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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの超電子バイオマン

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1984年(昭和59年)2月4日から1985年(昭和60年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週土曜日18:00 - 18:25に全51話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第8作である。


ストーリー
かつて高度な文明によって栄えたバイオ星は、その超科学によって生み出された物質活性化をもたらす「バイオ粒子」をめぐる戦争により滅んでしまう。バイオ粒子の平和利用を目指していた「バイオ星平和連合」の人々は、宇宙一美しい星『地球』では将来自分達のような科学をめぐっての悲劇を繰り返させてはならないと、自我を持つ巨大ロボット・バイオロボとそのサポートロボ・ピーボを地球に送りこむ。

それから500年。ドクターマンと名乗る狂気の天才科学者が、自らが作り出したメカ人間による「新帝国ギア」を率いて世界征服を開始した。科学による地球の危機に目覚めたピーボは5人の若者を召還する。彼らは500年前、バイオロボによって肉体と精神を強靱にするバイオ粒子を浴びせられた5人の若者の子孫だった。こうしてバイオ星平和連合の思いを受け継いだ5人の若者は、「バイオマン」としてギアに立ち向かうことになる。


概要

特徴
マンネリ打破を掲げていたためか、当作品には記すべき様々な特徴がある。冠名には『電子戦隊デンジマン』以来続いてきた「戦隊」という言葉が入らない[1]他、各戦士の呼び名もシリーズで一般的によく見られる「戦隊名の一部+色」ではなく、「色+ナンバー(例:レッドワン)」となっている[2]。また、敵組織・新帝国ギアは、戦隊シリーズ史上初の人間をリーダーとする組織である。

その他初めて行われ、後続の諸作品に影響を与えた試みとしては、女性戦士を2人にしたという事柄がある。それに付随する形で、本作品でのイエローであるイエローフォーはヒロインと設定され、シリーズ初の女性のイエロー戦士が誕生することとなった。これにより女性戦士といえばイエロー&ピンクというイメージが強まった。このイエローフォーに関しては狙って起こったものではないとはいえ、劇中において衝撃的な死による交代というドラマも描かれている。加えて敵首領・ドクターマンこと影山秀夫と、息子秀一をめぐる親子のドラマ、そしてリーダーのレッドワン / 郷史朗と肉親とのドラマが用意されるなど、作風はやや高齢層を狙ったものとなっていた。

しかし最大の特徴は、他作品で大半を占めている毎回出てくる怪人が一度は敗れると巨大化するパターンを排していることにある。ギアは指導者のドクターマン・「ビッグスリー」と呼ばれる3体の幹部ロボット・「ジューノイド五獣士」と呼ばれる5体の戦闘担当ロボ・メカクローンと呼ばれる戦闘員で構成されており、いわゆる「怪人」がいない。バイオマンとは毎回ジューノイドかビッグスリーが戦い、そしてバイオロボと闘うのは自動操縦であったり、ビッグスリーらが操縦する巨大ロボット・メカジャイガンであるが、このメカジャイガンが事実上従来の「怪人」にあたるものととれよう。

なお企画当初は物語と設定におとぎ話の要素を盛り込んでおり、過去にバイオロボと邂逅しバイオ粒子を浴びたおとぎ話の主人公達(桃太郎、金太郎、一寸法師、かぐや姫)が現代へとタイムリープしてきて現代人と共に戦うという、後の『未来戦隊タイムレンジャー』の逆パターン的な導入が考えられていた。この設定は早い時期に没となったが、郷が動物との意思疎通をできる点や、メンバーのキャラクター設定等にその名残が見られる。

シャープなデザインが特徴のギアの各キャラクターは出渕裕のデザインによるもの。出渕は、ドクターマンのデザインイメージに際しては、元々天本英世が演じることを念頭においていたこと、またシルバについて、シルエットからも分かるように「人造人間キカイダー」の名敵役・ハカイダーを念頭に置いていたと語っている。

また、『秘密戦隊ゴレンジャー』以来ナレーションを務めて来た大平透が前作『科学戦隊ダイナマン』をもって降板し、今作では円谷プロの『ファイヤーマン』や東映作品の『イナズマン』などでナレーションを担当し、『サザエさん』の波野ノリスケ役を長く演じたことで有名な村越伊知郎がシリアスな語り口でナレーションを担当。この作品以降、数多くの声優(なお、大平も『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で久々に復帰している)がナレーションを務めている。この作品から、ナレーションもシンプルな語り口となる。

スーパー戦隊シリーズにおいてもはや御馴染みのタイトルコールは『大戦隊ゴーグルファイブ』から始まっていたが、冠名からコールするのは本作品からである。また、それまではコーラスグループが行っていたが、本作品から出演者が行うようになった(コーラスによるタイトルコールは『忍者戦隊カクレンジャー』まで途絶えることになる)。

OPの映像はイエローフォー交代後より一部変えられたものに差し替えられた。イエローフォーのクレジット部分の他、グリーンツーの登場する映像、冒頭の5人がポーズをとる部分とその効果音がそれぞれ変更されている。またアイキャッチの音楽がCM前のものとCM後のものとで違うのは本作が初めてであった。


登場人物

バイオマン
レッドワン / 郷 史朗(ごう しろう)
バイオマンのリーダー。24歳。この劇中世界では日本人初のスペースシャトルパイロットである。やや短気だが強い責任感と熱い心で仲間を引っ張る、絵に描いたようなリーダータイプの好青年。バイオ粒子の影響か動物と会話をする能力を持っており、犬や猫、鳩等から情報収集をしたりすることも。両親とは幼い頃に死別したと思っていたが、終盤に父・郷紳一朗と思わぬ形で再会、そして別離することとなる。
初期の企画ではバイオ粒子を浴びた桃太郎という設定。前述の動物との会話ができるという能力は、桃太郎がお供の犬・猿・雉を連れていたことに由来するもの。
グリーンツー / 高杉 真吾(たかすぎ しんご)
23歳の元カーレーサー。一応バイオマンのサブリーダー格になるのだが、おっちょこちょいで風貌も三枚目と、いささか頼りない人物。しかし抜群の運動神経と反射神経、そしてカーレーサーとして身につけたメカへの知識を生かして活躍する。野球部に所属した経験もある、というがっちりした風貌からは意外だがブレイクダンスが得意で、グリーンツーに変身した際に生かしている。
初期の企画ではバイオ粒子を浴びた金太郎という設定。ガッチリとした体格の肉体派という設定がその名残。
ブルースリー / 南原 竜太(なんばら りゅうた)
19歳。漁師の家に生まれた小柄な熱血漢。郷よりも更に直情的である。荒くれものの父親に反発し、劇中の数年前までぐれていた経験もある。マリンスポーツが得意で、変身後も水中戦を得意とし、同じく水中戦の得意なジューノイド五獣士・アクアイガーと戦うことが多かった。
初期の企画ではバイオ粒子を浴びた一寸法師という設定。俊敏で小柄という部分にその名残がある。
イエローフォー(初代) / 小泉 ミカ(こいずみ みか)
亡き兄の遺志を継ぎアフリカの大自然を撮影することを夢見る、まだ18歳の若き女性カメラマン。気が強く負けず嫌い。初めは自分の夢を貫きたいと、闘うことを拒否しようとしたこともあった。バイクの運転が得意で、愛車はスズキRG250Γ(HBカラー)。しかし第10話で反バイオ粒子を用いたバイオキラーガンの前に倒れ、息を引き取る。2007年02月現在、スーパー戦隊シリーズ中の女性戦士のなかでは唯一殉職した戦士。
初期の企画では5人の中で唯一の現代人で、夢のためにバイオマンとして戦うことを拒むという設定はそのまま生かされた。
なお、イエローフォーの交代劇は当初からの予定ではなくミカ役の矢島が(7話〜10話のアフレコ前に)突然降板したことによるもの。そのため、7話〜10話では矢島と骨格が似ている(=声質が似ている)声優の田中真弓が代役としてアフレコを行った。矢島降板の理由についてはさまざまな憶測(矢島が男性、或いは女性と駆け落ちした…等)が飛び交っているが、明らかにはなっていない。
イエローフォー(2代目) / 矢吹 ジュン(やぶき じゅん)
19歳。元オリンピック候補のアーチェリー選手。バイオロボはバイオマン候補を選び出す際、ギアが侵攻した日本国内限定で選び出したため、当時ヨーロッパ遠征中だった彼女は資格者では有ったものの選ばれなかった。紆余曲折を経てミカを失ったバイオマンの一員となり、得意のアーチェリー(彼女は自身のアーチェリーセットを、他のメンバーの変身後には無い専用武装バイオアローとして使用する)を武器に戦う。バレエも得意で運動神経は抜群。クモが大嫌い。
なお矢吹ジュン役は、当時JACに所属していた声優富沢美智恵に一度は決まりかけていたが、彼女がほぼ同時期に『超時空騎団サザンクロス』の主役・ジャンヌ役に決まり、バイオマンへの出演は断念したという裏話もある。
ピンクファイブ / 桂木 ひかる(かつらぎ ひかる)
20歳の女子大生。プロ並みの腕前を誇るフルートが趣味。お嬢様風のルックスにおっとりとした性格と、戦士っぽさがあまり感じられないが他のメンバーに負けず劣らず芯は強く、ピンチに取り乱すピーボを叱咤激励したことも。植物知識に造詣が深い。
初期の企画ではバイオ粒子を浴びたかぐや姫という設定。「ヒメ」という愛称が付けられていた。


バイオマンの協力者
ピーボ
バイオ星平和連合がバイオロボと共に地球に送り込んだ金色のサポートロボ。バイオロボの操縦や、バイオロボの強化パーツとして合体することも出来る。非常に人間くさい感情を持ち、おっちょこちょいで、時には取り乱したりすることもある。
柴田博士(しばた)
ドクターマンに対抗するため、メカ人間に取り付ける「良心回路」の研究を行っている科学者。妙なひげに色眼鏡の怪しげな風貌をしている。その正体は、かつて影山秀夫=ドクターマンの友人だった科学者・郷 紳一朗(ごう しんいちろう)、すなわち史朗の父であった。彼はかつての友人の暴走を止めるべく、自身の肉体をドクターマン同様メカ人間化することで研究を進め(この際、自らの死を偽装)、新帝国ギアを倒そうとしたのだった。バイオマンと共にギアに捕らえられ脱出不能な部屋に閉じ込められた際、自らの回路をショートさせて脱出の手助けをした。しかしその負荷は大きく、息子達を逃がした後に5人を叱咤する言葉を残して爆散した。
蔭山秀一(かげやま しゅういち)
ドクターマン=影山秀夫の実の息子。父のことは知らず「中村 公一(なかむら こういち)」として生活していた。運命のいたずらで彼は柴田博士やバイオマン達と知り合い、父の野望を止めるために柴田博士の助手として働くこととなった。ミキの事で父である秀夫を憎み、忌み嫌うようになるが…。
ミキ
サタンメガス(43、44話)を修復させるエネルギー転送装置としてギアに造られたメカ人間。柴田博士に「良心回路」を取り付けられ良心に目覚めるが、「本来の役割」を無意識に実行してしまうことで苦しむ。最後はバイオマン達を助けようとサタンメガスもろとも自爆。その悲しい最期はバイオマン達のギアを倒し、平和を取り戻す決意をより一層強固にさせた。

新帝国ギア
総統ドクターマンが率いるメカ人間の帝国。南極の奥地にある機械の城・ネオグラードを拠点とする。

詳しくは、新帝国ギアを参照。


第3勢力
バイオハンター・シルバ
37話より登場。バイオ粒子を戦争に利用される恐れがあるとして「バイオ星平和連合」と対立し、結果的にバイオ星を壊滅させてしまった組織「反バイオ同盟」の作ったロボット。主な武器は反バイオ粒子を放つバイバスターという拳銃で、0.03秒の抜き撃ちで高い命中率を誇る。また、腕からはバイオスーツも貫くフラッシュニードルを、肘からはメイスンを倒したシルバニードルを放つ。LSV合金製で、400m先のバイオ粒子反応をキャッチする探知機能を備える。100メートルを7.5秒で走る走力と、30メートルのジャンプ力を持つ。あらゆる武器・兵器に関するデータがインプットされており、ネオメカジャイガンの操縦も可能。目的は「バイオ粒子反応を持つもの(それが無機物でも有機物でも)の抹殺」のみ。バイオ粒子を持つ者に対しては「バイオ粒子反応あり! 破壊!」と宣言した後、バイバスターの銃口を向ける。50話でパートナーロボット・バルジオンに乗り込み、バイオマンを徹底的に苦しめるが「バイオ粒子が反バイオ粒子に負けるはずがない!」とピーボと合体しパワーアップしたバイオロボに完全敗北。「バイオ粒子反応あり、バイオ粒子反応あり…」と呟きながら爆散した。
先述のように出渕のデザインがハカイダー(『人造人間キカイダー』に登場したサブロー・ハカイダー)をイメージソースにしたためによく劇中で比較され、「狂言回し」と評されることも多かった。
バルジオン
38話で初登場した(この時は回想シーンのみ)反バイオ同盟が作った巨大ロボット。特殊金属バルバジウム製で、飛行速度はマッハ3。シルバは地球飛来時にこのロボットとはぐれてしまい、バイオマン打倒のためにバルジオンを捜し回るが、バルジオンはシルバ以外でも操縦出来るためギアも自己の戦力にしようとこのロボットを追い求める。激しい争奪戦の末一度はギアの手に落ちるが、50話でついにシルバの元に戻った。シルバによってその力を最大限に発揮したバルジオンは必殺剣・バルジオンメーザーと胸の中央部から発射する反バイオ粒子砲でバイオロボを苦しめるが、最後はパワーアップしたバイオ粒子の前に敗れ、壮絶に散った。
『アンチバイオロボ』に恥じないデザインにしようと意気込んだ出渕は、バルジオンをヒーローメカさながらの正統派路線でデザインした。そのため数話の登場にとどまった点を残念に思うファンもいたらしい。



バイオマンの装備・戦力

共通装備・技
テクノブレス
バイオマンの5人が装備している変身用のブレス。シリーズ前半と後半とで変身ポーズが微妙に変化している。
前半:右手を拳に、左手を平手にして頭の上で合わせ、テクノブレスを胸の前に下ろして「バイオマン」と発声。バイオスーツ装着時は両手を斜め上に開いている。
後半:右手を前へ突き出し、テクノブレスを胸の前に掲げて「バイオマン」と発声。バイオスーツ装着時は両手を真横に開いている。
バイオソード
バイオマン全員が標準装備する武器。通常は光線を発する拳銃型だが、グリップ部を伸ばし刃を出すことで剣としても使用可能。初期では銃身からちょこっと刃が出ている、といった「これでソードと名乗るのは誇大表現ではないか」という様な形状だったが、途中からスーパーメーザーの様な長剣に(いつのまにか)変形するようになった。後述のバイオエレクトロンに使われる他、等身大戦闘で多用される。
バイオパンチ
メカクローンの頭を粉砕する威力があるパンチ。全員共通技だが、主にレッドが使う。空中から両手パンチを放つ「スカイパンチ」もある。



個人武器・技

レッドワン
ファイヤーソード
レッドワンが剣状にしたバイオソードに炎を帯びさせたもの。
スパークソード
レッドワンが剣状にしたバイオソードをスパークさせて周囲の敵を弾き飛ばす。
超電子レーダー
10キロ以内の物体の動きをキャッチする。
ダイビングアタック
空中から敵に体当たりする。
バイオスーパーキック
空中で後方回転してから敵にキックを食らわす。

グリーンツー
ハリケーンソード
グリーンツーが剣状にしたバイオソードから嵐を発生させる。
超電子スコープ
透視能力。人間に化けたメカクローンも発見できる。ズーム機能も装備。
グリーンブーメラン
緑色に光るブーメランを放つ。
ブレイクアクション
ブレイクダンスを応用して、踊りながら敵を攻撃する。
スーパージャンプ
垂直に高くジャンプする。
ブーメランキック
ジャンプして一回転し、相手の頭上を飛び越え、着地する寸前に後ろ向きの体勢から相手に回し蹴りを決める

ブルースリー
エレキソード
ブルースリーが剣状にしたバイオソードに電気を帯びさせたもの。
超電子イヤー
1キロ離れた地点の物音も聞き分けられる。
スーパースカイダイビング
高速で空を滑空し、敵に体当たりする。
ブルーカッター
バイオソードによる剣技。
クロスカッター
回転を加えて敵をバイオソードで切り裂く。
スクリュークラッシュ
ジャンプして螺旋状に急降下し、回転しながら敵の頭上にバイオソードを突き刺す。
フライングカッター
急降下しながら空中の敵をバイオソードで切り裂く。
バイオパワーフルチャージ
子供を助けたいという思いが超電子頭脳で増幅され、その力で体内から電撃を発生させ、相手の体に密着して電撃を浴びせて倒す。9話で使用。

イエローフォー
サンダーソード
イエローフォーが剣状にしたバイオソードから放電する。
超電子ホログラフィ
記憶した映像を空中に映し出したり、虚像で敵をかく乱する。
アクションシューティング
初代イエローフォーの技。強烈な連続チョップを食らわす。
ストロボフラッシュ
初代イエローフォーの技。超電子頭脳から強烈な光を放ち、敵の目を晦ませる。
バイオアロー
二代目イエローフォーの専用武器。ジュンの自前のアーチェリーを使用しているため、形状はオーソドックスな弓矢。後述するようにバイオエレクトロンの一環として使われたこともある。

ピンクファイブ
レーザーソード
ピンクファイブが剣状にしたバイオソードを光の剣として使う。
超電子ビームライト
暗闇を200メートル先まで照らす。
ピンクバリヤー
超電子頭脳から発するビームでバリヤーを作る。
ピンクフラッシュ
超電子頭脳から連続して強力な閃光を発し、敵を惑わす。
スピンチョップ
回転しながら敵に連続チョップを食らわす。
ペアタイフーン
イエローとの合体技。空中で腕を組んで、回転しながら連続蹴りを放つ。
ペアキック
イエローとの合体技。二人で同時にキックを放つ。

合体技・必殺技
バイオエレクトロン
バイオマンが繰り出す必殺技の総称。彼らのヘルメットに搭載されている超電子頭脳が敵戦力を分析し、最も有効だと判断した技を使う。使われた技は以下の8種類。
超電子頭脳からバイオ粒子を発射する「バイオスーパーエレクトロン」(8話〜)
バイオソードを合わせてエネルギーを発射する「パイオソードミラクルレーザー」(1話〜)
バイオソードを銃タイプに変形させ、敵を攻撃する「エレクトロビーム」(5話〜)
二代目イエローフォーのバイオアローを巨大化させ、巨大な矢を発射する「バイオビッグアロー」(13話〜)
敵を囲み五方向からキックを浴びせる「バイオリボルバー」(2話)
バイオソードから光弾を放つ「ミラクルボンバー」(3話)
敵を頭上からキック攻撃する「サーカスループ」(4話)
地面に突き立てたバイオソードから各メンバーが光を放ち多数の敵を倒す「ペンタビーム」(劇場版)
スーパーエレクトロン
バイオエレクトロンは強化されたジューノイド達には効かなかったため、バイオマンが研究と特訓の末新たに開発した必殺技。34話から使用された。先に挙げた「バイオスーパーエレクトロン」を発展させた技で、空中で円陣を組んだバイオマンが超電子頭脳から放たれる5人のバイオ粒子を結集、自らの体を砲身にしてエネルギー弾として発射する。いわば「バイオ粒子砲」とでもいうべき技。
ペアソード
イエローとピンクの合体技。2人のバイオソードをクロスさせて敵を斬る。
ペアビーム
イエローとピンクの合体技。2人のバイオソードで同時に一斉射撃する。
バイオソードフラッシュ
全員のバイオソードを合わせ、中心部から渦巻状の光線を放つ。

メカニック
バイオドラゴン
バイオ星からピーボが乗ってきたバイオジェット1号とバイオジェット2号の母艦。二機を積んだまま空中で外装を展開し、空母形態に変形。二機のバイオジェットを発進させる。機体前面にレーザー砲を二門装備している。
バイオターボ
グリーンツー、ブルースリー、ピンクファイブが乗るスーパーカー。運転はグリーンツーが担当する。最高時速350キロ。車体上部には通信用アンテナ兼レーダーを、車体前面にはミサイルランチャーを装備している。一時的に加速するスーパースピード機能を持つ。
バイオマッハ
機動性と索敵能力に優れたスーパーバイク。レッドワンが乗る1号(車体色は赤)とイエローフォーが乗る2号(車体色は黄色)がある。武器は装備していないが、バイオターボ同様スーパースピード機能を有している。
バイオジェット1号
レッドワンとピンクファイブが搭乗。ミサイルとレーザー砲を装備。バイオロボの上半身になる。
バイオジェット2号
グリーンツー、ブルースリー、イエローフォーが搭乗。ミサイルとレーザー砲を装備。バイオロボの下半身になる。

バイオロボ
バイオジェット1号とバイオジェット2号がハイパークロスで合体した巨大ロボット。出入り口は胸の黄色い部分。言葉は喋らないが自我を持っており、直接5人のバイオマン候補をスカウトしたこと(第1話)や、敵の攻撃によりコクピット内のバイオマン達に危機が迫ったと感じとって彼らを脱出させたりしたこともある。空を飛ぶことも可能で、バイオドラゴン無しで単体で飛んで現れたこともある。胸からバイオ粒子エネルギーを放出することも可能。

データ
全高:52m
重量:920t
飛行速度:マッハ3
装甲:バイオ星の特殊金属・ジルバイオン製
武装
スーパーメーザー
巨大な剣。下記必殺技に挙げた数々の剣技で数々のメカジャイガンを葬っている。一度ネオメカジャイガン、メタルメガスに叩き折られたことがあり、以後バイオロボはエネルギーチャージの上放つ「スーパーメーザー・バイオ粒子斬り」を必殺技とするようになった。
バイオシールド
バイオロボミサイル
腹部から発射する単発ミサイル。
バイオロボスーパーミサイル
両肩部から速射するミサイル。
バイオロボフラッシュ
目から放つ閃光。
バイオロボビーム
胸から放つ光線。
スーパーキック
スーパージャンプから放つ強力なキック。
必殺技
コメットカッター
ストレートフラッシュ
チェーンソーカッター
ダッシングビーム
コンセントレーション
グレートアタック
ブレイクアタック
シャドウカッター
ピンボールスティング
カットオフ
十文字斬り
逆転十文字斬り
スーパーメーザー・バイオ粒子斬り
バイオ粒子エネルギーを刀身に集中させ、空中から敵を切断する必殺技。上記の必殺技が通じないネオメカジャイガンに対抗するために編み出された。なお、32話以降はこれを決め技に使用している。
スーパーメーザー・スーパーフラッシュ
ピーボを搭載することでバイオ粒子の出力を増強し、バイオ粒子斬りと併用して使用した。最終回で使用した。




キャスト

レギュラー
郷 史朗:阪本良介
高杉 真吾:太田直人
南原 竜太:大須賀昭人
小泉 ミカ:矢島由紀
矢吹 ジュン:田中澄子
桂木 ひかる:牧野美千子
ピーボ(声):太田淑子
柴田博士:中丸忠雄
蔭山秀一、プリンス:井浦秀智(2役)
ドクターマン:幸田宗丸
メイスン:中田博久
ファラ:飛鳥裕子
モンスター:ストロング金剛
ファラキャット:大島ゆかり
メッサージュウ(声):八代駿
サイゴーン(声):山下啓介
ジュウオウ(声):安西正弘
メッツラー(声):伊沢弘
アクアイガー(声):永井寛孝
ナレーター:村越伊知郎


準レギュラー / ゲスト
メカ人間ミキ:柴田時江
早瀬健(ジュンの先輩役):真田広之(13話)
メカクローン1号(声及びスーツアクター):岡本美登(28話)

スーツアクター
新堀和男:レッドワン
剣持誠:グリーンツー、メッツラー
喜多川務:ブルースリー
辻井啓嗣:イエローフォー、ジュウオウ
竹田道弘:ピンクファイブ
野本奈穂子:ピーボ
金田憲明:メッサージュウ
日下秀昭:バイオロボ、サイゴーン
石垣広文:アクアイガー

スタッフ
原作:八手三郎
プロデューサー:(東映)阿部征司、鈴木武幸、(東映AG)富田泰弘、(テレビ朝日)加藤守啓
脚本:曽田博久、藤井邦夫、鷺山京子、山本優、鳴海丈
監督:堀長文、山田稔、服部和史
特撮監督:矢島信男
撮影:いのくままさお
助監督:阿部誠華、小中肇
アクション監督:山岡淳二、横山稔(ジャパンアクションクラブ)
音楽:矢野立美
キャラクターデザイン:出渕裕
車輌協力:MAZDA
オートバイ協力:スズキ自動車
ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:村上克司

主題歌
戦隊シリーズとしては初めて劇伴担当者とは異なる作曲家が主題歌作曲を担当することとなり、当時の人気作詞家・康珍化と、音楽プロデューサーとして著名な加瀬邦彦の豪華コンビが起用された。作曲家とアレンジャーが分けられたのも本作より。

加瀬は東映側プロデューサーだった鈴木武幸の期待に応え、運命の戦士達の使命感をあらわす優れた楽曲を生み出し、康の詞とソロボーカリストとしてのデビューだった宮内の熱い歌声もあいまって深い印象を残している。また、サウンド的にも電子楽器を今まで以上に多用したアレンジで「新世代の特撮ソング」の印象を強くしている。

オープニングテーマ:『超電子バイオマン』
作詞:康珍化 / 作曲:加瀬邦彦 / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ
曲も詞も宮内の歌声も含め、運命の戦士たちを熱く、そしてやや悲壮感すら感じさせる調子で表現している。木琴の音色が引き立つサビ部分の乗りの良さも特徴的である。鈴木プロデューサーの回想によると、康はスタッフの熱意に負けじと、主題歌の歌詞を巨大な地球の写真に書き付けて送ってきたそうである。
エンディングテーマ:『バイオミック・ソルジャー』
作詞:康珍化 / 作曲:加瀬邦彦 / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ
曲調は主題歌とは正反対のポップなものだが、やはり戦士達の使命感や決意を感じさせる詞で、ヒーロー賛歌としての側面が強調されている。またエンディングの映像も、曲調に合わせ郷達がバイオロボを洗浄していたり、ギア幹部連が曲にあわせて踊ったり、メカクローンが行進したりと、曲にあわせたものになっている。


劇場版
超電子バイオマン
1984年7月14日公開。東映まんがまつりの一編として上映。
監督:堀長文
脚本:曽田博久
登場怪人:カニカンス、ジューノイド五獣士、ファラキャット軍団


その他
バイオマンのコードネームは、作品をよく知らないものにとっては間違いが起きやすいようであり、インターネット上では「バイオレッド」や「バイオグリーン」等の文字が躍っているケースが多々存在する。また、放送当時に発売された超合金のパッケージ(箱)のキャッチコピー中にも、これまでのシリーズを意識したのか「バイオレッドワン」「バイオグリーンツー」といった記述がなされていた。
この番組の主題歌の替え歌は『銃士戦隊フランスファイブ』の初期に使われている。
レッドワン / 郷史朗は戦隊シリーズのファンの一部から「戦隊シリーズ史上、最強のレッド」とも言われている。これは単純に彼が強いという意味ではなく、彼のキャラクター性があまりにも戦隊のリーダー的なキャラクターにぴったりだったことによる。なお、出演者の太田や大須賀、田中らは近年のトークショウなどに出演した際、郷を演じた阪本自身が熱い心のリーダーと言うパーソナリティを持っていたことを指摘している(阪本自身もそれを認めており、郷への思い入れの強さをしばしば語っている)。

注釈
^ 『デンジマン』以後「戦隊」と言う言葉が入らないのは、2007年現在で本作と『超新星フラッシュマン』のみ。
^ このため、ピンクファイブが後年の『地球戦隊ファイブマン』に登場するファイブピンクと紛らわしいとの指摘がある。

1984 - chôdenshi bioman (超電子バイオマン) OP
http://www.youtube.com/watch?v=cuQM7A2syzk

超電子バイオマンED
http://www.youtube.com/watch?v=3sIQ9_USoL0

Choudenshi Bioman Henshin2
http://www.youtube.com/watch?v=8n0zhoxTJo8

名乗りシーン
http://www.youtube.com/watch?v=OS1paTCfRLw

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