ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ミュージカル好きゲイコミュのミュージカル「ボディガード」来日公演

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
観劇日10月13日(日)17:30 三階B席

ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演の映画「ボディガード」は大ヒットした。これはこの映画を舞台のミュージカルにしたものである。僕はこの映画「ボディガード」が大好きだ。最初に買ったDVDは「ボディガード」、何度も見た。このミュージカル化された舞台版は映画のファンを決して裏切ってない。ここが一番評価できる点である。

実はこの舞台、12日に見るはずだった。前売り券を買っていた。しかし、台風の為見ることが出来ず、13日に当日券でみる事が出来た。それも、ある意味で前売りよりも良い席で。

確かに、この舞台は映画版とほとんど同じだが、欠点がないわけではない。実は映画版は、僕のように何度も見ると気づくのだが、つじつまの合わないところがある。その欠点は舞台で解消されているわけではない。また、第一幕でナイトクラブでファンに襲われたレイチェルを助け出すところ、第二幕でアカデミー賞の授賞式の銃で狙われ射殺されそうなレイチェルをフランクが助けるところ、ともに映画では迫力満点の見せ所なのだが、この舞台では物足りない。

この舞台は来日公演ではあるものの、料金はそんなに高くない。通常の日本版のミュージカルの相場と同じくらい。確かに「ミュージカル」と銘打ってはいるものの、ちょっと違う。歌はほとんどが、コンサート・ライブで歌われると言う設定で、ミュージカルの「お約束」である「台詞が歌になっている」と言うものではない。それに、歌があるのは、レイチェル・マローン役、映画でホイットニー・ヒューストンが演じた、くらいなもの。相手役になるフランク・ファーマー、映画でケビン・コスナーが演じた、には歌がない。ここまでいけば、「ミュージカル」と言うよりは、半分コンサートである。

来日公演、つまり旅公演のせいだろうか、出てくる人がが少ない。その分、照明が凄い迫力をうみだしている。部隊後方にある照明よりも、舞台上にある照明が凄く、ライトが360度動いているのではないかと思えるほど動き、迫力をだしている。また、映像を多用しているのが理解を助けるようになっている。

この物足りなさを補って余りまあるのが、主役レイチェル・マローン役、アレキサンドラ・バークの歌である。映画版のホイットニー・ヒューストンと同じくくらい、いや、それ以上の歌を聞かせてくれる。第一幕の幕切れは "I have nothing." 第二幕の幕切れは "I will always love you." 特にこの二曲が素晴らしい。この舞台は主役レイチェル・マローン役で、と言うより彼女の歌の出来で大半が決まる。彼女の歌はすばらしく大いに満足出来た。

ちょっと面白いのが、"I will always love you." の使い方。初めに出てくるのは映画では、レイチェルとフランクがデートする酒場で二人が踊るとき男性歌手が歌う時であった。この舞台では、二人は「カラオケ・バー」でデートしてフランクが「歌う」、と言うより、「語る」のだ。映画も舞台もここでこの曲を聞かせているから最後に出てくる時、盛り上がるのだ。

フランク・ファーマー役のブノワ・マレシャルはこの役にぴったりだ。なによりも、レイチェルが惚れるだけの色気があるのがいい。それに結構良い身体している。また、ストーカー役のフィル・アトキンソンは不気味な感じが出ていた。それに、映画版のストーカーよりもずっといい体格をしている。

カーテンコールは大盛り上がりだった。僕が見たときは、出演者の見送りがあったが、人だかりでとても声をかけるような事はできなかった。直接、"You are 'Diva', Ms.Burke!" "C'est tres bien, monsieure Marecha!" と言えたらよかったのだが。

このミュージカルは来年日本人版が上演される。フランク・ファーマー役に大谷亮平、レイチェル・マローン役は柚希礼音・新妻聖子のダブルキャスト。どうなる事だろうか。




コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ミュージカル好きゲイ 更新情報

ミュージカル好きゲイのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング