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ROCKと神話コミュの小野小町と山姥伝説・星の流れに

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平安時代前期9世紀に実在した女流歌人が小野小町です。
巷では絶世の美女と言われた彼女ですが、言い寄る男を寄せつけなかったそうです。
裁縫に使う「待ち針」の語源は小野小町にちなむという説があって、小野小町が多くの言い寄ってくる男になびくことがなかったため、穴(膣)のない女と噂されたという伝説に基づき、穴のない針のことを「小町針」と言うそうです。
この小町に恋焦がれたのが深草少将(架空の人物)で、百日通えばその思いがかなえられると信じ、通い続けたのですが、九十九日目に無念の最期を遂げてしまいました。
やがて年老いて乞食となった小野小町が少将の亡霊に苦しめられる物語も生まれてきます。
東北には小町伝説が多く、ほとんど山姥のように描かれていくのです。
なぜ彼女は、このような扱いを受けなくちゃいけなかったのでしょうか?
絶世の美女だった彼女は、誰もが手の届く存在ではなく、しかも頭も良く、すばらしい歌人だったのですが、彼女の死後は誰もが手の届く存在になってしまい、美しい物ほど破壊したい衝動に駆られていったのでしょうかね?
もうひとつ、あたりまえですが、彼女が女だったということですね。
山姥伝説が日本中にあるんですけれど、山姥はなぜ男じゃないかですよね。
一晩泊めた男を料理する為に別室で包丁を砥いているイメージが強いですもんね。
山姥は字のごとく山に住んでいるんですよね。なぜ山に住まなくちゃいけないんでしょうか?山に住むと言うことは、都や里に住めないということです。
なぜ都に住めなかったんでしょうかね?
都や里に住むという事は、家庭を持ち、良い妻で、良く働く嫁であり、男の子を生み、賢い母親でならなくてはいけないことだったと思うのです。
みんながみんな良い妻、母になれるわけではないんですよ。中にはその枠に収まりきれない人もいるだろうし、子を産めない人もいるんですよね。そんな人が里や都を捨てていき、それが山姥伝説になっていったような気がします。
小町にしても、山姥伝説にしても、そんな彼女たちの存在が気に入らない人達によって生まれていった話だと思います。

うたた寝に 恋しき人を 見てしより 夢てふものは たのみそめてき

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星の流れに 身を占って 何処をねぐらの 今日の宿
すさむ心で いるのじゃないが 泣けて涙も 枯れ果てた
こんな女に誰がした

飢えて今頃 妹は何処に 一目逢いたい お母さん
ルージュ哀しや 唇かめば 闇の夜風も 泣いて吹く
こんな女に 誰がした                  

星の流れに 作詞 清水みのる 作曲 利根一郎
アルバム 昭和享年 戸川純



コメント(4)

やっぱ戸川純より、テレヴィジョンにすりゃ良かったかな。。。。
mamikoさん
テレヴィジョンだと、ほら、セカンドの「アドベンチャー」に入ってるキャリード・アウェイがピッタシくるかなって思うんですよ。
でも小町のイメージは水ではないですよね。
もっと可憐なイメージ(笑)。
レズっぽいイメージもあるんだけどね。
百人一首は、きれい過ぎて顔を描かなかったとか、たいしたことないんで描かなかったとか、いろいろ言われてますね。

卒塔婆小町だと、もっとこう、オドロオドロしたイメージですよね。
いろいろ思うのですが、小町をあそこまで貶めるのはどんな理由なんでしょうかね?
怨霊になっちゃうぜ!

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