つことでさらなる可能性が広がる。しっかりした戦いをやっていけば、いい結果は出る。選手はのまれずにプレーしたが、ミスを突かれ、勢いを引き戻されてしまった。
 ▽日本・福西 負けたがまだ4試合ある。得点は狙っていた。守備面ではDFラインの前、ボランチの後を使われたくなかった。2点取られるとイランも勢いに乗ってくるので難しかった。
 ▽日本・宮本 全体通して悪くはなかった。負けたけれど、下を向いて帰っても意味がない。次の試合へ向けて頭を切り替えたい。ホームでできるので必ず勝ち点3をとる。(4バックは)最初は難しい面もあったけど、試合中に序々に慣れてきた。
 ▽MF小野 後ろからしっかりつないでコントロールしたかったが、ロングボールが多くなり、自分たちのサッカーができなかった。(累積警告で次戦は出場停止だが)バーレーン戦に勝ち、いいムードでその次に臨みたい。この負けですべてが終わったわけでない。
 ▽日本・三浦淳 気持ちは入っていたけど、結果が出なかったので悔しい。イランの選手が技術があることは予想していた。サイドから攻めてくるのも予想の範囲内だったけど、失点したのが残念。
 ◇「ホームは絶対に落とせない」…ジーコ監督
 同点に追いついたのもつかの間。日本は警戒していた左サイドを突破されてハシェミアンにこの日2得点目となる悪夢の勝ち越しゴールを突き刺されてしまった。
 日本は立ち上がりから押されていた。中盤でプレスがかからず、ゴール前でしのぐ展開が続いた。好調のときの日本なら中盤での追い込みでボールを奪い、素早くゴールを陥れる必殺のパターンがあった。
 今回の日本は欧州組の個人技にかけた4バックの布陣。しかし、頼みの中田英、中村、高原らがどれほどイランの強い守りに苦しんでいたことか。後半21分にようやく福西が一時は同点となるゴールをねじ込んだものの、アジアでも個人技が高いイランが相手では、個の力で崩すにはかなり厳しいのが現実だった。
 4バックでは、3バックと比較して、MFが少ない分、中盤の守りが手薄になる。ほとんどすべてのイランボールを最終ラインの中沢と宮本が対応して止めているようでは自陣ゴールに近い分、失点の危険性は高まる。2失点目のDF陣の決壊は必然でもあった。
 負けたとはいえ、まだ6試合のうちの1試合。敵地で勝ち点を落とすことは想定の範囲内ではある。だが、この時点で3位に転落した。「ホームは絶対に落とせない」とジーコ監督。上位に立つバーレーンを埼玉スタジアムで倒さなければ、ドイツ切符がいよいよ危うくなる。【小坂大】
 ○…久々の日本代表とはいえ、中田英のスルーパスはさびついていなかった。前半11分、右サイドでボールをキープすると中に切り込むと見せかけ、タイミングをうまくずらして縦の玉田に絶妙なスルーパスを通した。
 1点を追う後半21分には、スローインを左サイドで受けると、浮き球をゴール前へ。柳沢、福西とつながって同点ゴールのきっかけを作ったものの、結果は苦い敗戦。1年ぶりとなる自らの代表復帰戦を祝うことはできなかった。
 3バックから4バックへの変更は、イランの3トップに備えると同時に、中田英と中村を同時に起用する狙いがあった。久々の合流とあって、周囲とのコミニュケーション不足も否めない場面もあったが、献身的な奮闘でその存在価値を見せた。
 ◆試合経過
 前半立ち上がりは互角の戦いを見せた日本だが、イランの攻撃に徐々に押し込まれた。それでも日本は前半11分、右サイドで中田英からパスを受けた玉田が持ち込んでシュート。GKにキャッチされたが、落ち着きを取り戻した日本は中盤での守備も機能して何度かイランゴール前に迫った。
 イランは前半19分にザンディ、20分にはマハダビキアがシュートを放つがGK楢崎が好セーブで防いだ。前半22分にはマハダビキアがペナルティエリア内で宮本に倒されたかに見えたが、逆にシュミレーションを取られ警告を受けた。イランの攻撃を何とかしのいでいた日本だが、前半25分、FKからのこぼれ球をハシェミアンに決められ先制点を許した。
 その後もイランの激しい守備に日本は前線でボールをキープできず苦戦が続いた。効果的な攻めができず守勢に回った日本だが、前半は0―1のまま終了した。
 後半も、パスとドリブルを効果的に使うイランに主導権を握られた。セットプレーから突破口を開きたい日本は後半7分、ゴール前のFKから中村が鋭いシュートを放ったが、イランGKミルザプールの好守に阻まれた。16分には左CKから相手DFのクリアボールを小野がダイレクトでシュートするもバーを越えた。後半18分、日本は玉田に代えて柳沢を投入した。
 日本は後半21分、左から中田がゴール前にクロスを入れた。そのボールを柳沢が競り勝ち、こぼれたところに走り込んだ福西が豪快に左足のボレーで決め、同点に追いついた。ホームで勝ちたいイランは後半30分、右サイドからカリミが上げたセンタリングにハシェミアンがフリーでヘディングシュートを決め、勝ち越した。
 日本は小笠原、大黒を投入し得点を狙った。しかし、イランGKミルザプールを中心とした堅い守備を崩すことができず、得点を奪えなかった。
 ★小野、バーレーン戦出場停止 サッカー日本代表のMF小野伸二は25日のW杯アジア最終予選のイラン戦で、予選2度目の警告を受けたため、次戦のバーレーン戦(30日・埼玉スタジアム)は出場停止となった。

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