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今日のニュースコミュの2005年8月9日(火)-東京-曇〜晴

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★平和へ祈り、きょう60回目の長崎原爆忌
└被爆から60年を迎えた朝、一心に祈りをささげる女性たち=長崎市の浦上天主堂で

★豪州に「カイリー・ミノーグ効果
└多くの女性が乳がん死回避へ

★容疑者「より苦しむ」と素手で窒息死
└自殺サイト殺人
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★平和へ祈り、きょう60回目の長崎原爆忌
└長崎は9日、60回目の原爆忌を迎える

 長崎市松山町の平和公園で午前10時40分から、「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を開催。昨年8月から今年7月までに亡くなった2748人の名簿3冊が奉安される。名簿に載る死没者の累計は13万7339人となる。伊藤一長市長は平和宣言で、米政府の核政策に対する憤りを鮮明にする一方、米市民へ向け、核兵器廃絶への連携を呼びかける。原爆投下時刻の午前11時2分には市がサイレンを1分間鳴らし、市民に黙とうを呼びかける。





★容疑者「より苦しむ」と素手で窒息死
└自殺サイト殺人

 インターネットの自殺サイトを悪用した連続殺人事件で、大阪府警に殺人容疑などで逮捕された同府堺市鴨谷台、人材派遣会社契約社員、前上博容疑者(36)が、4年前に起こした傷害事件では薬品で被害者を失神させていたものの、今年の事件では「より苦しみ方が激しい」と、被害者3人を素手で窒息死させたことが8日、府警の調べでわかった。

 前上容疑者は「口などを押さえられて悶絶(もんぜつ)する人の映像をインターネットで見て興奮し、手口を変えた」と供述しているという。前上容疑者は今年2〜6月、自殺サイトで知り合った無職女性(当時25歳)ら3人を集団自殺を装って手足などを縛り、口や鼻を手で押さえつけて窒息死させたとみられている。また、兵庫県警の調べで、前上容疑者が殺害を自供した中学3年の男子生徒(14)(神戸市北区)の自宅に、男子生徒の失踪(しっそう)後、前上容疑者とみられる男から身代金を要求する電話があり、受け渡し場所まで指定されていたこともわかった。このため、県警が、指定された大阪狭山市内を張り込むなどしたが、誰も現れなかったという。






★「わが身はガリレオ」-小泉首相
└是非を国民に聞きたい-郵政民営化の正当性を強調

 「ガリレオは、それでも地球は動くと言った」――8日午後8時半から首相官邸で会見に臨んだ小泉首相は、地動説を唱えたイタリアの物理学者ガリレオ・ガリレイを引きあいに出し、衆院解散の正当性を強調した。

 ガリレオは天動説が「常識」だった時代に1人地動説を唱えたために宗教裁判にかけられた。首相はその境遇を、自らに例え、「国会で郵政民営化は必要ないという結論を出されたが、もう一度、国民に聞いてみたい」と訴えた。その上で、「なぜ郵政だけ公務員でないといけないのか」「反対勢力は公務員の特権、身分を守ろうとしている」と強い口調で持論を繰り返した。総選挙の行方に関しては「やってみなければ分からない」とも。また衆院本会議の法案採決の際、棄権したり欠席したりした議員についても「(郵政民営化に)賛成するなら公認も考えたい」と話すなど胸の内もにじませた。



◇IMF報告書、郵政3事業の民営化を「歓迎」
└ワシントン国際通貨基金(IMF)の反応

 国際通貨基金(IMF)は8日、日本経済に関する審査報告を発表した。郵政3事業の民営化を「歓迎する」と明言し、小泉首相の構造改革を積極的に支持している。

 報告書は7月29日付でまとめられ、参議院での郵政民営化関連法案の否決や衆議院解散は想定していない。IMFやIMFを主導する米国政府は、それ以降の日本の政局混乱に強い懸念を抱いていると見られる。報告書では郵政民営化について「日本最大の貯蓄機関である郵便局の民営化は、民間金融機関との公正な競争条件をもたらす」と評価。小泉首相が進めてきた構造改革についても「高齢化による経済成長の減速を相殺し、日本の生産力を高めるために必要だ」と積極的な支持を表明した。IMFやホワイトハウスは郵政民営化関連法案の否決や衆議院解散について、目立った反応は示していない。しかし、米生命保険協会は、「郵貯・簡保の民営化は国際公約だ」と、引き続き郵政民営化を求める声明を出すなど、米国内では民営化の先送りを失望する声が出ている。

 報告書では日本経済について、情報技術(IT)部門の生産増や、個人消費・投資の回復などで、2005年の国内総生産(GDP)実質伸び率を前年比1・8%増と予想し、4月の世界経済見通しで示した予想から1・0ポイントも引き上げた。06年も05年と同程度の伸びと予想し、06年には消費者物価がプラスに転じ、完全にデフレが終わると予想した。一方、07年以降のGDP実質伸び率は年1・5%程度で推移すると見ている。



◇自民の亀裂深刻、公認は?新党は?迷走

 「首相主導」の解散劇、反対派の容赦ない切り捨て。首相は分裂選挙後の新党との連立の可能性も否定し、自民党内にはとまどいが広がる。「真夏の夜の夢であってくれたらいいけど」。土壇場まで解散回避に奔走した森前首相は衆院解散が決まった後、記者団に、そうぼやいた。森氏が心配するのは、党の分裂だ。「いろいろな、いきがかりでこうなったわけだから。(反対派にも)エールを交わしておかなければいけないのでは」と気をもむ。

 法案否決で首相を追い込んだ反対派にも、党を割る覚悟があるわけではない。衆院採決で反対した野田聖子氏は「私たちこそ自民党だ」と記者団に語り、反対派の亀井静香元政調会長も「非公認になる理由はない」とテレビのインタビューに未練たっぷりに答えた。各派閥は「亀裂」の修復に動く。亀井派はこの日、幹部会を開き、「立場は違っても力を合わせていこう」。旧堀内派も「反対や棄権した人、賛成した人、ひとりも落ちこぼれがないよう選挙戦を戦う」(幹部)ことを確認した、という。

 反対派には新党結成という選択肢も残されているが、足並みは乱れる。

 平沼赳夫前経済産業相は「仲間のみなさん方とも(新党結成は)選択肢の一つとして話し合っている」と語る。だが、別の造反議員の秘書は「あの方々とは全然違う。うちは無所属で行く」。公明党にもとまどいが広がる。解散回避のために参院本会議採決直前の8日朝、自民党衆参両国対委員長に法案の再修正案を具申までした。それが無理と見るや、冬柴鉄三幹事長が山崎拓自民党前副総裁に「投票日は9月4日でなく、11日に」と頼み込んだ。山崎氏は首相に「(公明党の)北側国交相が(解散詔書に)署名しないぞ」と取り次ぎ、なんとか引き延ばしに成功した。ただ、公明党にとって「今回は組織防衛の選挙」(公明党議員)。自民党との選挙協力に割ける余力は少ない。公明党選対本部長になった太田昭宏氏も、こうため息をつく。「まだ、自民党と何も話をしていない。今晩からやらないと」

 小泉首相は記者会見で「自公で過半数を割れば退陣する」と明言した。反対派の旧橋本派の議員は「対立候補を立てる時間もない。言うほど簡単でない」と予想する。小泉首相は公明党の両院議員総会に飛び入りで現れて頭を下げた。



◇「真昼の決闘」=有権者は小泉支持を
└英タイムズ紙

 9日付の英紙タイムズは、参院での郵政民営化法案否決と衆院解散・総選挙を社説で取り上げ、小泉純一郎首相を米映画「真昼の決闘」の保安官になぞらえて、日本の有権者は小泉首相を支持すべきだと論じた。 





★預かり金流用か 6千万円運用形跡なし
└女性会社役員遺体事件

 東京都世田谷区の会社役員清水楊子さん(当時57)の遺体が静岡県内で見つかった事件で、殺害を自供しているホテル社員石川良容疑者(49)=有印公文書偽造などの容疑で逮捕=が、清水さんから預かった約6000万円の資金を一度も投資に回していなかった疑いがあることが警視庁の調べで分かった。同庁は、石川容疑者が個人的に流用した疑いを強めている。

 捜査1課の調べや石川容疑者の勤め先のホテルの説明によると、このホテルでは、一つの客室を7口に分けた区分所有権を売り出し、出資者に配当する制度を導入していた。バブル期は一口700万円ほどだったが、今では値崩れして30万円程度になっている。石川容疑者は00年ごろからホテルで勤務していたが、主にレストラン部門に在籍しており、区分所有権の販売業務には全くかかわっていなかったとされる。しかし、02年ごろ知り合った清水さんに区分所有権の投資を勧め、清水さんの経営する投資会社の役員を兼務するなど投資の仲介を一手に引き受けるようになった。預かった金の総額は約6000万円にのぼっていたという。石川容疑者は、区分所有権の権利証十数通を清水さんに示していた。しかし捜査1課が調べたところ、いずれもホテル内に実在しない部屋や別に所有者がいる部屋の権利証だったといい、同課は石川容疑者が偽造したとみている。石川容疑者は96年にも、架空の会社設立話を埼玉県の資産家に持ちかけ、9000万円をだまし取ったなどとして警視庁に逮捕されており、この際にも、偽造した商業登記簿謄本を資産家に示して信用させていたという。





★サマワ騒乱、武装市民200人が対峙
└知事辞職で沈静化

 陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワでは8日も騒乱が続いた。小型ロケット砲や銃で武装した約200人が一部地区を封鎖して警察や軍とにらみ合い、一部で発砲もあった。夕方になって州評議会がハッサーニ州知事の解任を決議し、沈静化に向かったが、知事の対応次第で再び緊張が高まる可能性が残っている。サマワ警察筋によると、騒乱で州庁舎付近に迫撃砲が2発撃ち込まれたほか、警察幹部1人が武装勢力に射殺された。保健省などによると、2日間の騒乱で死者2人、負傷者67人に達した。

 サマワ周辺の有力部族長や内務省高官がサマワ入りし、サドル派と知事、州評議会などとの調停を進めた結果、州評議会が知事解任を決議。武装した市民が自宅に戻り始めた。しかし、知事は解任決議を受け入れない、との情報があるほか、サドル派も「水や電気など、生活状況が改善されない限り、闘いを続ける」とテレビで宣言するなど、騒乱の長期化も予想されている。





★ブッシュ大統領支持率45%
└CNN調査

 CNNは8日、USAトゥデー紙、ギャラップ社との共同世論調査結果を発表し、ブッシュ米大統領の支持率が45%と依然低調だと明らかにした。7月末の前回調査では就任以来最低の44%だった。世論調査によると、ブッシュ大統領の仕事ぶりを評価すると答えた人は45%、評価しないと答えた人は51%だった。支持率は今年3月と6月にも45%にまで下がっている。2期目に就任したばかりの今年1月には、支持率は57%、不支持率は40%だった。

 大統領の支持率低下は、米兵死者が増え続けるイラク戦争批判に直結している模様で、イラクにおいて米国の立場は悪化していると答えた人は56%、好調だと答えた人は43%だった。回答者の半数に、イラク情勢について質問したところ、イラク戦争によって米国本土の危険が増大したと答えた人は57%に達した。6月の同様調査では、39%に留まっていた。同様に回答者の半数に、米軍のイラク派遣の是非に質問したところ、間違いだったと答えた人は54%で、間違いではないと答えた人は44%だった。7月の同様調査では、間違いだったと答えた人が46%で、間違いでないと答えた人が53%。賛否が逆転したことになる。

 ブッシュ大統領の支持率が低迷する一方で、08年大統領選での立候補が取りざたされるヒラリー・クリントン上院議員の支持率は上昇。クリントン議員は強力で決断力のある指導者だと評価する人は68%、好ましい人物だと評価する人は60%に達した。一方で、自分とは価値観が異なると答えた人は51%、国民の団結にはつながらないと答えた人は53%だった。調査は5〜7日にかけて全米の成人1004人を対象に電話で行った。回答者のうち443人が自分は共和党支持者だと答え、466人が民主党支持者と名乗った。統計上の誤差は±3ポイント(回答者の半分ずつを対象にしたイラク戦争に関する2質問のみ±5ポイント)。





★ガトリン、男子100Mで再び金
└世界陸上選手権

 ヘルシンキ――陸上の第10回世界選手権は7日、当地の五輪スタジアムで男子100メートルの決勝を行い、アテネ五輪金メダリストのジャスティン・ガトリン(米国、23)が9秒88で優勝した。

 スタートが遅れ気味だったガトリンは幅広いストライドで中盤から追い上げ、2位以下を大きく引き離して優勝した。2位は10秒05のマイケル・フラッター(ジャマイカ)。前回大会で優勝したキム・コリンズ(セントクリストファー・ネービス)が3位だった。9秒77の世界記録保持者アサファ・パウエル(ジャマイカ)は負傷のため欠場。ガトリンは「アサファが出ていれば、もっと速い記録が出たはず」とコメント。スタンドで観戦していたパウエルは、「素晴らしいレースだった。(ガトリンは)素晴らしいチャンピオンだ。とても尊敬している」と話した。






★[指定暴力団]「中野会」が大阪府警に解散届
 
 大阪市天王寺区の指定暴力団「中野会」が8日までに、大阪府警に解散届を提出した。病気療養中の中野太郎会長(68)は引退する見通し。府警捜査4課によると、中野会長の代理人が7日、府警本部に書面を持参した。中野会長は山口組から絶縁(永久追放)されている。現在の組員は約130人。






★被爆マリア像を安置
└浦上天主堂で小聖堂完成

 長崎原爆で破壊され、焦げた頭部だけが見つかった「被爆マリア像」を安置する小聖堂が、長崎市本尾町の浦上天主堂で完成し、9日午前、像を祭壇に納める式が営まれた。信徒を代表して西村勇夫(にしむら・いさお)さん(71)が、自ら製作した真新しいケヤキ製の祭壇に像を安置。平野勇(ひらの・いさむ)主任司祭(68)が聖水をふりかけて清め、信徒らは原爆犠牲者に祈りをささげた。

 被爆マリア像は、原爆で倒壊した天主堂から奇跡的に見つかった。右側に黒く焦げた跡が残り、左目下に入った亀裂が涙のように見える。悲しげな表情は、原爆の残酷さを訴えかけている。これまでは複製が展示されていたが、被爆の象徴である像を安置しようと、信徒らの間で機運が高まり小聖堂が建設された。






★ブリトニーを狙ったカメラマンが撃たれる

 8月6日夜、カリフォルニア州マリブの高級住宅地で、出産を控えたブリトニー・スピアーズの姿を狙っていたパパラッチと思われるカメラマンのひとりが、エアガンで撃たれ足を負傷した。カメラマンはその場で応急措置を受け、近くの病院へ運ばれた。

 8日付のAP通信が伝えたところによれば、この日はブリトニーの自宅とされる大邸宅で、パーティが行われていたという。マリブ警察は現在までに犯人を特定できておらず、どこから撃ったのかも分からないと話している。警察の話ではまた、この住宅はブリトニーのものでなく、別の人が所有しており、彼女はたまたま訪れていただけという。ブリトニーに怪我はなかった。当日は撃たれたカメラマンのほか、周辺に数十人のパパラッチがいた。ブリトニーは以前からパパラッチに悩まされていたが、この件についてブリトニー側からのコメントは現在のところ出ていない。






★流されたオオサンショウウオを一斉捕獲
└兵庫・豊岡

 昨秋の台風23号の氾濫(はんらん)で流されるなどした国の特別天然記念物・オオサンショウウオ256匹が見つかった兵庫県豊岡市の円山川支流・出石川で、県は9日、オオサンショウウオの一斉捕獲を開始、午前10時までに8匹を捕獲した。災害復旧工事が終わる2008年3月まで市内のニジマス養殖池で保護し、工事後、発見場所に戻して行動範囲などを追跡調査する。






★シャトル今夕帰還へ、悪天候なら別の着陸地も

 野口聡一さん(40)搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー」は9日午前5時7分(日本時間9日午後6時7分)、米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターに帰還する。着陸の約1時間前に軌道を離脱し、大気圏突入へ向かう。

 天候不良のため、帰還が1日延期されたが、宇宙センター付近は8日夜も発達した雲に覆われ、上空からの視界はかなり悪い。曇天は少なくとも9日未明まで続く見込み。9日は、日本時間午後11時前まで着陸のチャンスがある。宇宙センターの天候が回復しない場合、NASAは、カリフォルニア、ニューメキシコ両州の軍施設への着陸も検討する。カリフォルニアの着陸地の天候は良好、ニューメキシコは雨の予報という。ディスカバリーは燃料電池などに余力があり、もう1日帰還を延ばすことも可能だが、NASA当局者は「いずれかの地点に9日中に着陸させたい」と話している。







★女性の育児休業取得率、6・6ポイント増の70・6%

 昨年10月時点の女性の育児休業取得率が70.6%と前回調査(2002年度)に比べ、6.6ポイント増えたことが8日、厚生労働省の「04年度女性雇用管理基本調査」でわかった。

 一方で、男性の取得率は前回比でわずか0.23ポイント増の0.56%にとどまったことも判明。母性保護への認識が広く社会に浸透している反面、男性が育児休業を取得するための環境が依然として整っていないことが改めて浮き彫りになった。調査は昨年10月、5人以上の常用雇用者のいる約1万の事業所を対象に実施、うち77%から回答を得た。






★レニー・ゼルウィガー、結婚の危機説を否定

 5月に結婚したレニー・ゼルウィガーが、夫のケニー・チェズニーとの関係が上手くいっていないという噂を全面否定した。結婚以来、ふたりの仲に危機説が流れ、夫婦の友人は、デイリー・メール紙に「レニーは、以前はケニーが癇癪を起こすところを見たことさえなかったが、今ではケニーは、レニーが何をして何を着て、どこへ行って誰に会うか、すべてに口出しできると思っている。レニーが昔の友人と付き合うのが気に入らない」と語っていた。しかしゼルウィガーの広報は、夫婦の関係は「素晴らしく順調」と、これを否定した。





★豪州に「カイリー・ミノーグ効果
└多くの女性が乳がん死回避へ

 オーストラリア出身の世界的な女性ポップ歌手カイリー・ミノーグさんが5月に初期乳がんと診断され、直ちに切除手術を受けたことが大々的に報道されたことから、早期検診を受ける豪州女性が劇的に増加しており、多くの命が救われる見通しとなった。

 シドニー大学のサイモン・チャップマン教授は豪州医学会ジャーナル最新号で、この現象を「カイリー効果」と呼び、乳がん死の大幅な減少をもたらす可能性があると指摘した。ミノーグさんは36歳の若さで乳がんと診断されたため、多くの女性に衝撃を与えた。これが報道されたあとの2週間に、乳房エックス線撮影による検査(マモグラフィー)を初めて受ける女性が2倍以上に増加した。がん研究者たちは、乳がんが有名無名、貧富、老若の別なく襲ってくる病気である点に注意を喚起する上でミノーグさんとメディアが果たした役割を高く評価している。







★ラーメン店元店長の控訴棄却、2審も無期
└連続婦女暴行

 東京・池袋周辺などでの連続婦女暴行事件で、強盗強姦(ごうかん)罪などに問われたラーメン店「あ・うん」の元店長、吽野優(うんのまさる)被告(34)に対し、東京高裁は9日、無期懲役を言い渡した1審・東京地裁判決(昨年12月)を支持し、吽野被告側の控訴を棄却した。仙波厚裁判長は「女性の人格を無視して自らの性欲のはけ口とした卑劣かつ狡猾(こうかつ)な犯行で、犯情は極めて悪質」と指摘した。判決によると、吽野被告は99年7月〜03年9月、東京都内などで1人暮らしの女性を狙ってマンションに侵入。包丁で脅すなどして7人の女性に暴行したほか、現金計31万円を奪うなどした。吽野被告は控訴審で「未遂や自供による自首が成立するものがあり、量刑は不当」と主張したが、仙波裁判長は「未遂は偶然によるもので、自供も捜査で追及された結果」と退けた。






★上海の夏、深刻化する電力泥棒問題

 上海で、電力泥棒を行う一般家庭、美容院、レストラン等の取り締まり運動がはじまった。新華通信によれば、上海は既に夏季の深刻な電力供給不足に苦しめられているという。市の動力担当部所属の検査官1000人以上と地元警察が協力して、電力窃盗の取り締まりを行う。新華通信によれば、電力窃盗の95パーセントが「居住者電力泥棒」の仕業だという。

 「この取締り運動で、住居用の建物にあるレストランや美容院が最も顕著な電力泥棒であることが判明した」とのこと。2千万人の人口を抱える上海では、夏のエアコンの使用が電力消費量を激しく上昇させる。夏期の予想電力消費量は、地元の発電機が供給できる量を10パーセント上回っているという。中国の他の都市同様、上海でも工場はオフピーク営業を命じられ、オフィスや商店はエアコンの設定温度を低くしすぎないように指導されている。電力泥棒は悪い状況をさらに悪化させている。今年の上半期には、毎時あたり11,000メガワットに支払いがされていないという。今回の取り締まりで捕まった電力泥棒には、最大で電気代未払分の5倍の罰金が科されることになる。しかしそれでも犯罪を撃退するには充分ではないというのが新華通信の見解だ。





★P・ジェニングズ氏、肺がんで死去
└米ABCテレビの看板キャスター
 
 米ABCテレビの看板キャスターだったピーター・ジェニングズ氏が7日、肺がんのため、ニューヨーク市内の自宅で死去した。67歳だった。家族らが明らかにした。ジェニングズ氏はABCの報道番組「ワールド・ニューズ・トゥナイト」で20年以上もキャスターを務めた。今年4月5日、がんであることを視聴者に伝え、テレビの画面から姿を消していた。同僚の話では、1988年に禁煙したが、2001年9月の米同時多発テロ以後、また喫煙していた。今春になって、がんにかかったことをようやく知ったという。家族の声明によると、ジェニングズ氏は妻のケース・フリードさんや子供たちに囲まれて、安らかな最期だった。声明は「良い人生だったと彼は思っている」と記している。ジェニングズ氏はカナダのトロント生まれ。父親は同国で著名なテレビジャーナリストだった。26歳で米ABCのキャスターに抜てきされたものの、低視聴率で降板。レバノン勤務などを経て、75年にワシントンに戻り、キャスター職に復帰した。83年、「ワールド・ニューズ・トゥナイト」のメーンキャスターに昇格し、エミー賞など数多くの賞を獲得した。03年に米国の市民権を取得したが、カナダ国籍も維持していた。

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★イラク人道支援で不正
└ロシア人元国連職員を逮捕

 旧フセイン政権下のイラクに対する国連の人道支援事業「石油・食糧交換プログラム」をめぐる不正疑惑で、米司法当局は8日、同事業の調達責任者だったロシア人元職員アレクサンドル・ヤコブレフ容疑者を現金の不正授受やマネー・ロンダリング(資金洗浄)などの疑いで逮捕した。

 同疑惑での国連職員の逮捕は初めて。

 ヤコブレフ容疑者は、同事業などでの物資調達にからみ、外国企業に国連内部の情報を提供した見返りに少なくとも数十万ドル(数千万円)を受け取ったことを認めている。同容疑者は6月に辞任している。一方、同事業を巡る不正疑惑に関連し、独立調査委員会(委員長・ボルカー前米連邦準備制度理事会議長)は同日、第3次中間報告を発表し、同容疑者や、事業の最高責任者だったベノン・セバン元国連事務次長(キプロス出身)の違法行為を確認したと明らかにした。調査によると、セバン氏はイラクの石油販売にからみ、仲介商社から15万ドル(約1700万円)以上のリベートを受け取っていた。独立調査委は、アナン国連事務総長に対して、セバン氏の外交免責特権をはく奪し、当局の捜査に応じさせるよう求めた。セバン氏は7日に辞表を提出、現在はキプロスにいるとされる。アナン事務総長や長男のコジョ氏の疑惑関与については、9月初めに発表する包括報告で結論を出すとした。
★<衆院選>「新党」構想早くも失速?
└いつでも復帰、身軽に

 30日公示、9月11日投票の衆院選に向け、自民党の郵政民営化造反組の間でささやかれていた「新党」構想が、早くも失速気味になっている。解散前までは「同憂の士で新しい流れを作る」(平沼赳夫前経済産業相)などと威勢が良かったが、ふたを開けると、「公認されないなら無所属で」の声ばかり。

 自民党の対立候補擁立の動きを刺激したくないうえ、小泉政権の終息も見越して、いつでも復帰できるように身軽にしておきたい、というのが本音のようだ。新党構想は当初、亀井派メンバーが積極的に言及していた。7月5日の衆院本会議で反対票を投じた衆院議員37人がまとまり自民党を出れば、自民党が下野した93年の政治改革選挙以来の大量離党。8日の参院採決で反対した参院議員22人を加え新党を作れば、60人近い勢力になる。

 新党結成によって、選挙基盤の弱い反対派議員に比例代表での復活当選の道を開くとともに、自民、民主両党とも単独過半数を獲得できない場合、新政権作りのキャスチングボートを握る戦略もあるとみられていた。ところが、実際に解散・総選挙が決まると、反対派のまとめ役である綿貫民輔元衆院議長は8日のNHK番組で「あくまでも自民党を愛している。このまま自民党で頑張っていきたい」と発言。野田聖子元郵政相も「『自民党の野田聖子』を自負している。公認してもらう努力はしたいが、(だめなら)無所属で出る」と語った。「自民党が嫌で別の道を歩もうというのではない」(亀井久興元国土庁長官)というのが、反対派共通の心理。新党を作って、党とたもとを分かつより、選挙で「正統性」を争う方が有利という心理も垣間見える。亀井静香元政調会長まで「新党にすぐ飛びつくことはしない。自民党公認で選挙をやりたい」とテレビで語った。
 無所属志向の背景には、党本部の公認がなくても、都道府県連の推薦で実質的に自民党のまま選挙運動ができる、という計算もあるようだ。佐賀県連ではすでに、県選出の反対派議員に対し、公認同様の態勢で支援する方針を固めている。

 選挙結果次第では小泉政権が退陣に追い込まれるうえ、来年9月には小泉純一郎首相の党総裁としての任期が切れるため、それまでの我慢と割り切る反対派議員もいる。「小泉さんが降りれば、また(自民党と)一緒にやれる。変に政党にしてしまうとやっかいなことになる」。造反組から何かを仕掛けようとする機運は乏しい。
★トンネル掘り72億円盗む
└ブラジル、過去最高額

 ブラジルのグロボテレビなどによると、北東部セアラ州のブラジル中央銀行フォルタレザ支店で8日、金庫内部の床に穴が開き、現金約1億5000万レアル(約72億円)が盗まれているのを出勤してきた職員が見つけた。ブラジルでの金庫破りでは、過去最高の被害額という。

 穴は長さ約80メートルの地下トンネルにつながり、内部に照明器具や電気のこぎりが残されていた。犯人グループはトンネルの先にある民家を借り、約3カ月間かけて地下4メートルの深さを支店まで掘り進んだとみられる。金曜日の5日夜から8日早朝までの間に忍び込んだとみられるが、警報装置は作動しなかった。
★<年間変漢ミスコン>
└愉快な変換ミスのコンテスト開催

 チクリ苦情大会を開き、ゴキブリ解消しました−−?? 実はこれ、「地区陸上大会」と「5季ぶり快勝」の漢字変換ミス。日本漢字能力検定協会は、愉快な変換ミス作品の中から大賞の「年間変漢賞」を選ぶコンテストの投票を受け付けている。あなたも選んでみませんか。

 このコンテストは、パソコンで文章を書く人が増える中、漢字を正しく使うことの大切さを改めて確認するのが狙い。昨年7月から公募し、計5946作品が集まった。毎月、月間賞と次点を決めてきたが、今回は、その22作品から最もおもしろいと思うものをオンライン投票で選ぶ。投票は31日まで。
 投票には登録が必要。9月15日に大賞が決まり、ホームページで発表される。

【変漢ミスコンテスト】
https://www.challenge-net.jp/henkan/
★【中国】汚職幹部の海外逃亡多発
└死刑の実効性に異議

 中国では、汚職幹部が現金を携帯して海外に逃亡するケースが相次いで発生しており、大きな社会問題となっている。商務部によると、ここ数年間で約4000人の汚職幹部が、合計500億ドルの現金を携帯して海外に逃亡している。7日付で中国新聞社が伝えた。

 2005年初めに、億単位の巨額横領事件を起こした中国銀行の黒竜江(こくりゅうこう)省ハルビン河松街支店の高山・支店長をはじめ、浙江(せっこう)省建設庁の楊秀珠・元副庁長、厦門(あもい)市の藍甫・元副市長、国家電力公司の高厳・元総経理などがこの例に挙げられる。法律専門家の儲〓(木偏に鬼)植・北京大学教授によると、こうした汚職幹部が国外で逮捕され、中国に引き渡されるケースは大変少ないという。

 中国は現在、20の国と犯罪人引渡し条約、数十カ国と司法協力に関する条約を締結しているが、主な逃亡先となっている米国、日本、カナダなどとは締結を行っておらず、引渡しが困難な状態にある。また、中国では横領など非暴力犯罪分野に死刑を適応していることが、汚職幹部の海外逃亡を誘発しているとの意見が聞かれる。法律専門家は、「死刑囚の引渡しは行わないという国際慣例が、国外からの引渡しを困難にしているとともに、死刑を免れるための海外逃亡を増発している」として、この分野の死刑適用を減らすよう呼びかけている。

 儲・教授はこれについて、「汚職幹部に対する国民の非難は大きく、国内の汚職事件を潰滅する必要がある。非暴力犯罪分野の死刑判決の是非については、今後も議論と実践が必要だ」と語った。また、中国工商銀行の張肖・前総裁は、「現行の金融管理体制の不徹底も、高級幹部の横領と海外逃亡を招く重要な要因だ」と指摘している。
★卑劣かつ残虐と死刑求刑
└栃木県の兄弟殺害事件

 栃木県小山市で昨年9月、4歳と3歳の兄弟を川に投げ入れ殺害したとして、殺人と覚せい剤取締法違反の罪に問われた無職下山明宏被告(40)の論告求刑公判が9日、宇都宮地裁(飯渕進裁判長)であり、検察側は「虐待を隠すため自己保身で行った類例を見ない卑劣かつ残虐な犯行」として、死刑を求刑した。

 起訴状によると、下山被告は昨年9月12日午前1時半ごろ、小山市の自宅アパートで同居していた小林保徳受刑者(41)=覚せい剤取締法違反の罪が確定=の二男一斗ちゃん=当時(4つ)=と三男隼人ちゃん=当時(3つ)=を小山市内の橋の上から思川に投げ入れ、水死させた。殺害数日前には、自宅で覚せい剤を使用した。
★実弾なくした巡査「大変なことになる」と同僚から盗む

 埼玉県警は8日、拳銃の実弾を紛失したことを隠すため同僚の実弾を盗んだとして、越谷署地域課の男の巡査(32)を窃盗容疑で書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。巡査は同日付で依願退職した。

 県警は同日、拳銃の管理を徹底していなかったとして越谷署長ら7人についても本部長訓戒などの処分にした。県警監察官室によると、巡査は7月8日朝、越谷署でズボンのポケットに実弾5発を入れ、拳銃に装てんするのを忘れたまま勤務。翌9日午前4時ごろ、署に戻り拳銃を収納する際、ポケットに4発しか弾がないことに気付き、保管庫にあった同僚の拳銃から実弾を盗んだ疑い。「大変なことになると思った。魔が差した」と話しているという。弾はパトロール中に越谷市内で落としたとみられるが、見つかっていない。保管庫の鍵は署員が1つずつ持つ規則だったが、同署地域課では1つにまとめて鍵を管理、他の署員の拳銃を取り出すことが可能な状態だった。
★高級車6台、一度に盗み出す
└センサー作動わずか10分−大阪

 9日午前1時半ごろ、大阪府松原市上田の自動車輸出入会社「イレブンインターナショナル」で、倉庫に保管していたトヨタ自動車の高級乗用車「レクサス」6台(3900万円相当)が盗まれたと同社の警備会社から110番があった。府警松原署は高級車を狙った組織的な窃盗グループの仕業とみて、窃盗容疑で捜査している。グループは侵入から約10分で6台の高級車を盗み出していた。

 調べでは、ビル1階の約2メートルの高さにある窓ガラスが割られていた。犯人グループは窓から侵入し、内側から1階のシャッターを開け、倉庫に止めてあったレクサス6台を盗み出したとみられる。ビルには警備会社の侵入防止用のセンサーがあり、窓ガラスが割られてから、署員が駆け付けるまで約10分しかたっていなかった。 
★米・加州エドワーズ空軍基地に無事帰還
└<ディスカバリー>

 野口聡一飛行士(40)が搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー」は、米太平洋時間9日午前5時11分(日本時間同午後9時11分)、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に帰還した。コロンビア事故(03年2月1日)以降、2年半にわたり中断していたシャトル飛行は、ひとまず成功した。


 ディスカバリーには野口さんやアイリーン・コリンズ船長(48)ら7人が乗り組み、7月26日に打ち上げられた。地上350キロで国際宇宙ステーションにドッキングして物資を補給したほか、ステーションの修理や軌道上での耐熱タイルの修理試験に取り組んだ。宇宙に15日間滞在し、219回、地球を周回した。ディスカバリーは当初、7月13日の打ち上げを目指していたが、直前に判明した燃料タンクセンサーの異常で約2週間延期された。また打ち上げ時に外部燃料タンクから断熱材が落下し、米航空宇宙局(NASA)は次回以降のシャトルの打ち上げ凍結を発表するなどトラブルが続いた。

 野口さんは、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)として3回の船外活動(宇宙遊泳)を実施。さらに機体底部の耐熱タイルの間からはみ出したセラミック製シートを、シャトル史上初の船外修理で取り除く作業も宇宙空間で支援した。
 

 野口さんは、シャトルに搭乗した日本人飛行士としては5人目となる。帰還は8日の予定だったが、着陸予定のケネディ宇宙センター周辺の天候が悪く、9日に延期。しかし天候が回復しないため、急きょ、場所もエドワーズ空軍基地に変更された。同基地への着陸は過去114回の飛行のうち50回目。
★<教職員調査>指導力不足は566人
└問題教員、依然多く

 04年度中に「指導力不足」とされた公立学校の教員は、全国の58教育委員会で計566人(前年度比85人増)に上り、00年度に認定が始まってから最多を更新したことが文部科学省の調べで分かった。わいせつ行為やセクシュアル・ハラスメントで処分された教師は前年度より30人減ったが166人で、「問題教員」が依然多いことが浮き彫りになった。

 都道府県と政令市の計60教委を対象に調査した。指導力不足を認定する「人事管理システム」の運用を一部の教委が始めた00年度には65人だったが、全教委でシステムが整った04年度は566人。年代別では、40代が50%、50代が34%と大半を占め、学校種では小学校が49%、中学校が28%、高校が15%だった。横浜市の27人が最も多く、次いで千葉と三重県が25人だった。指導力不足を理由に研修を受けた人数は377人に上った。うち93人が依願退職し、127人が現場復帰した。


 校長・教頭など本人からの申し出で「希望降任」したケースは前年度比15人増の81人。教頭から教諭への降格が88%を占めた。最初の1年間(条件付き採用期間)を経て正式採用に至らなかったのは80人増の191人で、内訳は、不採用7人▽依願退職172人▽死亡5人▽懲戒免職4人――など。依願退職のうち61人が精神疾患など病気によるもので、死亡のうち4人は自殺だった。指導力不足教員の増加について、文科省は「人事管理のシステムが整い、認定への取り組みが強まったことが大きい。隠されていたものがあぶり出されるケースが増えた」とみる。

 また、わいせつ行為とセクハラによる懲戒処分数は139人(免職95人、停職30人、減給9人、戒告5人)で、訓告や諭旨免職を含めた処分数は166人。30代が59人(35.5%)で最も多く、40代が51人(30.7%)、50代が33人(19.9%)だった。同一教委の管内で過去にもわいせつ行為を行ったことがあるとみられる教員が15人(9%)いることも分かった。被処分者の所属する学校種は、高校48・8%▽中学校31.9%▽小学校15.7%で、相手は「自校の生徒」が77人(46.4%)で最も多かった。



【ことば】指導力不足教員

 各教委が「児童・生徒に適切に対応できないため、人事上の措置を必要とする者」などと独自に定義して認定する。

(1)「子供の質問に答えられない」など教科の知識や技術が不足

(2)「難しい授業ばかりする」など学習指導が不適切

(3)保護者らと信頼関係を築けない――

 を指針に挙げる教委もある。医師、弁護士、保護者らで構成する判定委員会で認定する教委が多い。研修後も改善されないと、地方公務員法上の分限処分(免職、降任、休職)を科される場合がある。本人の同意なしに教職を解き、別の職場に転任させることも、地方教育行政法の改正で02年1月から可能になった。
★清原から空振り三振
└佐々木、最後の勇姿−プロ野球

 野球人生の集大成を見せるべく、佐々木が地元仙台で「最後のマウンド」に上がった。2回無死一塁、打席には対戦を熱望した清原がいた。先発の秦を降ろし、牛島監督が2人のために用意してくれた舞台だ。

 直球の威力とフォークに、もう往年の力はない。痛めた右ひざの状態も万全ではない。「投球練習では緊張して足が震えていた」と言う。しかし、家族が見守る前で、ぶざまな投球を見せるわけにはいかなかった。初球は直球。球場のスピードガンは139キロを表示した。2、3球目も直球。清原のバットは動かない。それどころか、見送る目からみるみる涙があふれた。カウント2−1から、佐々木が選んだ勝負球はフォークボール。

 「プロでやってこれたのはフォークがあったおかげ。最後はフォークと決めていた」。16年間の思いを込めた球で三振を奪った。2人は互いに歩み寄り、抱き合って健闘をたたえた。親にもファンにも、野球で感謝の気持ちを表すことしかできなかった」と佐々木。球史に名を残すクローザーの、事実上最後の登板を大観衆はしっかりと胸に刻んだ。「佐々木コール」はいつまでもやまなかった。 
★「パパラッチ撃たれた事件に無関係」
└ブリトニー・スピアーズが関与を否定

 8月8日、ブリトニー・スピアーズさん(左)、パパラッチ・カメラマンが空気銃で撃たれた事件で、関与を否定。写真は7月、「チャーリーとチョコレート工場」のプレミアに出席するスピアーズさんと夫のケビン・フェダーラインさん

 
 米人気ポップ歌手ブリトニー・スピアーズさん(23)のために開かれたベビー・シャワーのパーティーを狙っていたパパラッチ・カメラマンが空気銃で撃たれた事件をめぐって、スピアーズさんとその警備員は8日、事件への関与を否定した。

 カメラマンのブラッド・ディアスさんによると、スピアーズさんのパーティーが行われていた邸宅の外で6日、空気銃で太ももを撃たれた。この事件について、警察当局は、軽暴行罪で現在、捜査をしている。スピアーズさんの広報担当者は、「ブリトニーは、本件について何も知らなかったし、何のかかわりもなかった」と述べており、警備スタッフが関係していたかとの質問に対しては、「とんでもない」と答えた。スピアーズさんは、昨年9月にダンサーのケビン・フェダーラインさんと結婚。現在妊娠中で10月出産の予定。

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