二酸化炭素(CO2)排出量において、中国はすでに米国を上回っている。米カリフォルニア大学(University of California)の研究チームが15日、このような研究結果を発表した。従来は米国が世界最大のCO2排出国とされていた。
同大学バークリー校(Berkeley)のMaximilian Aufhammer教授(経済学)とサンディエゴ校(San Diego)のリチャード・カーソン(Richard Carson)教授(経済学)が執筆した論文は、5月発行の米誌「Journal of Environmental Economics and Management(環境経済学と管理)」に掲載される。