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宝塚が好き!(Gay Only)コミュの一度見てみたい宝塚歌劇 〜「LUNAー月の伝言ー」

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僕はテレビドラマの「相棒」が大好きだ。最初は今は亡き母が見ていたので仕方なく一緒に見ていたのだが、だんだん僕もはまってしまい、今では放送された全シリーズのほとんどをDVDで持っている(放送されていたのを録画した)くらいだ。

だから、「相棒」が宝塚歌劇になりシアター・ドラマシティで上演されたときは見に行きたかった。しかし、その時は宝塚歌劇にハマる前だった。その上、シアター・ドラマシティ公演は大劇場よりも高価である(僕はいつも大劇場ではB席で見ている)から見に行けなかった。

今日本棚にあった一冊読み返し、それ以前に是非見たい、と思っていた宝塚歌劇があった事を思い出した。

それが「Luna」(作演出 小池修一郎)である。その本とは「トンデモ本の世界S」(と学会 著 2004年)。僕が初めてヅカ版「エリザベート」、と言うよりも初めて本格的に宝塚歌劇を見るのは2009年月組公演だった。この時、小池修一郎はトンデモ演出家だと思った。今この本を再読して、「Luna」の作演出が小池修一郎だと再認識して、「エリザベート」以前にもこんなトンデモな作品を作っていたのだと改めて思った。

小池演出は他に「オーシャンズ11」「ロミオとジュリエット」「銀河英雄伝説」を見ているが、ぶっとび具合では「エリザベート」が群を抜いている。特に第一幕幕切れでトートが銀橋に出てきて「エリザベート、愛している」と叫ぶ所には爆笑した。

僕は、小池氏をエンターテイナーとしては評価している。見ていてつまらなかったのは「銀河英雄伝説」だけだ。しかし、この作品でも、延々と続くフィナーレを見て最後にトップが大きな羽根を背負って大階段を降りてくるのを見ると満足出来た。

さて問題の「LUNA」だが、華やかな宝塚の舞台に「超古代遺跡」だの「遺伝子組み換え」だと言う言葉が乱舞する。その上、「オーパーツの歌」が出てきたり、ドクトル・ゲノムと言うマッド・サイエンティストが出てきたりする。華麗な舞台とオカルト、このミスマッチがたまらない。ヒトの遺伝子レベルでの改造と言う科学的にも倫理的にも画期的な挑戦の目的が、ヒット曲のづくり、と言うのもえらくセコい。

この項目を担当している植木不等式氏は次のように述べている。

「宝塚が人気を保ち続けている理由のひとつには、その作品が決して伝統の枠の墨守と言う方向に向かわず、時代時代の「ミーム」(文化的遺伝子)を貪欲に取り込んで来たこともあるかもしれません。」

言い得て妙であろう。


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