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羽仁五郎コミュの羽仁五郎先生、我々後世の人類は、ますます「人間復権の論理」を必要としているように思います。

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●【羽仁五郎先生、我々後世の人類は、ますます「人間復権の論理」を必要としているように思います。】

「教科書を読解できない」というが、「読解できないことを解消する追究」周辺への考察
2018年04月16日01:11
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966121971&owner_id=38378433
*−−−−−−−−−引用開始−−−−−−−−−−*
■「教科書が読めない」子どもたち 教育現場から見えた深刻な実情
(AERA dot. - 04月15日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5071487


おそらくこのチェックた記事の内容は良いこと言ってるはずだとは思うんですが、
「「教科書が読めない」子どもたち 教育現場から見えた深刻な実情 (AERA dot. - 04月15日 07:01)」⇐この文章の主張がどうも輪郭というか焦点がすーっと入ってこないんです。

子供のころを振り返って、算数の計算は得意だけど文章題が苦手な子と言うのはよくいました。
結局かれらは高学年になるとあまり勉強ができない子になっていきました。
読解力がないから高学年になると伸びなくなるのだと先生がたは言ってたように思います。

しかしそのまた一方で、難関中学校を目指していた子と言うのは、非常にパターン化した問題と解答というのをこれでもかこれでもかと訓練してました。

進学校になると高校でもこれまた数学でも解答丸暗記のコピー機みたいなのがいますね。
立ち止まって熟慮する時間など許さない学習工程表で授業が進められてますね。

パターンで点数を取るというのは、
超進学クラス狙いの集団にも、それとは逆に、偏差値のわりと低い子供たちの集団にも共通して広がっているのかもしれないですが、現場を良く知らないのではっきりした実態は知りません。

ただ、このレポートは、偏差値のわりと低い子供たちの集団が「教科書を読解できない」ことについての追究、それを切り口としてますよね。
「教科書なんか問題じゃない」という高偏差値の集団にも当てはまる内容があるのかもしれませんが、目線は前者にあると思います。

それから、なぜ?と結果と原因を結びつけるという原因探し、いわば、解答探しの件ですが、必ず答えが性急にみつけられるという前提で、答え探しを子供に強要する思考回路を批判してますね。

文章問題の答えを見つけるというのも、実は答えが一定の時間内で必ず発見しうるという前提に立ってますから、その意味では答えをいわばパターン的に脊髄反応的に獲得するという種類のテーマと50歩100歩だと思うのです。
脊髄反応的なレベルより思考を要するというだけで、必ず存在する答えを一定の時間内に出すという意味では同じテーマに属していると思うのです。

スマフォやAIの一般的な使われ方というのは「問い」に対してものすごい速度で「答え」が反射的に出現するということが原因でか、スマフォやAIに毒されている人間は人間本来のじっくり考えて「答え」を出すという手法と対比して、文章問題を正確に読み込んで「答え」を導出する人間の思考回路に弊害を与えているという主張をしてるように思いますが、よしんばこの弊害を何らかの訓練で乗り越えて文章問題の正解率を上げたとしても、それはある意味、スマフォの弊害を受けているらしき脊髄反応型の子供らと50歩100歩ではないのかと思うのです。ただ文章問題の正解を出すパーセンテージが引きあがるでしょうけど。極端な言い方すると、それがなんぼのものなんだと。

まぁしかし、文章問題を読解する能力を身につけて、正解を導出する能力を引き上げるという事に進歩向上できればそれでいいのだというのなら、まぁ、それはそうですねとしかいいようがないが。


表題が「「教科書が読めない」子どもたち 」ですから、「教科書が読める」=「教科書を読解できる」そういう子どもたちになれば、目的達成という問題なのでしょうが。

「教科書を読解できない」という事がリアルに私には実感できないので、ちょっと焦点のずれた疑問になってるのかもしれません。


話はかわりますが、戦前はいわば「塗り絵」的な教育であったという意見を耳にしたことがあります。
「教科書を読解できない」子は、教科書で示されている塗り絵のような輪郭、その輪郭をとらえられない子と見れば、じゃあ、塗り絵ができたところで、自衛隊合憲や憲法98条不問の国定教科書の塗り絵の輪郭が分かったところで、それがいったいなんぼのモノかという素朴な思いが私にはあります。


またまた話は変わりますが、コンピュータの光と影というか、コンピュータソフトの開発側から見れば、そのソフトの利用者には見えない泥臭い裏方の作業があって、そこには思考をレンガの様に整合性をもって一つ一つ積み上げていく左脳思考部分というのがあると思います。
アプリケーションの発想に右脳的設計思想があっても、
それを実現する基本設計や詳細設計、開発の推進というのは、かつてはペンシル土方といわれるほど泥臭いものでした。
いまはいきなりパソコンに打ち込む手法でいかにも工程が短縮、効率的になったように錯覚している部分があるのでしょうが、逆に構造化という点ではものすごい後退部分があると個人的には思います。いずれにせよ、開発は泥臭い作業のように思います。
所詮、0か1かのビットを積み上げて論理化する作業ですから。完成すれば高速でも開発はテストも含めて泥臭いものだと思います。
そうして完成したソフトの利用者は、脊髄反応的に「問い」から「解答」を手にするまでの時間を省略される。「問い」から「解答」を手にするまでのその劇的な非線形なジャンプに、利用者の脳が思考する能力を失っていくとしたら、開発者側とソフト利用者の間の乖離たるやあまりに劇的、対照的で、それは人間がコンピュータによって2種類の人間に分類されて隔離されてしまっている印象さえ受けます。

さらに言えば、人間がコンピュータを使いこなすことこそもっともコンピュータを有効に活用する事であって、コンピュータを使って支配する人間にコンピュータを使いこなされて、一般人民が支配されることは最悪です。

しかし、現実は人間が信じられないレベルで、創造を絶するレベルで、例えばXKEYSCOREなど現実に日本をそして世界を支配してますよね。
XKEYSCOREを使っていることを国会で明らかにした日本共産党自身が、モリカケ問題の真実を官僚や政治家に「言え」と迫って、その自白を引き出さないと犯罪を立証できないという論理に陥っている。

しかし、XKEYSCOOREの運用から言えば、真相は全部わかっているんです。自白などなくても電子データの証拠を瞬時に類別して表示できる。視聴できる。
しかし、だれもそのことをモリカケ問題で指摘しない。
国会でXKEYSCOREが米軍により我が国に提供されたことを国家に認めさせた日本共産党でさえ主張しない。

また、ブロックチェーンの技術は未来のあらゆる分野に有効に取り入れられていくという事をもっともらしく政府は宣伝し、国民もそうだと思っている。
しかし、ブロックチェーン、あんなもの量子コンピュータで瞬時にどうにでも書き換えられてしまうでしょう。すでに量子コンピュータはしかるべき連中は実用化している。
逆に言えばそれができるからブロックチェーンを世の中に放流したと考えた方がまともでしょう。

人間の思考が、コンピュータというものの出現のおかげでまったく【異次元な空間】とこの現実の【3次空間(時間軸を入れたら4次元空間)】との違い、それほどの違い、乖離というものを実現してしまっている。

しかもこれはコンピュータが悪いのでも、コンピュータが支配しているのでもなく、そのコンピュータを使いこなす一握りの人間たちがいて、
人間牧場の人間と
上空からあるいは別室でモニターしながら、その人間牧場の人間を完全電子化で支配する側と分れているという事です。

未来から来た子供たちが、そういう人間牧場から脱出する手法を見つけ出し、
猿の惑星のマーヤの炎の壁を突破する手法を見つけ出し、逃げ出す、そして、人類を救済する、そんなルートの存在が欲しいと思う次第です。

このメビウスの輪、ウロボロスの輪を、脱出し、イカサマな支配構造にだまされず、人間が人間として解放されなければならないと思います。

はじめにもどって、教科書を読解する能力、その輪郭線を正しく把握する、なぞれる能力というものは、はたして、このメビウスの輪、ウロボロスの輪を脱出し、人間解放に向かう脳力足り得るだろうか。

ハツカネズミのように、リスの様に、猛烈な勢いで回転する輪の上で、正確に足を踏み外さず回転となじんで、自らの手足でますます回転させながら回転する輪とマッチして、回転する輪と同化して、存在する人類、そんな適応能力を持たせるだけのものになりはしないか?

教科書も読解できない子どもは、確かに、弊害のまっただななかだけれども、
教科書の輪郭を塗り絵の輪郭の様に正確にたどって塗り絵をする、そんな人間というのも、これまた、弊害の真っただ中にいることには違いない。

恐るべき官治主義の官僚、自らも歯車になって公務として自然権を破壊する歯車になっている官僚、支配される側も見事にその官治主義に同化している人民、そして、別の空間でモニターしながら高笑いするほんのわずかな人種、家族。

ここから脱出するルートは、教科書の輪郭をコピー機の様に正確になぞれるだけの人間とは違うものにならなければ発見できないのではないか。
そのような人間復権の論理を、われわれは発見していかなければならないと、切に思う次第。


(了)
*−−−−−−−−−引用終了−−−−−−−−−−*

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