WORLD HIP-HOP TIMESコミュのシャイン

スター・ラッパー候補から一転、銃撃事件の犯人として服役、さらに出所後には生国ベリーズへ強制送還という憂き目をみながら、音楽活動を継続しているシャイン(Shyne)だが、ようやく新作の情報が浮上してきた。

獄中でユダヤ教徒であることをアピール、昨年にはその聖地であるイェルサレムを訪れた上そこに引っ越してしまうなど、音楽以外の話題が多かったシャインだが、5月17日に新作“Messiah”と“Gangland”の2作を同時リリースすると発表している。ただし昨年からシャインが発表したシングル“Roller Song”、“the Original”などは大きなヒットには至っておらず、この2作が予定通り発売されるかは疑問が残るところ。しかもリリース元のDef Jamは“Gangland”の発売予定のみしか公表しておらず、“Messiah”に付いての詳細は明らかになっていない。

一方でシャインは3月末にネットラジオに出演、“Gangland”にはグッチ・メイン(Gucci Mane)、ゲーム(the Game)、ファレル・ウィリアム(Pharrell)などが参加しているとコメント。さらにリル・ウェイン(Lil Wayne)との曲も準備しており、さらにドレイク(Darke)の客演も希望しているとのこと。ラップについて「誠実」なアーティストが好きだと説明。「オレと‘元看守’とは違う。これはエンターテインメントじゃない」などコメントし、看守であった過去が明らかになった人気ラッパー、リック・ロス(Rick Ross)を「彼は麻薬王でも泣ければテフロン・ドンでもない」と批判している。