今日のニュースコミュの2005年7月6日（水）-東京-雨→曇

★「食事の不味い国は信用できない」
└仏大統領のコメントが波紋
　└サミット控え、外交問題化も

★桂米朝-最後の一門会か
└サンケイホールの閉館を惜しむ（左から）桂ざこばさん、桂米朝さん、桂南光さん

★600人がヌードで牛追いに抗議＝スペイン・パンプローナ

------------------------------------------------------



★仏大統領の「英国ジョーク」が波紋
└サミット控え、外交問題化も

　シラク仏大統領が3日の仏独ロ首脳会談で英国を小ばかにしたジョークを飛ばしたと仏紙で報じられたことが、英国で波紋を呼んでいる。5日付の英各紙は「シラクが英国の料理をくず扱い」（サン）、「悪趣味なジョークで英仏関係が冷却化」（デーリー・メール）などと一斉に反発。6日からの主要国首脳会議（サミット）を控え、外交問題に発展する可能性まで指摘されている。仏紙リベラシオンによると、シラク大統領は会談の席上、英国の食べ物について「あれほどまずい料理を作る人は信用できない」などと発言した。5日付のタイムズ紙はこの件を1面で取り上げ、「シラク氏による驚くべき外交上の大へま」と指摘。デーリー・テレグラフ紙も、「サミット前に英仏間の緊張を一層高めた」と批判するとともに、社説で「高いレベルの政治を行う者として全く不適切な振る舞い」と言い切った。　





★イオン-３２型液晶ＴＶ１０万円
└台湾企業と企画、「国内最安値」販売

　イオンは、八日から３２型液晶テレビを十万円で売り出す。台湾の大手メーカー、東元電機との共同企画で「国内では最安値」という。東元電機はイオンを通じて販売していた別タイプの液晶テレビの特許をめぐり、シャープと係争中だが、イオンでは「問題ない」と強調している。価格は他社製品と比べると半額以下。東元電機が一万台を一括生産し、イオングループのジャスコとサティ、カルフールなどでデジタル家電を扱う計約三百九十店のほか、インターネットを通じて販売する。追加生産はしない予定。イオンは平成十五年から東元電機製の液晶テレビを販売しているが、一部の製品について昨年六月、シャープが特許侵害の恐れがあるとして、東京地裁に生産・販売停止を求める仮処分を申請。イオンはこれに反発してシャープに取引停止を通告、シャープが謝罪した経緯がある。一方、シャープは今年三月、仮処分申請を本訴に切り替えており、東元側は四月に「イメージを傷つけられた」と逆にシャープを相手取って約二億円の損害賠償を請求している。






★兵庫労働局の裏金問題で厚労省職員６人を懲戒免職へ

　兵庫労働局の裏金問題で、厚生労働省は5日、詐欺罪などで起訴された職員2人を含む6人が、2003年までの5年間で約5億円の裏金をつくり国に損害を与えたとして、懲戒免職処分とする方針を固めた。減給などほかの懲戒処分や文書、口頭注意を含めると、処分対象者は約100人に上るとみられる。早ければ7日に開かれる国家公務員倫理審査会に諮り、審査会の答申を受けて処分内容を正式に決定する。






★今夜決定します
└開催都市が決定／２０１２年夏季五輪

　２０１２年夏季五輪の開催地が決まる国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会が６日、当地で開幕し、立候補した５都市のプレゼンテーションがパリを皮切りに始まった。開催都市の発表は午後７時半（日本時間同８時半）すぎとなる。プレゼンテーションはＩＯＣ評価委員会の調査報告書とともに、開催地選定の投票を行うＩＯＣ委員の重要な判断材料となる。有力候補といわれるパリからニューヨーク、モスクワ、ロンドン、マドリードの順に各招致委員会が１時間の持ち時間で、最後のアピール。投票は午後５時４５分に始まり、過半数を得た都市が当選となる。






★アスベスト被害拡大、死者１５６人に…新たに２社公表

　アスベスト（石綿）製品を過去に製造していた建材メーカーのエーアンドエーマテリアル（本社・横浜市）と宇部興産の子会社、ウベボード（同・山口県宇部市）は５日、アスベストが原因とみられるがんの一種「中皮腫（ちゅうひしゅ）」や肺がんなどで計１２人の従業員が死亡していたと公表した。

　アスベストとの因果関係が強いとされる中皮腫などの死者は、大手機械メーカーのクボタ（同・大阪市）が５８人、ニチアス（同・東京都港区）も８６人と発表しており、被害は計１５６人に拡大した。さらに、直接の因果関係がはっきりしないじん肺などでの死者９３人も含めると、死者は４社で計２４９人にのぼる。労災認定を受けて療養中の元従業員も多く、被害はさらに広がりそうだ。アスベストは繊維状の鉱物で、耐熱性や耐久性に優れ、建材として広く利用されてきたが、解体時の粉じんを吸うとがんなどを発症する恐れがある。

　クボタを除く３社は、周辺住民への被害はないと説明している。

　経済産業省は今月１日に、アスベストを扱っていたメーカー６５社に従業員の健康被害などに関し、８日までに報告するよう求めており、今月中旬にも集計結果を公表する。また、環境省は５日、クボタに対し健康被害の発生状況などについて説明を求め、クボタは石綿を扱っていた５工場について、隣接地との境界の大気測定データを提出した。



【アスベスト原因で８６人死亡-ニチアスが発表】

　建材メーカー「ニチアス」（東京都港区）は５日、１９７６年から２００４年までの２９年間に、アスベスト（石綿）が原因とみられる中皮腫や肺がんなどの疾患により、社員と退職者の計８６人が死亡していたと発表した。アスベストが原因の可能性もあるじん肺でも、５５人が死亡。同社は周辺住民の健康被害の情報は今のところないと説明している。アスベスト疾患の死者は、奈良県王寺町の王寺工場が３１人、岐阜県羽島市の羽島工場が２１人、横浜市の鶴見工場が５人、静岡県袋井市の袋井工場が４人の計６１人。アスベスト入り建材を用いた工事の担当者なども２５人死亡した。じん肺の死者は工場が計３９人、工事担当者などが１６人。このほか、アスベスト疾患で６人、じん肺で１８人が現在療養中。ニチアスは１８９６年に日本アスベストとして設立。毒性の強い青石綿は１９７１年に、茶石綿は９２年に使用を中止したが、白石綿は昨年まで一部製品で使用していた。

　アスベスト被害では、大阪市の大手機械メーカー「クボタ」でも、７８−２００４年度にかけアスベストを使った水道管製造などに携わった社員（退職者含む）のうち、７９人が死亡、周辺住民にも中皮腫の発病者が出ているほか、太平洋セメントでも１６人が死亡している。アスベストの使用は昨年１０月からほぼ全面的に禁止されたが、アスベスト疾患の潜伏期間は中皮腫で３０−５０年などと長く、厚生労働省によると、関連するがんの発症は今後ピークを迎える可能性があるという。






★エイズ新薬開発、体内ウイルス「激減」
└熊本大教授

　副作用がほとんどなく、従来の薬が効かなくなった人にも効果の高いエイズ新型薬を開発したと５日、熊本大の満屋裕明教授（内科学）が神戸市で開かれたアジア・太平洋地域エイズ国際会議で発表した。細胞に入り込もうとするエイズウイルス（ＨＩＶ）を入り口でシャットアウトするこれまでにない働きを持つ。現行の薬は、耐性ウイルスができて、早ければ数日で効かなくなるが、新型薬は耐性ウイルスが極めてできにくいという特徴もある。製品化されれば、治療の新たな切り札として期待される。同教授によると、コードネーム「ＡＫ６０２」というこの新薬は、細胞の表面にあるＣＣＲ５というたんぱく質にくっつく。このたんぱく質は、ＨＩＶが人間の細胞に入り込む入り口。ここに異物がくっつくことで、ウイルスは細胞に入れなくなる。

　米国のエイズ患者計４０人を対象に臨床試験を実施。１日２回、１回６００ミリグラムを１０日間のんだ結果、ウイルス量が平均約１００分の１に減り、６００分の１まで減った患者もいた。副作用は、便が軟らかくなった人がいた程度だった。ＡＫ６０２は、ＣＣＲ５の全体ではなく、ＨＩＶの入り口部分を選んでふさぎ、人間にとって必要な働きをする部分はあまりふさがない。さらに、従来の薬がウイルスを攻撃するタイプなのに対し、新型薬は人間の細胞に反応する。このため副作用が出にくいという。また、今回対象にした４０人のほぼ半数は、薬のほとんどが効かなくなった多剤耐性エイズの患者で、この人たちにも大きな効果を示したことになる。





★スパイウエア被害拡大
└複数銀行で不正振り込み

　パソコンの個人情報を収集する「スパイウエア」と呼ばれるソフトを使った不正振り込み事件で、イーバンク銀行に加え、みずほ銀行やジャパンネット銀行でも同様の被害が出ていたことが５日わかった。暗証番号を不正入手し、預金者の知らないうちに別の口座に資金を移す手口で、振込先が同じだったことから同一犯の可能性が高い。スパイウエアによる被害が一度に複数の銀行で確認されるのは異例で、警視庁は各銀行から情報提供を受け捜査している。関係者によるとイーバンクの事件で使われた同じ口座に、みずほのインターネット銀行取引の顧客から１件、数十万円の振り込みが１日あった。ジャパンネットでも複数の振り込みがあったという。いずれも預金者のパソコンにスパイウエアが侵入し、ネット上での振り込みに必要な暗証番号が盗み取られたとみられる。イーバンクでは１日に１件、１３万円の被害が出ていた。





★ネット詐欺：中３女子書類送検
└服を売ると１０万円詐取

　ネットオークションでブランド服を売ると偽り、代金約１０万円をだまし取ったとして、北海道警浦河署は５日、神奈川県鎌倉市の市立中学の３年の女子生徒（１５）を詐欺の疑いで書類送検した。女子中学生はインターネットなどで紹介されたネットオークション詐欺の方法を見て、実行したという。調べでは、女子中学生は昨年１０月８日、ブランド服の販売を装って、ネットオークションサイトに福袋を出品。同９〜２８日、静岡県相良町の高校３年生（１８）ら１８〜２０歳の女性５人に１人当たり２万〜２万１０００円、計１０万１０００円を他人名義の銀行口座に振り込ませ、だまし取った疑い。調べに対し、「簡単にお金が稼げると思った。遊ぶお金がほしかった」と供述している。

　女子中学生は同月初め、ネット上で知り合った道内の無職少女（１８）から、６０００円で少女名義の銀行口座を購入。その口座を使ってネットオークションに参加した。同月末に商品が届かないとの苦情がこの少女に届き、少女が同署に相談したことから事件が発覚した。





★曲芸的事故：走行中のポルシェの屋根に軽飛行機が「着陸」

　ドイツの飛行場で、時速１６０キロで走行中のポルシェの屋根に軽飛行機が「着陸」する珍事があった。ＡＰ通信が伝えた。西部ビトブルクの旧米空軍基地でポルシェの走行訓練をしていた運転手（５５）が屋根に軽飛行機が乗ったのに気付いてブレーキをかけた。軽飛行機は滑走路に落ちてプロペラと主翼が壊れたがパイロット（５８）は無事。警察は「降りたら偶然、車の屋根だったらしい」。





★２５歳巡査長、麻薬の「ゴメオ」所持で逮捕
└茨城県警

　警視庁四谷署は５日、茨城県警下妻署生活安全課巡査長、坂本篤史容疑者（２５）（下妻市下妻）を麻薬取締法違反（所持）の疑いで逮捕した。調べでは、坂本容疑者は１日深夜、東京都新宿区新宿２の駐車場で、微量の「ゴメオ」と呼ばれる麻薬を所持していた疑い。自家用車に乗っていたところを四谷署員が職務質問。薬物のようなカプセルの任意提出を受け、成分を調べた。坂本容疑者は昼間の勤務後、東京に出かけたという。「ゴメオ」は脱法ドラッグとして一部で流通していたが、今年４月に麻薬に指定され、規制対象となった。





★米のガソリン価格、５週連続で上昇

　米エネルギー省が5日発表した最新の米ガソリン平均小売価格は1ガロン2.226ドル（1リットル約66円）となり、前週に比べて0.5％上昇した。ガソリンの値上がりは5週連続。ディーゼル車向けの軽油価格は0.5％上昇の2.348ドルで、2週連続で過去最高値を更新した。原油価格の高騰を反映し、米ガソリン価格は4月に記録した過去最高値（2.280ドル）に迫りつつある。中西部を除くすべての地域で値上がりし、全米で最も高いカリフォルニア州では1.9％上昇の2.457ドルとなった。軽油価格もほぼ全域で上昇し、2カ月半ぶりに過去最高値を更新した前週の2.336ドルを上回った。






★太平洋漂流のヨット乗組員は死亡
└巡視船が確認

　船内で人が倒れ、漂流しているヨットが見つかった宮城県・金華山から東南東約1400キロの太平洋上付近に6日、塩釜海上保安部（宮城県塩釜市）の巡視船「ざおう」が到着、倒れていたのが男性で、既に死亡しているのが確認された。死後数日たっているという。4日に現場を航行していた新潟県の漁船がマストが折れた漂流ヨットを発見、通報を受けていた。塩釜海上保安部などは船名から米国に向け単独航行していた米国籍の畑下栄さん（81）のヨットの可能性があるとみて、身元の確認を急いでいる。畑下さんの支援者によると、畑下さんは米国在住で昨年12月、妻の遺骨を納骨するためヨットＭＩＹＡ号で米国サンディエゴから静岡市の清水港まで太平洋を単独横断。今年6月に神奈川県三浦市から米国に向け出港したが、連絡が取れなくなっている。





★運転中メールで懲戒解雇
└脱線事故から１週間後-ＪＲ東公表せず

　ＪＲ福知山線脱線事故の１週間後に千葉県のＪＲ外房線で男性運転士（２５）が運転中に携帯電話のメール操作を行っていたことが５日、分かった。脱線事故の直後ということもあり、ＪＲ東日本は先月、この運転士を異例の懲戒解雇処分にしたが、事実を公表しなかった。この運転士は総武線や内房線、外房線などをエリアに持つ千葉運転区に所属。５月２日に外房線の上り電車に乗務中、千葉県一宮町の東浪見（とらみ）駅到着直前に携帯電話のメールを操作しているのを乗客が目撃し、ＪＲ側に連絡した。ＪＲ各社の内部規定では、乗務中は携帯電話の電源を切り、私物入れのかばんにしまうことになっている。ＪＲ東日本は運転士を乗務停止とし日勤教育を受けさせたが、事情聴取に対し、これまでも運転中にたびたびメールのやり取りをしていた事実を認めたため、６月７日に懲戒解雇処分にした。ＪＲ東日本千葉支社の話「安全輸送に努めている中、あってはならないことで、就業規則に照らして厳正に処分した」






★首相、サミットへ出発-７日早朝に開幕

　小泉純一郎首相は６日朝、主要国首脳会議（グレンイーグルズ・サミット）出席のため、英国に向け政府専用機で羽田空港を出発した。６日午後（日本時間同日夜）、英スコットランドのリゾート地、グレンイーグルズに到着し、直ちにカナダのマーティン首相と会談。６日夜（同７日早朝）の非公式夕食会で事実上開幕する首脳会議に出席する。８日の会議終了後に現地を出発し、９日夜に帰国。首脳会議の合間にブレア英首相のほか、プーチン・ロシア大統領とも会談、大統領の１１月来日を確認する。






★ソフト開発業者を逮捕へ-ワンクリック詐欺で全国初

　京都府警ハイテク犯罪対策室などは６日、パソコンのアダルトサイトを使った「ワンクリック詐欺」で架空の入会金をだまし取っていたとして、詐欺の疑いで高松市のソフト開発業者の社長（３８）＝東京都渋谷区＝と同社社員（３３）＝高松市＝の逮捕状を取った。府警によると、パソコンのワンクリック詐欺で、開発業者を逮捕するのは全国初という。府警は同日、開発業者から買い取ったソフトを用い架空請求を繰り返していたとして、岡山県倉敷市のアダルトサイト運営会社社長田辺史朗容疑者（３４）＝風営法違反容疑で逮捕＝ら６人を詐欺容疑で再逮捕する。







★600人がヌードで牛追いに抗議＝スペイン・パンプローナ
　
　スペイン北部パンプローナの町の伝統の牛追い祭が始まる前日の5日、動物の権利を擁護する団体のメンバー約600人が牛追い祭に抗議し、ヌードでデモを行った。おかげでパンプローナの町は事実上、マヒ状態に陥った。ヌード・デモは動物愛護団体「動物の倫理的扱いを要求する人々」（PETA）が牛の虐待に反対して実行した。デモの責任者ショーン・ギフォードさんは「4年前に初めてヌード・デモを敢行した時は20人が服を脱いだだけだったが、今回は600人に増えた。まるでカーニバルのようで、人々は手をたたき、歓声を上げて応援してくれた」と語った。

　またギフォードさんは、牛の虐待を伴わない新しい見せ物でパンプローナに観光客を引き寄せられることを実証したと強調した。PETAスポークスマンのアンディ・バトラーさんは「我々の狙いは残酷な牛追いと、そのあとの闘牛をやめさせることだ。我々は祭の行事の代替として街頭でのヌード・ランニングが好適であることを示したかった」と述べた。パンプローナの牛追い祭は正式にはサンフェルミン祭と呼ばれ、7月6日から9日間、行われる。牛追い祭には昔から観光客を含め多くの人たちが参加、パンプローナの町中で牛の群と競走し、牛を狭い路地に追い込んだりする。数世紀前に始まった行事で、記録が取り始められた1911年以来、観客14人が死亡した。牛もたくさん死んだが、牛の記録は取られていない。





★ダイエット効果「あった」49％
└女性で根強い疑問-中国消費者アンケート

　中国の消費者で、実際にダイエットを経験したことのある人に対して、その効果があったと思うかどうかを聞いたところ、全体平均で、あったと「非常にそう思う」「そう思う」の合計が49％に達した。
　

　「新秦調査」ダイエットへの興味及びその効果

　中国の消費者で、実際にダイエットを経験したことのある人に対して、その効果があったと思うかどうかを聞いたところ、全体平均で、あったと「非常にそう思う」「そう思う」の合計が49％に達した。女性はどちらかといえば、効果を疑問視する声が強く、特に上海の女性では、納得できていない声が多く聞かれた。これは、「サーチナマーケティング」を運営し、中国に特化したビジネスリサーチを展開する株式会社サーチナが、上海新秦信息諮詢有限公司（上海サーチナ）などを通じて、自社で保有管理するオンラインモニターを利用したインターネット調査を実施、健康に関する意識を探ったもの。今回の調査は、2004年12月23日から2005年1月6日まで、上海サーチナが運営する「新秦調査」オンラインモニターをメールDMによって調査アンケート票URLに誘導して行われたもの。北京市、上海市、広東（カントン）省、遼寧（りょうねい）省、四川（しせん）省を中心に、中国全土の一般消費者、男女2000人から有効回答を得た。

　実際にダイエットの経験をしたことがあると答えた866人（うち、男性313人、女性553人）に対して、その効果があったかどうかを聞いたところ、全体平均で効果があったと「非常にそう思う」との回答が12．47％となり、「そう思う」が36．37％となった。「非常にそう思う」との回答では、上海の男性で3割近くに達している。また、遼寧の男性でも19％近くに、広東の男性でも17％近くに達しているが、北京の男性では10％を切り、女性では6．45％にとどまった。上海の女性でも8％強程度となっている。

　「非常にそう思う」「そう思う」の合計は、全体平均で48．84％で、男性だけで見てみると58％に近い。上海の男性では7割近くに達し、ダイエットの効果を多くの人が実感していることが分かる。逆に、上海の女性では、この値がわずかに34％弱にとどまり、最も低い水準となっている。

　「非常にそう思う」から「全くそう思わない」まで、それぞれの割合を1．00、0．75、0．50、0．25、0．00という係数で掛け合わせ、それらを加算して100を掛け合わせたものを、ダイエット効果度として算出したところ、全体平均60．04ポイントとなったが、上海の男性では69ポイントに達しているものの、やはり上海の女性では50．84ポイントにとどまった。（この数値が高ければ高いほど、効果の度合いが高いことを示す）

　四川の男性で64．65ポイント、広東の男性でも64．18ポイントとなっている。そのほかでは、いずれも全体平均を下回っており、遼寧の男性では64ポイント程度、北京の男性は62ポイント程度となった。女性ではいずれも60ポイントを超えており、ダイエット効果に対して、自身の評価として厳しい見方をしていることが分かる。今回の調査結果は、「健康と美容−健康志向とおしゃれに関する意識」という調査の一部。







★桂米朝-最後の一門会か

　人間国宝で落語家の桂米朝（７９）や弟子の桂ざこば（５７）、桂南光（５３）らが出演する毎年恒例の落語会「第１６回　米朝一門会」（１７、１８日大阪・サンケイホール）の会見が５日、大阪市北区の同ホールで行われた。同ホールが入るビルが８月から建て直されるため一時的に閉館。２００８年夏に再オープンの予定だが、１８日の落語会が旧サンケイホールとしては最後の公演となる。米朝は「ものを忘れるけど、サンケイホールの（落語）会は覚えてます。寂しいですな…」と声のトーンを落とした。新ホールでの公演については「（出演者としては）もう、よろしいわ（笑い）。もし体が動いたら、見せてもらいに来ます」と笑わせた。１８日の公演後には、米朝や指揮者の佐渡裕氏、バイオリニストの辻久子さんら、同ホールに縁の深いメンバーでのトークショーが行われる。