近辺の洞窟には壁画も残っており、旧石器時代から既に人の営みがあったと確認されていますが、 西ゴート時代(5-7世紀)にはSanta María del Levanteと呼ばれていました。 その後のコルドバ・イスラム王朝時代にBen Razinがこの地を支配し、自身の名をとり Albarracínと改名。11世紀にコルドバ・カリフ王国が滅亡すると小王国として独立。
叙事詩「我がシッドの詩」にも盟友・Santa María de Albarracínという名で登場しています。 もっともこの頃は、カスティーリャ王国を追放されて手勢と共にバレンシアに移ったエル・シッドと、 アルバラシンのイスラム王国だけでなく、キリスト教徒同士であるカスティーリャ王国の アルフォンソ6世やアラゴン王国も、互いに味方だったり敵だったりする面白い時代だったようです。