本のコレクター向け情報誌「the Book and Magazines Collectors」が18日、20世紀に出版された最も価値ある書籍のリストを発表。そのリストの上位に、近年の出版物としては珍しく、J.K.ローリングさんの人気シリーズのひとつ「ハリー・ポッターと賢者の石」がランクインし、この小説の初版本は保存状態がよければ最高1万5,000ポンド(約300万円)の価値があるとみなされていることが伝えられた。
手持ちの同本が初版であるかどうかは、本の最初のページに印刷されている番号が「1」で終わっているかで確認できるという。ちなみに、「ハリー・ポッター」以外で、過去10年間に初めて出版されたにもかかわらず、価値ある書籍のリストに加わった唯一の出版物は、97位となった英作家フィリップ・プルマンさんのファンタジー小説「黄金の羅針盤(英国版の原題は『Northern Lights』、米国版は『The Golden Compass』)」(1995年初版)で、現在の価値は4,000ポンド(約80万円)という。
米ベテラン・ソウルシンガーのウィルソン・ピケットさんが19日、心臓発作により死去した。マネージャーが明らかにした。64歳だった。ピケットさんは、1965年にリリースした「In The Midnight Hour」をはじめ、「ムスタング・サリー」「634─5789」「ダンス天国」など数々の大ヒット曲を世に送り出して来た。