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歴史の中の人吉

mixiユーザー 2005年03月16日 18:27

司馬遼太郎氏の作品で『翔ぶが如く』という歴史小説があります。これは、前半が西郷隆盛と大久保利通の確執を描き、後半は西南の役、西郷の死までを描いています。

西南の役では人吉が重要な拠点であったことがわかります。実家の近所、第一中学の横が西郷が起居した屋敷（現在は武家蔵という喫茶店も兼ねた名跡となっています）があり、西郷軍の一部は土手町の永国寺に逗留していたそうです。

この本は、戦略・戦術もなく個の蛮勇のみを頼りに突き進んで壊滅した西郷軍と第二次世界大戦を引き起こした当時の陸軍首脳部との酷似性を描いた作品とも言えます。

若い人たちにぜひ、呼んで欲しいと思います。

コメント(2)

[1] mixiユーザー 03月17日 18:35

私も司馬遼太郎さん好きです。「翔ぶが如く」はまだ読んでないので、今度読んでみたいと思います。

[2] mixiユーザー 03月17日 20:37

>ナテ　さま
読んでくださいね。田原坂で両軍のドギモを抜いた”美少年”のモデルは、熊本協同隊（神風連の流れを組む極右グループなんだけど）の高田露というのが定説なのですが、どうやら元人吉藩士、三宅伝八郎という説が近年、有力だそうです。三宅姓って人吉では珍しいのではないかなあ？

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