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マヤン・カフェコミュの「時間」という名の幻影

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ボサ・ノヴァが流れている・・・

あわただしい朝の混雑も ひと段落
店内に 再び静かな時間が流れ始める・・・

マヤン・カフェ・・・午前10時

カウンターではいつもの常連たちが
肩を寄せ合う十姉妹(じゅうしまつ)のような
ほほえましさで それぞれの時間をすごしている


「ほぉ・・・マタグラの書を読んでおるのか?・・」

ふーちい仙人が
蒜山高原直送のさわやかさで
となりで読書に熱中している 405に話しかける

本から目を離した405は

100万ボルトの激しい目力で ふーちい仙人をにらみかえす

「ちがうわ・・・マタグラじゃなくて マ・グ・ダ・ラ・・」

・・・恐怖を感じるほどの穏やかさで 静かに応える405


いつものシャンパンゴールドの405のオーラが

一瞬にして 不動明王のごとき 紅(くれない)に変わった


「・・・今、話題の書じゃな・・・イエスとマリアの出会いを題材に語られる 

ホルスの錬金術とイシスの性魔術の世界・・・

う〜む・・・まさにマ・タ・グ・ラの書じゃ・・・

よき哉!よきかな!・・・ついにわしら仙人の時代の到来じゃ!」

遥かな仙境に遊ぶように 遠くを見つめる ふーちぃ仙人


今度は 目を伏せたままで

ただ 小さく肩をすくめてみせる405・・・


ふたりの間を 軽快なボサ・ノヴァが通り過ぎていく・・



「すいませ〜ん!ビーフカレーください。」

明るく礼儀正しい声に カウンターのみんなが振り向く・・

ダンサーの ちち君の 屈託のない笑顔がまぶしい

いったい何処に行って来たのか

真っ赤に日焼けした体を 冷たいおしぼりで 一生懸命冷やしている

「朝からカレーかいな?」

誰かの声に

「はい!・・朝からカレーです!!」

夏空のような明るさで ちち君は応える


・・・からん・からん・からん・・

突然 ドアが開く


一週間ぶりの ひで爺が

蝉の声のファンファーレと共に 入ってくる


ひで爺の ボサボサにのびた髪に

まるで「お帰りなさい」というように

店内のボサ・ノヴァが やさしく絡み付いていく・・・


・・・ボサ・ボサ・ノヴァ・ノヴァ

   ぼさ・ぼさ・のび・のび・・・・


「おう・・帰ってきたか・・・

やっぱり すけべえは 髪が伸びるのが早いのお・・」


ふーちい仙人の あたたかい再会の挨拶の中を

嬉しそうに 笑顔で通り過ぎた ひで爺は

久々のカウンターの高椅子を 懐かしそうに撫でたあと


・・・ゆっくりと座った


「“おかえりんこ” 言うて・・・」


懇願するように 常連たちを見渡す ひで爺に

常連たちは 困惑しながらも 仕方なくこたえる

「お・おかえりんこ・・・」


かつて 「ルーツ」という映画の中で

奴隷となった アフリカの 誇りある部族の長男 クンタ・キンテが

白人たちに 「お前の名は 今日からトビーだ!」

と強要され 屈辱の中で

「お・俺の名は・・・ト・・・トビー・・」

と言って 力なくうなだれるシーンがあったが

・・・まさに あのシーンの情景が 今 再現されている


ひで爺はといえば・・・ 

無邪気にも 満足げな笑みを満面にたたえ

「うん、ありがと! ただいまんk・・

 あっ・・いや・・・た・ただいま!」

と応える



なんとも

なんとも・・ 収穫多き旅じゃった・・・


いきなり感慨深げに語り始めるひで爺・・・



諸君・・・わしは いくつかの技を習得したぞ!

まぁ あまりにもぶっ飛んだ技なので

折を見て 諸君にも伝授して行こうとおもっとるがの・・・


とりあえずは 珈琲でも飲ませてくれんかの・・・


ひで爺は サーバーから 落としたての マンデリンを

深いブルーのカップに注ぐ・・・

口に運び いとおしむように ゆっくりと 一口すする


「お待たせしました」

ウエイトレスの アユぴい が ちち君のカレーを運んできた

「うまそぉ〜!」

サラダを脇によけ ちち君は早速 スプーンを握った


・・・なんとも 不思議なシンクロじゃのぉ・・・

ぽつり つぶやく ひで爺・・・


ひで爺は 焦点の定まらない視線を

ぼんやりと ちち君の前におかれた カレーに向けている・・


「シンクロ?・・」

怪訝そうにたずねる常連たち・・


・・・そうじゃ・・まさに この宇宙は

偶然という必然で満たされておる・・・

・・・こんな時間にカレーを注文した ちち君もまた

何かの 深遠なる啓示をうけとっておったのじゃな・・・


ひで爺は もう一口珈琲をすすると

また 感慨深げに 大きくため息をついた


・・・まだ 話すまいと思うておったが・・・

話さぬわけには 行かぬようじゃな・・・


ちち君は すでにカレーを食べ始めている

小気味よい食べっぷりを 頼もしそうに見つめる ひで爺


・・・実はな 今回の旅で わしが習得した技のひとつに・・


「ウンコ運行運向上法」というものがある・・・


カレーを食べる ちち君の手が 止まった・・・


・・・「うんこ・うんこう・うんこうじょう・・?」

常連たちは身を乗り出し ひで爺の言葉を復唱する


・・・そうじゃ・・・

ウンコ・うんこう・うん こうじょう ほう じゃ・・・


カウンターの隅で 固まったままの ちち君は

哀願するような目で ひで爺に何かを訴え続けている・・・


おっと・・わしとしたことが・・・

すまん事をしたのぉ・・ちち君・・

ウンコを喰っとる時に カレーの話はタブーじゃったな・・

・・・いや、逆じゃな

カレー喰っとる時に ウンコの話はタブーじゃったな!


ほんとにスマン・・・ちち君・・・


・・・必死に笑顔をキープしようとする ちち君の瞳を

深い深い 失望と落胆の影が覆いつくしていく・・・


・・・ちち君には スマン事をしたが

この技は わしのリコネクションを受けた諸君なら

簡単に会得できるはずじゃ

簡単に習得できるが その威力たるや 凄まじいものがある

・・・ただ 今話すと ちち君の味覚に影響を及ぼす可能性があるので

・・・そうじゃな 「えんじぇる・アカデミー」にでも掲載しておくことにする

あとで投稿しとくので 楽しみにしておいてくれ



さて・・・今日の講義じゃが・・・

わしが旅立つ前にも 諸君に伝えたとおり

わしも 本腰を入れて マヤの宇宙観 時間観を

丁寧に 諸君に伝えて行こうと思う


このマヤン・カフェで学ぼうと 集まってくれた

常連の諸君も25名を超えようとしている・・・

かつて宇宙を旅した「光の同胞たち」が終結を始めたのじゃな

楽しみなことじゃ・・・


マヤを学ぶとは

未知の知恵を 新たに身につけることではなく

自らの中に すでにある 宇宙の知恵を想いだしていくことじゃ

いわば 帰還の旅じゃな・・・

その旅のプロセスにおいて

わしらは 「人間」という制約の中に閉じ込められてしまった

多くの自由を取り戻していくことになる

あえてかっこよく言えば

「四次元時空に閉ざされた宇宙を

 5次元の視点で とらえなおす」

為の旅・・・それがマヤを学ぶ 真の意味なんじゃよ



「あ〜・・・もう解からなくなってきたぁ・・・」


まちゃりんの胸のカラータイマーが 黄色の点滅を始める



ははは・・・無理もない 無理もない・・・

「次元」というもののとらえ方自体 一般的にはあまり理解されてないからのぉ・・・


「次元」とはきわめて厳格な数学的・物理学的な概念なんじゃが、

どうも一般的には 「レベル」という感覚と混同しているような節がある

アセンション・・次元上昇とは単なる「魂のレベルアップ」

もしくは「もっとレベルの高い世界への上昇」くらいに

考えている人も多いのではないのかの?・・・


実はな・・・もう少し知的な 

理論的な理解が必要なんじゃよ


本当のアセンション つまり次元上昇のためには

感性と知性の両面からのアプローチが必要になる


次元に対する知的な理解が どうしても必要なんじゃ

その知的理解を促すために

今までの プレアデスの姉さんたちに加えて

シリウスのアニキたちの介入も始まっている所なのじゃ


さて、この5次元の世界、5次元の視点

・・つまりマヤの視点なんじゃが・・・・

学術的に言えば

「4次元時空と直角に交差する5番目の軸上に展開する世界」

をさすのじゃが

そんな貧相な表現をするから 難解になってくる!


要は・・・アレじゃ・・・


なあ、まちゃりん・・・レコード盤を覚えとるかの?



「レコード?・・なにそれ?・・・しらな〜い! 」


・・・た・頼むから 極端に若い世代ぶるのはやめてくれ・・

ここは とっても大切なところなんだから・・・


「わかった!・・・知ってるぅ〜〜!!」


よしよし・・みんな知ってるな

レコード針を落とすと 録音されている音楽とかが再生されてくるアレじゃ

実はな・・・

アレこそが 5次元の世界を垣間見るための 鍵になるんじゃ


よ〜く考えてみてほしい

今ではCDやMDになったが つくづく不思議なのもだとはおもわんかのぉ?


あのレコード盤という黒い円盤の中に閉じ込められているのは

なんと 「時間の流れ」なのじゃぞ!


普段は 黒い溝だらけの円盤に過ぎないのじゃが

ハリを落としたとたん 時間が流れ出す・・・


すごくないかのう?

・・・あえて 女子高生風に言わせてもらえば

これって すごくない??・・・


長渕剛の熱いライブが、

さだまさしの 静かな弾き語りの数時間が

あの 堅い レコード盤というものに記憶されておる


昔懐かしレコード盤は

ひっそりと 「時の流れ」を抱いたまま

本棚の隅に立てかけられておるんじゃ・・・


よく考えてみてほしい

わしらが「流れるもの」としてとらえてるものが

実は 流れもしないで 静止したまま ひっそりと

本棚の隅にうずくまってるんじゃぞ!


ここにこそ真実が潜んでおる!

5次元の世界では 時の流れというのは

レコード盤のように

流れもしなく 動きもせず じっと静止しているんじゃ


・・・ではなぜ?

わしらは 「時は流れるもの」のように感じておるんじゃう?

時間を「流れているように感じる」

というのは 人間特有の感覚じゃ

「時」を「流れるもの」と感じている存在が すなはち人間である

と言い換えてもイイかも知れん


それに・・・

時は流れる・・・と感じたからこそ

美空ひばりの名曲 「川の流れのように」が

誕生したのかもしれんからのぉ・・


さて・・・

時は流れず 静止しているとしたら

流れているものとは ・・・動いているものとは いったい何なのじゃろう?


実はな・・・

これがびっくりくりくりくーりくり!!なんじゃが

動いているのは わしらの「意識」の方なんじゃ!!


「意識」・・・そう わしらの「意識」の方が流れ、動いている・・・


言ってみれば わしらの「意識」とは

静止した レコード盤の上を動く レコード針じゃな!


5次元の視点を知りたければ

こうして レコード盤を眺めてみればいい・・

いいかな?

ここが 1曲目のイントロ、そして、ここが3曲目のサビじゃ

こうしてレコード盤を指差しているわしは

目の前に 宇宙の始まりから終わりまでの

全ての時間の流れを刻印したレコード盤・・・

つまり連続する時空の建造物を眺めている マヤの人々になった気分じゃ・・


わかるかの?

ついてきてくれとるかの?


いいかな?

「時間が流れている」という感覚は

人間特有の「錯覚」なのじゃよ!


これまで起こった過去の出来事、これから起こる未来の出来事

・・・さらに

これまで起こりえた過去の出来事、これから起こりうる未来の出来事

それら全てが刻まれたレコード盤を眺めている存在


・・・それこそが マヤの世界なのじゃよ!


わしらは 彼らの前で

せっせとレコード盤の溝に沿って動き回っておるのじゃ

わしらは レコードに刻まれた音が 次々に変化するのをみて

「時が流れている」と錯覚する・・・


もし

もしも・・・じゃが

わしらの意識というレコード針が止まったら

・・・時は 流れることをやめるじゃろう!


さらに・・・もし

わしらの意識・・・つまりレコード針が

レコード盤の表面を離れることができたなら


わしらは

過去と未来が同時に存在する

永劫という広がりを持つ巨大なレコード盤

宇宙の始まりと終わりが同時に存在する

途方もなく大きな時の建造物を 目の当たりにするじゃろう!!

マヤの人々は 遠い昔

この レコード盤を離れることを知ったのじゃ

「意識」というレコード針を

「時空の連続体」というレコード盤から垂直に上昇させることができた時

物理学の言う

「時空に垂直に交差する新たな第5の次元」が現れた


・・・そう 彼らは 「時空の制約」を越えたのじゃ

その日以来 

彼らは宇宙の壮大な歴史のどのポイントにも 自由に存在する力を手にいれた

目の前の レコード盤の何処にでも

針を落とせる英知を獲得・・・いや体得したのじゃ!


どうかな?

少しはイメージできたかな?


まあ、あせることはない


長年慣れ親しんだ 人間特有の世界観は

ちょっとやそっとじゃ 抜けるものではないからの・・・


気長に取り組んで行く事にしよう

何しろ この視点を獲得するまでに

人類はすでに13000年を費やしてきたんじゃからの


のんびりとな・・・のんびりとじゃ・・


どうか質問があったら どんどん聞かせてほしい!!


わしらは これから

4次元時空を超越するたびに出る!!

宇宙船は もちろん「マヤ暦」じゃ!!

よいかな諸君!!

・・・いよいよ 出航じゃ!



昼下がりのマヤン・カフェ・・・

ヘレン・メリルのけだるい歌声が

擦り切れたレコード特有のノイズを抱き込みながら

静かに流れ始めた・・・・







コメント(10)

405ちゃま

お〜!久しぶりじゃなあ!!
俺たち、マンデリン仲間?

広島・呉・福山・今治でセッション三昧の7日間
・・・すごい気づきがたくさんあったよ!!

この1週間で相当パワーアップできたみたい!
またあったときに伝えるね!
Ala-dinさま

体癖というからだのリフレイン

性癖という心のリフレイン・・・

そんな 無意味なリフレインからの脱却こそが

融通無碍・・・

われわれが目指す 真の 自由な境地かもしれませぬなぁ・・
アルバイト募集中!

マヤン・カフェでは、スタッフとして働いていただける
方を募集しています!
年齢不問・・・
できれば、きつい天然ボケの方が希望です!

あと・・・ 
カウンター席でコメント希望の
常連客の方も募集しております!

マヤン・カフェの情景に 彩を添えてくださる方
・・・どしどしご応募ください!

ほとんど 無審査で採用させていただきます!

*応募は 店主 ひで爺あてに

メールにて お願いいたします!
君の瞳は100万ボルト♪ 地上に降りた最後の天使〜♪

に、マタグラの話などしたかのぉ?
わしゃぁよう覚えとらんが、たしかにマタグラのパワーが
錬金術の根源じゃわい。

いつもひで爺の話は深いのぉ!
レコードの意味もよぉ分かった♪
長い地球の歴史も案外と演奏者が入れ替わる
短いリフレインのような気がするんじゃが?
まぁ、そのうちに分かるじゃろぉ。

わしゃカウンターにどっかりこと座っとりますが・・・
ついでに天然ボケじゃし
最近みがきがかかっとるし(んっ、使いものにならんと?)
ふーちいさん

マタグラの「くら」と ムナグラの「くら」は
チャクラの「くら」と関係あるのでしょうかのう?

今後とも マヤン・カフェのカウンターで
その 摩訶不思議な存在感を
遺憾なく発揮いただけたら 幸いでございまする!!
うーみゅ、マタグラ ムナグラの「くら」とは磐座の座(くら)に
通じるものでごじゃろうか。
まさかチャクラは茶座ではあるまいのぉ。

摩訶不思議な存在感とは、最高の褒め言葉♪ (かたじけない)
口の悪い輩からは、エロエロ妖怪と呼ばれておりますのじゃ ><;
これだけ暑いとヘロヘロ妖怪
おーい妖怪と呼ばれても、「何かようかい」と返事もできんわい。
なんか寒むうなってきたぞよ。

   (((((((((((((ガクガクブルブル)))))))))))))

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