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大林宣彦監督(本人公認)コミュの廃市

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製作=PSC=新日本制作=ATG 配給=ATG
1984.01.02 
105分 カラー 16ミリ


製作 ................  佐々木史朗 大林恭子 島田親一
プロデューサー ................  森岡道夫 多賀祥介 大林宣彦
企画 ................  大林宣彦 桂千穂 内藤誠
監督 ................  大林宣彦
助監督 ................  内藤忠司
脚本 ................  桂千穂 内藤誠
原作 ................  福永武彦
撮影監督 ................  阪本善尚
作曲 ................  大林宣彦
編曲 ................  宮崎尚志
美術監督 ................  薩谷和夫
音楽録音 ................  岡部英雄
音響デザイン ................  林昌平
照明 ................  稲村和巳
編集 ................  大林宣彦
衣裳コーディネーター ................  宮崎順二
ヘアーメイク ................  岡野千江子
記録 ................  黒岩美穂子
製作担当 ................  坂本至穂
 
配役    
貝原安子 ................  小林聡美
江口 ................  山下規介
貝原郁代 ................  根岸季衣
貝原直之 ................  峰岸徹
秀 ................  入江若葉
三郎 ................  尾美としのり
弁慶 ................  林成年
貝原志乃 ................  入江たか子

コメント(43)

はじめまして。
>タイトル観てドキッとしました(^^;
同じくです。このコミュが廃止になるのかと思いました(^^;)
>みなさん
すいません!!
全然気付きませんでした...w
大変失礼しましたm(_ _)m

さぁ、続けて「廃市」について、お語りください^^
いい映画ですよね。
3回くらい見た記憶が。
柳川の、時の止まったような空気と映像が抜群。
 正直、今は、この映画を観て、いいしれぬ感激をしたという記憶しかないんです。なんで、ストーリーとか、細部が思い出せないのだろう。

 この映画を劇場で観て、柳川に足を向けた。これは本当の話。

 今、40歳の目で再度、観て、感動できるか、不安。確実に私の目はにごってきている。

 根岸季衣さん、小林聡美さん、とても凛々しく美しかった、このことのみ、刻印されています。
はじめまして。
小鳥遊と申します。よろしくお願いいたします。

「廃市」は大好きな作品です。
以前、柳川の近くに住んでいたことがあります。
静かでいい町です。よくオートバイで通いました。
(その後、広島の呉に引越したので尾道にも何度も通いました・笑)。

「廃市」を観たり、原作の福永武彦の小説を呼んでいると、須賀敦子さんが、著書『ミラノ 霧の風景』(白水社)に書かれているヴェネツィアの古いホテルでの体験と重ねてしまいます。

 「途方もない夢を現実と交換して生きてしまった
  ヴェネツィアが、ふと、忍びよる滅亡の運命の
  重みを感じて、正気の溜息をもらすことがある。
  いつか、ホテルの枕もとで私が耳にした、あの
  ひそやかな水音は、そんな瞬間のヴェネツィア
  の呟きだったような気もする」

     /『ミラノ 霧の風景』須賀敦子(白水社)より

ヴェネツィアも古い水路のある町。
水路のある町の運命というものはこうも似通うものなのでしょうか?

不思議ですが、とても納得できる一節です。
映画「柳川掘割物語」と「廃市」を見て柳川に足を向けるつもりでしたが「この映画の情景は残っているのか?」と思い臼杵に変更しました。今の柳川は映画当時と変わって居ないのか気になります。行った方は教えて頂きたいです。
タニさんへ

竹中直人監督の『東京日和』も柳川でロケされましたね。
2000年のお正月に、2つの作品のロケ地めぐりをしました。
観光マップを使って『廃市』のロケ地マップも作り、私が作っている通信誌で紹介もしました。
ロケ地としては友人の協力も得て14箇所程抑えましたが、堀割周辺やお寺などはほぼ当時のままでしたが、訪問当時も一部開発工事をされていたので、さて現在はどうでしょうか?
でも1度は行ってみるべきでしょうね。
>タニさま マッチャンさま

何年前かは失念しましたが、転居のあと柳川を訪れたときには掘割や白秋生家の佇まいは私が住んでいた頃とそれほど変わっていなかったと記憶してます(今はもうちょっと観光地化されているかもしれませんが)。

訪れるなら春〜初秋の頃をおすすめします。
映画の情景のように緑が多くなりますので・・・。

映画に出てきた「船舞台」をご覧になりたかったら、毎年5月3、4、5日の3日間と7月21、22、23日の3日間行われているようですから、その日を選ばれたらいかがでしょう?
船舞台の場所は白秋生家と御花の中間あたりの水路です。

「御花」に宿泊されるのもいいかも知れませんね。
http://www.ohana.co.jp/
マッチャンさん>情報ありがとうございます。廃市マップ欲しいですね。でも家にPCがないので情報が手に入るかな…小鳥遊さん>情報ありがとうございます。来年のプランがだんだん見えて来ました。18切符で行く予定なので夏ですね。
わたしも最後のシーンの尾美としのりくんが好きです
あのシーンだけでこの映画は彼が主役であったと思えます。

小林聡美ちゃんが正統派美女を演じた唯一の映画としても価値はあるとは思えます・。根岸きいさんも美しい。

大林監督は女性を美しくとる天才ですね。
探していますが、
うちの近くでは置いてないそうです。
どうしても見たいので、
また遠くまで探しに行きます。
廃市は好きな映画ですが
ただ一つ音声に難点があり
大変聞き辛く残念です。


最近の22歳の別れも音声悪いですね。
「廃市」は思い出深い映画です。
 昭和61年、私は仙台の大学で映画の自主上映をするサークルに所属していました。
 通常は、往年の名作の16mmフィルムを借りてきて上映していたのですが、「廃市」が16mmで撮影されたこともあり、配給会社と交渉したところ、借り受けることができました。
 未だ評価の定まっていない新作であったこと、通常より若干レンタル料金が高かったこともあり、不安はありましたが、ふたを開けてみれば1日で633名の入場者。大成功でした。
 尾道三部作で大林監督の評価が高まっていたことに加え、福永武彦さんのファンも大学には多く、これだけの人数が集まってくれたのだと思います。
 映写機の横で、満員になった教室と、映画を見ながら、感極まって涙が止まらなかったことを思い出します。
はじめまして。尾美くんが好きで、まだまだ10代だったので、ちょこまか紀伊国屋へ足を運んだ記憶があります。近所で良かったと思いました。鹿鳴館だって、自転車で家から映画館まで必死に漕いで見にいったな。懐かしい。
船舞台囃子のエキストラの一人でした。
この映画や「柳川堀割物語(祖父とか出てる)」「東京日和」の風景はなくなりつつあります…
柳河駅は無いし、かき氷食べてたシーンの後ろの家(だったかな?)はなくなってました…
 ATG特集が来月シネマート六本木で開催され、ラインアップに「廃市」があります。福永武彦さんの作品のファンとしても、この機会にぜひ観たいと思っているところです。同じ映画特集で寺山修司さんの映画「田園に死す」などもあり、非常に心が動きます。
 韓流シネマフェスティバルなど幅広く映画を取り上げて下さるので、シネマート六本木のようなミニシネコンがこれからも増えることを期待しています。

http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/atg/index.html
朝日新聞に毎週土曜日毎に掲載されている[be on Saturday]「愛の旅人」皆さんご存知でしょうか?
3/8付け「愛の旅人」のふたりは、福永武彦作「廃市」の:僕と、安子:でした。
「廃市」といえば大林監督作品。「廃市」の紹介文の中にちゃんと大林監督が初めて映画化された事も書かれていました。
大林監督は、十代の頃、福永武彦の代表作「草の花」に出会い、「自分が書いた小説か」と思うほど偏愛したそうです。文章が奏でるリズム、そして主人公たちの孤高の魂。福永と一心同体とさえ思ったといっています。
83年、スタッフ全員で2週間の休みが取れたその期間を使い、16ミリカメラを柳川に持ち込んで、念願の福永作品を撮影したそうです。
大林監督は、映画の冒頭、「僕」がこの町到着する列車の音に、川の水音を交差させた。「あれで、福永さんの世界に導かれて行く感じを出せた」と振り返っています。

また、撮影秘話として、「廃市」という陰気なイメージが行政や観光関係者から不評であったが、大林さんが「廃市、柳川」の映画を撮ってくださったということで当時の商工会会頭がいたく感激したそうだ。
また、撮影に協力した地元の若いボランティアどうしで結ばれて、監督が仲人になったそうだ。この夫婦の子供さんは監督の事を「東京のおじいさん」と呼び、監督もまた「九州に孫がいる」と話しているそうです。
「そうやって、いまだに柳川と結びついていられるっていうのはね、やっぱり福永さんの『廃市』という作品が持つ力なんだろうと思いますよ」と監督の弁。

この新聞記事を読んでいると、長らく観てない「廃市」をまた観たくなった。

   BY EMT
EMTさん、

わしも朝日新聞の「愛の旅人」を見て、懐かしくこの映画を思い出しました。
大好きな映画の一つです。
学生時代、上映されていると知ると遠くまで観にいき、
深夜のテレビで放映されていたのを録画しては何度も観ました。
原作も時折読み返します。

映画は、とても監督、スタッフ、キャストが一体になっていて、絶妙の出来上がり。監督がこれほど愛する小説を基にしながら、力みすぎたところも、凝りすぎて意図が空回りになったところもないのが奇跡のようです。まさに珠玉の作だと思います。
龍3もご覧になりましたか。

小説の出来は最高でも、映像にするのは難しかったり、また映像にすると何か予想ハズレだったり。
又、小説のイメージ以上に映像の方が観る側の心を掴んだり。

その点からいくと、監督は小説の良さ以上の物を映像に描き出せる人なんだなと感じました。
何度観ても飽きなかったり、久々に観てもまた感動させられたり・・・
「廃市」もその一つですね。

   BY EMT
小説にない、ラストシーンの尾美としのり君のせりふなど、映画の力を感じさせてくれる作品ですよね。

今日も朝日新聞の『愛の旅人』を読み返していたら、「DVDが一月に再発売された」と書いてありました。そーだったのか!

そして小説のほうは、新潮文庫、絶版なんですと。残念!
昨年の夏休み、九州の臼杵で大林監督夫妻とお会いしたとき、私にとっての大林映画ナンバーワンは「廃市」なんですとお話したら、奥さんが本当によろこんでおられました。奥さんにとっても思い出の深い映画のようでした。
それと、映画「廃市」のゆったりとしたリズムは柳川の水郷の水の流れのリズムなんですよねと、監督にお尋ねすると、そうなんですよ、と答えれくれました。


あのー、すみません。

この映画はモノクロじゃなかったですかね?

16ミリの、画面が小さい池袋の文芸座地下「ル・ピリエ」で見た記憶があります。
たけちゃんさん

 モノクロではありません。ただ、16mmフィルムの少しざらざらした感があり、モノクロというご記憶になっているのかもしれません。

 私も、ル・ピリエで観ました。この劇場での上映が最初の公開です。
penさまへ

そうでしたか。
本などで見るこの映画のスナップがモノクロが多いので、そんな気になってしまっていました。
失礼しました。

余談ですが、峰岸さんが主人公に向かって「廃市、と言う言葉を知っていますか?」と、話すシーンが妙に生々しかったのを憶えています。
(確か、お祭りの夜がったような、、、)
曖昧な記憶ですみません。
 「廃市」、先日、ビデオを観ました。何度目だろう。

 実は私、勘違いをしてまして、尾道三部作の後に撮られた作品だと思っておりました。
 だって、小林聡美さんが、とても大人びているから(尾美さんも)。

 「転校生」の2年後、翌年に、「さびしんぼう」なんですね。女優さんってすごい。いや小林さんがすごいのかな……。

 監督のナレーション、それに監督作曲の音楽(あれは絃楽三重奏か四重奏?)、そうして微妙なタイミングではいる水琴屈のような音。映画はみんなそうでしょうけれど、特別丁寧につくられた、本当に美しい映画だと、あらためて思いました。

 みなさん書いているのですが、最後の(うろ覚えですが)尾美さんの、

「江口さん、この街の人は、みんな愛されていることに気付かんとよ。そしてあんたも、安子さんを愛しちょる!」

 という科白、そうして時計が動き出すラストは、残りますね。
 みなさん、こんにちは。

 「廃市」は本当に素晴らしい作品でした。
 僕は、今はなき大井武蔵野館で観ました。

 「転校生」を観てひっくり返るほど驚き感動します。テレビ放映版をビデオで録画して…何度観たことでしょう(映画版は…明大和泉校舎の映研主催上映会で観ました(16ミリ版でした))。

 渋谷の実践女子大学で大林監督の講演会がありました。
 少し広めの教室のほぼ真ん前で大林監督の話を聞きます。

 講演が終わってから…大林監督は話します。
 「今度、映画を撮りました」ここで聴衆は「うぉーっ!」と歓声を上げます。

 「「廃市」と言います。とても短い時間で撮りました(確か2週間ぐらいだと話されていた記憶があります)。みなさん、観てください」

 大林監督の笑顔がとても印象的でした。

 福岡に出張した際、柳川に足を伸ばしました。
 冬の寒い日でしたが…そこには明るい「廃市」がありました。
 映画とは違う、昼間の顔です。
 
 この作品のしっととした…良質なまさに日本映画としか言いようがない趣に感動します。外連味のない、実に丁寧な日本の「物語」です。

 大井武蔵野館は残念ながらだいぶ前に閉館しました。
 小さな名画座でしたが、「廃市」を観た時の空気感と言いますか…雰囲気まで全部覚えています。

 こういう素晴らしい作品は…監督がおっしゃるように時間軸で長く観られるように…そのよさを語っていきましょう。
 6月に北海道立文学館で福永武彦関連のイベントがあり、その中の企画で『廃市』の上映がありました。定員の3倍の応募があったそうで、当選したのは何かの縁かもしれません。フィルムで観るのは作成年以来ですから、27年ぶりということになります。
 上映されたフィルムは、痛みがひどくて、その保存状態の悪さに少し悲しくなりました。この作品は、映像の美しさもポイントの一つなのに…オリジナルニュープリント、作ってくれないかなぁと思ったのでした。
 pennさん、こんにちは。


 「廃市」はご存知の通り、16ミリで撮影されましたね。
 オリジナル・ネガはきちんと管理されているのか気になります。

 上映されたフィルムは保存状態がよくなかったんですね。
 残念でした。

 DVDは阪本カメラマン監修のニューマスター、ニュープリント版ですが…製作年次からすると、お金はかかりますが…デジタル・リマスター版を製作して…それを映画館で観てみたいです。
廃市 HDニューマスター版

2016/12/14発売

DVD KIBF-1450 税込4,104円
https://www.amazon.co.jp/dp/B01LCNEPWC

Blu-ray KIXF-435 税込6,264円
https://www.amazon.co.jp/dp/B01LCNEPUO
上映の情報ですメガホン
《大林宣彦監督特集》
「廃市」1984年/104分
主演:小林聡美
11/25(土)〜28(火)10:20

当日一般1500円 学生1300円 会員1100円
名古屋シネマスコーレ
052-452-6036
《祝!生誕80年『花筐』公開記念 大林宣彦映画祭》
「廃市」1983年/ATG→PSC/カラー/106分
監督:大林宣彦 脚本:内藤誠、桂千穂 原作:福永武彦 撮影:阪本善尚 美術:薩谷和夫
出演:小林聡美、山下規介、根岸季衣、峰岸徹、尾美としのり、入江若葉、入江たか子、林成年
1/27(土)20:35
1/29(月)17:00
1/30(火)18:50
1/31(水)18:40
2/1(木)10:00

当日一般1400円、学生1200円、会員1000円
当日5回券6000円、会員5回券4500円
シネ・ヌーヴォ
電話06-6582-1416
廃市<ATG廉価盤>

2019/02/13発売

DVD KIBF-4553
http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-4553/

Blu-ray KIXF-4286
http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIXF-4286/

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