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ヴァニラ画廊コミュのヴァニラ画廊トピック☆斎藤芳樹展開催

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本日より、斎藤芳樹写真展「AKECHI」を開催しております。

◆会期:7月3日(火)〜7月12日(土)
◆7月7日(土)15時〜17時トークショー/入場料1000円:1ドリンク付/ゲスト:飯沢耕太郎(写真評論家):京城夢路

■『AKECHI』に寄せて    飯沢耕太郎(写真評論家)

 斎藤芳樹と最初に会ったのは、もう3年前くらいになるだろうか。その時「こんな写真集を作りたいんだ」と見せてもらったのが、縄師、明智伝鬼を撮り下ろしたシリーズだった。一目見て、これは普通のSMボンデージ写真とは違うと感じた。
 たしかに縛り、縛られるという関係は普通の状態ではない。おどろおどろしい伝奇的な世界を想像される方も多いだろう。だが、斎藤が撮影した明智の縄のセッションを見ていると、ここには信頼感で結ばれた男女の普遍的な関係が写りこんでいるように感じる。しかも、最終的にできあがってくる縄目の重なり具合が本当に美しい。女性の身体に密んでいた極限の美がそこに見事に表現されているのだ。
 明智伝鬼は心臓疾患を抱えながら精力的に活動を続け、2005年7月17日に亡くなった。死後2年余りの間に、既に彼の存在は伝説になろうとしている。だが、彼が本当に何を求めていたのか、何を思って縄の世界に没頭していったのか、まだ謎の部分が多いのではないだろうか。
 斎藤のこの写真集は、明智伝鬼という稀代の縄師の生前の姿を留める貴重な記録であるとともに、写真家が素晴らしい被写体に出会った時の歓びにあふれる、奇跡的な映像群といえるだろう。ぜひSMや縛りなどにまったく興味のない「普通の」人に見ていただきたい。「目から鱗」、もしかすると人生観が変わるかもしれない。


■斎藤芳樹(さいとう よしき)
1949年福島県に生まれる。
1995年 Morphe’95、「grass」AKI-EX LOUNGE
1996年 「聲OTOZURE」AKI-EX Gallery
1997年 3人の写真家展「SNS」AKI-EX Gallery
1998年「静物のメランコリア1」Art Space MIRAGE
1998年 「ROOM」HOKARI Fine Art Gallery
2000年 Morphe 2000、写真展「ROOM #2」IDEE SHOP
2000年 「ゲストハウス」AKI-EX Gallery


■明智伝鬼(あけち でんき)
東京都出身。都営荒川線の沿線にて生を受ける。小学校三年の時、雑誌「奇譚クラブ」に出会い、緊縛された女性の美しさに魅せられる。持病の心臓疾患を持ちつつも、精力的に活動を開始。 70年代後半から縄師として活動していく。80年代のAV興隆期には、メディアに多数出演し広く知られるようになる。90年代に入り、写真集、Vシネマ、TVなどに縄師として多数出演。98年日本文化デザイン会議、オランダツアー。
99年ヨーロッパツアーと国内外にて活躍。2005年7月17日。永眠。

■【写真集情報】

伝説の縄師 明智伝鬼
晩年の縄の世界を映し出した最初で最後の写真集
『AKECHI(アケチ)』

新風舎/A4横/上製/ 128頁/予価3990円/会期中にヴァニラ画廊にて先行販売します。

蛇のように女性の肉体に絡み付いていく縄に、カメラが追いついていく様を、 2001年から2003年まで、7回のセッションに分けたドキュメンタリー。いままでのボンデージ写真集とは違い、本来黒子であるはずの縄師が被写体として写っている。セッションを追うごとに、縄師の縄と女性と写真家の3者の距離間が近づいていき、まるで即興の音楽を演奏しているかのような凄みを感じさせる写真集。

…皆様のお越しをお待ちしております…

コメント(5)

オープニングパーティーに行ってきました。
すごい!業界関係者の方々や緊縛好きの方々、大集合。
メイドさんの格好をしたサーバーの子が二人いてかわいかったよ。
斉藤芳樹さんは元々有名な方だから知ってる方は多いと思いますが、とても素敵な写真を撮る人。

前に家に来てもらって写真を撮ってもらった事があったけど、私の家とは思えないくらい、雰囲気があるように格好よく撮ってくれたりしたよ。

今回の生前の明智さんの写真も、ただの緊縛写真じゃなく、臨場感たっぷりの写真。
例えば、明智さんが女を縛って玄関から出ようとしてたりする瞬間だったり。
あと、写真集には載ってない写真があって、明智さんの入院中の写真がとってもよかった。
ベットに寝ててもやっぱりオーラが違うのね、みたいな。
Mr.F さま
ご来場ありがとうございました!
女体からさらなるエロスや情緒を引き出すかのようのように蛇のように絡みつく縄。明智伝鬼氏によって緊縛された女性はその縄によって研ぎ澄まされた美しさを増し、そしてその背景に映し出される景色や空気がそれらを引き立てるように美しいのです。

サエボーグさま
初日、そしてトークショーにもお越し下さいましてありがとうございました!両日、業界関係者様や緊縛好きの方々がたくさんおいでになり大盛況で御座いましたね。
トークショーでは飯沢耕太郎さんや京城夢路さんの貴重なお話も伺う事が出来てとても興味深いイベントでした。
物語を感じました。

明智さんとモデルと斎藤さんの物語。

映画の勝手にしやがれのような、逃避行と、最期の自爆。
そして、それに和の雰囲気が重ね合わせられ、素晴らしい。

斎藤さんによろしくお伝え下さい。これからもヴァニラ画廊に期待しています。
甘縄さま
ご来場ありがとうございます☆
斎藤芳樹氏、明智伝鬼氏の魂のセッションともいうべき、緊張感と叙情溢れる素敵な作品の数々は確かに物語的なものを感じますね。。。

「AKECHI」展は本日が最終日ではございますが、今後のヴァニラ画廊ももどうぞご期待下さいませ!

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