宝塚が好き！（Gay Only）コミュの花組公演

花組大劇場11時公演行ってきました。

芝居は全然期待してませんでしたが
原作があるので話はしっかりしているし、生田先生の大劇場デビュー作ということで、生田先生の意気込みが感じられる演出で楽しめました。
好きな蘭寿が辞めちゃうのとダブって最後目頭あつくなってしまいました。

ショーは短いです。
自分の今回のツボは、第3場の婦人3人組！
悠真倫、天真みちる、羽立光来が演じてます。
天真さんも好きな生徒さんなので微笑ましく見ていてふと藤田弓子さんが重なりました（笑）
その中でも羽立光来さんの存在感がハンパなくて目が釘付け状態。
どう見てもドラァグクイーンにしか見えない！
やりきってしまっていて
そばで二枚目演じてる芹香さんたちが霞んじゃってました（笑）

あっ、前回まで
水美舞斗さん、柚香光さんが同期二個一が多かったように思いましたが今回、芹香斗亜さん、柚香光さんの場面があったり、水美さんをバックに柚香さんが前でライトあたってたりしてました。

最後、羽山紀代美先生振付の燕尾服の場面はかっこいいの一言でした。

舞台以外で気になったこと、、、
自分の後ろのお客さんが花組のどなたかのファンクラブの方々だと思うんですが、カンカン拍手をどの生徒が登場してもするのですが、蘭乃はなさんの時だけしないんです。
その気持ちわからないことはないですが、あからさますぎて怖かったです（笑）

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 03月21日 01:27

宝塚の有望な若手作家演出家の大劇場デビューはトップの退団公演になる事が多いのだろうか。最近では原田諒がそうだった。小池修一郎の大劇場デビューもトップの退団公演だったと聞いている。

生田大和（「かずひろ」と読む。僕はずっと「やまと」と読んでいたけど。）の幸先の良いデビュー作、「ラスト・タイクーン」を大劇場で見てきた。一回目は２月15日（土）の15:00からの公演、B席２階14列12番、２回目は３月15日（土）15:00から、B席２階13列L４番。音は中央に近い11列24番よりも、13列L４番の方が良かった。中央に近い方が、音が大きすぎ、割れるのだ。指揮は前回のナポレオンに続いて佐々田愛一郎。

この「ラスト・タイクーン」はスコット・フィッツジェラルドの最後の作品で未完である。最後どのようにオチを付けるのかと思っていたが、こういう終わり方もありか、と言う感じだった。

前半までは短いシーンが多くどこか忙しい、ごちゃごちゃしていて、もう少し整理して欲しい、シーンが短すぎて役者のたっぷりした芝居が楽しめない。全17場、場がそれほど多いとは言えない。面白くなるのは第７場のココナッツ・グローブと言うナイトクラブの場からだ。主演の蘭寿とむが踊りが上手い。台詞をしゃべるよりも、踊っている時の方が雄弁に感じられる時もあるくらいだ。それが、今回の脚本演出でよくいかされていた。

主役蘭寿とむが演じるのは、ハリウッドの映画プロデューサー、モンロー・スター。原作では同じプロデューサーのパット・プレイディーの娘、セシリアの一人称の部分が多く、ほとんど主役となっている。原作で錯綜気味の筋を、モンロー・スターとミナ・デービス/キャサリン・ムーア（蘭乃はな　二役）のラブ・ストーリーにすっきりとまとめている。モンロー・スターはミナ・デービスを見いだし女優として成功させるが、彼女は事故で死んでしまう。そのミナによく似たキャサリン・ムーアと恋に落ちる、と言う筋にしている。ここまで行けば、定番のストーリー、それに、モンロー・スターが言う台詞「ありのままの君が好きだよ」、と言う昔からの殺し文句を使いながら上手く話を進めている。それに、私語の方で、モンロー・スターの台詞が現実の蘭寿とむと重なってくる所が手堅い。なかなかよく書けてている。それに、蘭寿とむをよく生かしている。

続いては斎藤吉正構成によるショー、「TAKARAZUKA　夢眩」。指揮は女性で御﨑惠。最初から耳をつんざくような大音響で、録音である。宝塚の魅力の一つは生演奏である。なにもショーの最初から録音でなくともいいのに。

僕はショーは苦手なのだが、今回は結構楽しめた。よく知っているメロディーが次々出てきて、面白かった。「Vacacion」「禁じられた遊び」「愛の夢（リスト）」「チゴイネルワイゼン」「グッドバイ・モーニング」「パッヘルベルのカノン」「英雄ポロネーズ」「家路」、知っているメロディーが出てくるとそれだけ親しみやすくなってくる。今回、ショーが芝居と同じかそれ以上に面白く見られた。

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