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地球を歩きながら、木を植えるコミュの福建省に入りました

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シャントウ(汕頭)から、チェンハイ(澄海)、ラオピン(餞平)を過ぎ、いよいよ福建省に入りました。この間、きつかったのは、チェンハイからラオピンまでの40キロで、正午から歩き初めて、ラオピンに到着したのは、夜中の12時半でした。

25キロを過ぎたあたりから、足の裏や膝の裏や、足中の骨がぎしぎしと痛み出して、最後の15キロはかなりきつく、「もう、これ以上、足を地面につけられない!」というところまで痛くなってしまい、数キロごとに休憩して足を揉みながら歩きました。

このとき、あまりにも痛いので、「痛みを意識的にブロックできないかなあ。脳内麻薬を出してみるとか、イメージでモルヒネ出してみるとか・・・」などと考えながら、大きく深呼吸して、痛みを足の裏から地面へ流すイメージをしてみました。

すると、不思議なことに、痛みが和らぎました。
本当に脳内麻薬が出たのか、深呼吸が功を奏したのかわかりませんが、痛みを足の裏から出すイメージをし続けると、さらに歩き続けることができました。

ラオピンに到着すると、やっとの思いで格安ホテルを見つけて、ベッドに倒れこむようにして眠りました。

翌日は、身体が動かず、歩きはお休みすることにし、もう少し、ゆったりできるように広いホテルに移って身体を休めました。

そして、いよいよ、ラオピンから20キロほど歩いて、福建省へ入り、最初の町、沼安(Zhanan)に入りました。

福建省に入るとすぐにお寺があり、その先、200メートルぐらい、国道の両側に蛇料理の専門レストランがずらっと50件ぐらい並んでいました。その後も、蛇料理のレストランは、よく見かけました。
蛇は精力がつくと言いますが、私もポールも、蛇料理はちょっと遠慮したいところです。

栄養といえば、スーパーにビタミン入りの豆乳の粉末が売っているので、これを飲んでプロテインを補給しています。砂糖の入っていない大豆だけの粉末飲料があって、これは、なかなか美味しくていけます。あとは、野菜ジュースや果物でビタミン補給しています。缶入りの冷たいお粥もいけます。おたふく豆みたいな豆や麦、小豆などがたくさん入っていて、胃に優しいわりには腹持ちがいいので、歩き始める前に食べたり、持ち歩いて、途中で休憩したときに食べたりします。

沼安の次は、四都(Sidu)という小さな町で、町に一軒だけある旅館に泊まりました。一泊一部屋50元(約800円)。かなりベーシックですが、この日は野宿かなあと思っていたので、宿があっただけで、ありがたく、感謝して泊まりました。この町には小さな食堂もあって、食堂の人も親切で、蒸した蛸と、牡蠣と豆腐のスープ、青菜の炒め物などを作ってくれました。蛸はわさび醤油で食べました。日本の刺身を思い出して、嬉しくなりました。

福建省はお茶も有名で、至る所で、みんなお茶を飲んでいます。
私たちも、ビールを買いに行ったら酒屋さんでお茶を勧められ、座って一緒にお茶を飲み、旅館へ戻ってきたら、入り口でおじさんたちがお茶を飲んでいて、「まあまあ、座って一杯」てな感じで誘われて、お茶を飲んで雑談し(筆談ですが)、なかなか部屋に戻れませんでした(笑)

昨日は四都から云雲(Yunxia)という町まで30キロ歩きました。その前の日に15キロ、昨日は30キロと歩き続けたので、また足がぎしぎしと痛み始めました。どういうわけか、頭痛もひどくて、少し前、やっと頭痛が取れたので、こうして日記を書いています。そうそう、昨日歩いているとき、バイクで通りかかった男の子が、かたことの英語で「テレビで見ました。頑張ってください!」と声をかけてくれました。シャントウでの植樹の模様がテレビで放送されたみたいです。

ところで、福建省の人たちは、広東省の人に比べてなんとなくソフトな感じがします。言葉の違いなのでしょうか?
ホテルの人も、とても親切で、みんな笑顔が素敵です。

笑顔は本当に素晴らしいコミュニケーションツールだと思います。
お店で立ち止まって飲み物を買うとき、食堂でご飯を食べるとき、ホテルを選ぶとき、私たちは気持ちのいい笑顔の人たちのところを選びます。
私たちは、いつでも笑顔の素敵な気持ちのいい人たちに助けてもらっているので、お金を使うのなら、笑顔で気持ちのいい人たちお金を使いたいなあと思うのです。

福建省は、トロピカルです。バナナやパパイヤの木がたくさん生えていて、山があり、緑がたくさんあります。
気温も下がってきて、カラッと晴れて風も涼しく、歩きやすくなりました。夜はちょっと寒いくらいです。地元の人は、もうセーターを着ています。
これからも、いろいろ発見がありそうで楽しみです。

★写真は、すれちがった子供たちのクロースアップ。オートバイに4人乗り?しかも、12歳ぐらい??
中国では何歳からバイクに乗れるのだろう・・・とギモンに思った瞬間です。

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