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伐られる樹木を活かす方法コミュのマルチングとグランドカバー

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木質チップの利用を考える。

マルチングとは、
地表を木質チップ等で覆う事で、地表の温度低下を抑えたり、侵入する雑草を抑制する効果があります。

グランドカバーとは、
ここではグランドカバー植生とします。
地表を一面に覆い、他の植物のニッチを奪い、他の種類の植物の侵入を防ぐ事で、一定に近いの状態を維持する植物。
サッカーグラウンドの芝や園地の芝生に当たります。
芝生を張る事は、単に緑化のためだけでなく、雑草の発生を抑制し、管理を容易にする効果や、植物の持つ衝撃吸収によるクッション効果がある。

一例を上げます。
村には墓地公園があります。
分譲の墓地とパーゴラ、芝生、花壇があり、憩いの空間を目指した事でしょう。
しかし、管理にはお金がかかります。
ボランティア団体が花壇を利用した事もありましたが、結局放置され
雑草で荒れ放題になりました。

村は、利用されない花壇や植桝にマルチング材として伐採された木質チップを土壌より10センチの厚みで敷き詰めました。

地表を覆われた事により、雑草は光の供給を断たれ、雑草の発生は低減し、新たに侵入した種子による実生も、根を土壌に活着できず、成長不全に。
土壌に根付いていないので、手で簡単に引き抜け、除去も楽になります。

チップは徐々に土壌還元され、雑草の抑制能力は低下します。

雑草に悩まされる場所が、グランドカバー植生に覆われる事で、木質チップを超える能力を発揮します。

写真は花壇に敷き詰めた木質チップにギョウギシバが侵入し繁茂。
他の種を圧倒し、占領。
ニッチを潰し、他の植物の侵入を阻止。
一定の状態を保つ事で、管理の手間が省ける。
ギョウギシバが侵入していない花壇では、オオバナセンダンソウ(侵略的移入種)やコトブキギクが見られる。
ただ、裸地に発生した物に比べ、成長は阻害されている。

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