ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

大林宣彦監督(本人公認)コミュのなごり雪

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
製作=ピーエスシー
TOSエンタープライズ
大映 配給=大映
2002.04.27 シネフレックス東宝11/シネマ5(大分県内先行公開)
111分 カラー ワイド


企画 ................  臼杵市 TOSエンタープライズ ピー・エス・シー
製作 ................  大林恭子 工藤秀明 山本洋
プロデューサー ................  大林恭子 山崎輝道 福田勝
制作担当 ................  若山直樹
監督 ................  大林宣彦
助監督 ................  南柱根
脚本 ................  南柱根 大林宣彦
原案 ................  伊勢正三 「なごり雪」
撮影 ................  加藤雄大
B班撮影 ................  谷川創平
なごり雪 詩・曲・唄・ギター演奏 ................  伊勢正三
音楽 ................  學草太郎
編曲・指揮 ................  山下康介
音楽プロデューサー ................  加藤明代
美術 ................  竹内公一
装飾 ................  河合良昭
特機 ................  中川貞利
小道具 ................  小田正志
持道具 ................  立花芳理
録音 ................  内田誠
整音 ................  山本逸美
音響効果 ................  佐々木英世
シンクロリレコ ................  木村勝己
レコーディングeng ................  高橋令林
照明 ................  西表灯光
編集 ................  大林宣彦
ポジ編集 ................  内田純子
ネガ編集 ................  幸地甫之
ネガ編集応援 ................  中溝哲生
CG製作 ................  大屋哲男 道木伸隆
オプチカル ................  関口正晴
タイミング ................  小椋俊一
記録 ................  呉美保
ヘアー・メイク ................  岡野千江子
衣装 ................  千代田圭介
スチール ................  谷口和生 安倍浩利
劇用写真 ................  中西哲也
制作協力 ................  大分県 臼杵市
 
配役    
梶村祐作 ................  三浦友和
水田健一郎 ................  ベンガル
園田雪子 ................  須藤温子
菅井とし子 ................  宝生舞
梶村祐作(青年期) ................  細山田隆人
水田健一郎(青年期) ................  反田孝幸
水田夏帆 ................  長澤まさみ
水田の母 ................  津島恵子
梶村道子 ................  左時枝
杉田良一 ................  田中幸太郎
新谷由梨絵 ................  斉藤梨沙
槙弘美 ................  日高真弓
    小形雄二

コメント(22)

ていねいな手作りの映画ですね。地味かもしれませんが、こういう人間ひとりひとりの淡く、はかなく、でも、芯のある生き方をていねいに描いた作品が賞と無縁なのは喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか。

それにしても、映画「なごり雪」が、興行的に不遇だったのはなぜなのかいまだにわかりません。川崎で観ましたが、朝9時からのモーニングショー(1回)上映。単館上映かそれ以下の扱いはどういう事?

とはいえ、やはり「大林作品」

大林監督が「三浦友和の50歳待ち」といってましたが、この作品への出演がなければ、「ALLWAYSー三丁目の夕日」の「悪魔先生」もなかったような気がします。それほど、等身大の自然な「三浦友和」は新鮮でした。どこかひきずっていた「若さ」からふわっと離れたように思います。断ち切ったとか乗り越えたとかそんな感じがしないと思ったのは私だけでしょうか?「列車の旅」を繰り返す「祐作 」は演者が細山田隆人から三浦友和 に変っても、やはり「祐作 」でした。

対照的に、雪子役の須藤温子のしゃべり方が十代の頃の吉永小百合さんそっくりで驚きました。
それでいてレトロではない普遍的な雪子の「想い」が、とし子(宝生舞)の対照的な(ある意味現代的な)「想い」とぶつからないように深く静かに育まれ、それでいて、一瞬燃え上がる。愛や人生に勝ち負けがあるのではなく、日々の営みのなかに愛や人生が息づいている。そして、ひとつひとつははかなく消え去っても、「想い」は形を変え、あるいは変えることなく受け継がれて行く事に気付かせてくれる。

現代と過去の対比を際立たせる効果的演出でした。ただ、50代以上じゃないとわからないかな?とも思いましたが。

30代より若い方がどう感じたかうかがいたいので、是非、コメントをお願いします。
45なので、申しわけないんですが(^^;)。
いい映画ですね。しみじみとしていて。
ひょっとしたら、ああいう心境は、40を過ぎないと分からないのかもしれないなあ……。
ただ、いつか分かって欲しい映画ですね。
ずっと、少年のような視点を持っていた大林監督ですが、この映画は成熟ぶりを感じさせました。
加藤雄大カメラマンも、すばらしいです。

こういう、大人のための映画が評価されないのは、残念ですね。
ただ、「HOUSE/ハウス」でデビューしたときも、一般的な批評は、まるで否定的で、こおn映画を愛する人だけが、熱狂的に支持したので、私たちが語り継いで行くべきなのかもしれません。
すみません。言葉がたりなかったようです。

私が「50代以上じゃないとわからないかな?とも思」ったのは、1950〜60年代の息づかいの事を意識したもので、それがノスタルジーに流される事なく現代にしっかりかさなっているように感じたからです。その意味では「団塊の世代とは違う体験をしてきた50代じゃないと感じとれないなにか」というべきだったと反省しています。「50代の映画」だと言っているのではなく、同世代としての特別な思い入れがあるけれど、若い方はより素直に向かいあえるはずだから、感想を知りたいと言う意味です。

目にみえるもの(現実の生活)は時の流れのなかで変っていきます。それは、伊勢正三の弾き語りとそれに続く冒頭のシーン。「現代の祐作」の独白とそこで語られる(スクリーンに登場することのない)「現代のとし子 」そして電話から聞こえる声だけの「現代の健一郎」とその声が語る「現代の雪子」それぞれが30年余り営々と築き上げてきたものが一瞬で崩壊か、と思わせる冒頭のシーン。でも、起こった事は語られても、背景はまだ語られていません。それは繰り返される「祐作の列車の旅」によって「語られ」ていきます。

ところが、私は不思議な感覚にとらわれていました。
50年代生まれの祐作は団塊の世代より少し若い世代です。

「ALLWAYSー三丁目の夕日」の少年たちはまぎれもない団塊の世代です。とてもいい映画でした。でも、あきらかに団塊の世代を意識して作られた映画です。そして、興行的にも賞取りにも狙い通り成功しました。文句を言っているのではありません。繰り返します。とてもいい映画でした。感動しました。ただ、スクリーンに登場し、映画の成功を支えた団塊の世代と、「なごり雪」で描かれる私も含まれる50年代生まれの世代は、あえて世代でくくるとはっきり違うのです。

あくまで、私個人の感覚ですが、一言でいうと「漂白の世代」です。普通に生きてきたはずなのに、振り返ってみると、漂っていた過去が有り、地に足をつけていたはずなのに、今も漂っている、そんな感覚です。それが「繰り返される祐作の列車の旅」とかさなるのです。

「こんなはずじゃなかった。」と言えば、「世代に関係ないよ」と言われるのはわかっています。でも、祐作と自分をかさねあわせてしまい、団塊の世代のあおりをうけて漂ってきた、そんな感覚にとらわれたのです。

もうひとつは「少女の目線」です。「少年」は「おとな」になります。そして、どちらも描かれます。でも「少女」は「おとな」になりますが、描かれるのは「少女」で「おとな」は語られるだけです。「少女」は「少女の目線」を持ち続け、それは、現代の「少女」(娘)に手渡されています。

「少年」はただ「おとな」になっただけです。
「少女」は永遠で「少年」は思い出に閉じ込められたままです。


誰か否定して下さい。そうじゃないと、さびしすぎます。
一年近くもたってのコメントでごめんなさい。

最近Mixiに入ったので。

おっしゃっておられること必ずしもきちんと理解できないでいるので、おっしゃっておられることと食い違っているところはごめんなさい。

興行的に必ずしも成功でなかったというのは、聴衆がついていけていないからだと思います。 「はるかノスタルジー」は、本当に完成度の高い映画ですが、おそらく大林監督についていける人がかなずしも多くないからだと思います。

逆にタイトルを言うと支障があるので書きませんが、アイドル映画のほうが当然、興行的には成功しているのでしょう。 ただ、監督は「アイドル映画をとっても決してアイドル映画では終わらせない。」と、おっしゃっているのを伺い、映画人としての矜持を感じました。

この映画は、音楽の使い方、絵の美しさ、は本当にすばらしいと思います。 また、雪子の対応のなぞを切り口に話を盛り上げ、観客を引き込んでいく手法もさすがだなと思いました。

ただ、その落ちのところが大山鳴動して云々ではありませんが、もうちょっとひねってほしかった、本の練り上げがもう一歩か?

あと、おそらく監督も考えられたのだとは創造しますが、雪子との何らかの絡みを最後に入れると、もう少し「時駈け」のようにちょっと余韻の幅が広がったように思います。

都市と田舎、少年少女と中年、60年代と2000年、このあたりのギャップを音楽を効果的に使って、心の振れを、希望を失う悲しみで対比させながら、映像で美しく描かれた秀作だと思います。 

できたら、同じテーマを少女の視点から見た映画をぜひ監督に作っていただきたい。 もしくは、家族と言う切り口で作っていただけたらと切に祈っています。

ニーチェは「ワグナーのオペラを見ることができたら命を投げ出しても良い。地獄の快楽」と言いましたが、僕は大林監督の映画を見ることができたら!と、思っている大ファンです。 続編、楽しみにしています。
良い映画なのに、ファンの皆さんも、「さびしんぼ」せいぜい「はるかノスタルジー」はついてきてくれてもこの映画までだと難しいんですね。

大林ファンとしては、ちょっとさびしいです。
 みなさん、こんにちは。

 「なごり雪」は本当に素晴らしい作品でした。
 僕は、有楽町スバル座でロードショー公開時に観ました。

 以前から、大林監督はかなり小津監督を意識されているように感じます。この作品もあえて台詞の抑揚を抑えています。大林監督作品になれていない人には、とっつきにくいところがあるかもしれません。

 ラストの水田を演じるベンガルさんの号泣には泣かされました。
 水田には地元で生きた…雪子を守ってきたという矜持があります。一方、祐作の最後の台詞…(個人的にはこれを水田に言う残酷さを思います)これを聞いた水田の言いようのない嘆き…もちろん、雪子が亡くなった悲しみ…これらが混じり合って、あの慟哭となったのだと思っています。

 大林監督のよさでもありますが…サービス精神が旺盛ですよね。映画が饒舌ですべてを語るようなところがありましたが…(語らない)このラストにはしびれました。

 一昨年、「なごり雪」のプロデューサーをやられた福田さんと飲む機会がありました。大林監督のお人柄等をお聞きして、長年のファンであった事に誇りに感じました。ご存知の方が多いと思いますが…監督は心臓の手術をされました。大病を克服され…無理のない範囲で、新作を楽しみにしています。

 「なごり雪」の評価が低いなんて馬鹿馬鹿しい話です。この作品は時間をかけて必ず評価されると思います。近年、まれに見る日本映画の傑作です。

 それでは。
『なごり雪』は傑作です。
戦後の日本が消費してしまったふるさとの「一生懸命」を見事に物語化して提起してくれました。その意味では、戦後の家族関係のうつろいと不安を透徹に定点観測した小津作品との共通点を見出すことも出来ます。
日本の未来を考えるとき、見失ってはならない視点を与えてくれる大切な宝です。
これは本当に傑作ですね。
どこか「さびしんぼ」のような暖かさと悲しさに満ちていて。
主人公の境遇が自分に酷似してるので、今はちょっと辛すぎて見れませんがww
この映画を観て以来、臼杵に一度は行ってみたい。長期連休中に何時か計画したいです。出来れば火祭りの時に行きたいな〜目
《祝!生誕80年『花筐』公開記念 大林宣彦映画祭》
「なごり雪」2002年/大映→角川/カラー/111分
監督:大林宣彦 脚本:南住根、大林宣彦 原案:伊勢正三 撮影:加藤雄大 音楽:學草太郎
出演:三浦友和、須藤温子、ベンガル、宝生舞、細山田隆人、長澤まさみ、津島恵子
2/22(木)18:35
2/23(金)15:10
2/24(土)14:00
2/27(火)16:20
2/28(水)11:00

当日一般1400円、学生1200円、会員1000円
当日5回券6000円、会員5回券4500円
シネ・ヌーヴォ
電話06-6582-1416

以前観ていますが長澤まさみさんも出ていたのですよねカチンコもう一観たいでするんるん
「なごり雪」DVDがKADOKAWAより再発売
2020年04月24日
DABA-5687
税込4,180円
今から放送開始

なごり雪 | 映画 | WOWOWオンライン
https://www.wowow.co.jp/detail/018026/-/02

放送予定
3/27(月)午後8:00
4/12(水)午前11:15
5/8(月)午後2:30
5/24(水)午前5:00

>>[21] のつづき

臼杵のロケ地になったマンションに住んでいる(と言ってた)方からDVDを譲っていただいたけれど、あれから約20年、未開封のままにしているのを思い出して、途中でチャンネル変えました。

ログインすると、残り9件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

大林宣彦監督(本人公認) 更新情報

大林宣彦監督(本人公認)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。