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一枚の写真でつくる俳句コミュの第五回句会、選句をお願いいたします。(今回も、5句選です)

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☆今回もたくさんのご投句ありがとうございました。
 
●選句をお願い致します。(11月27日 24時まで)
  今回、投句をされなかった方でも、選句だけのご参加も
  歓迎いたしますので、宜しくお願い致します。

●選句のルール
  今回も、一人5句選といたします。
  自分の作品を選んでは、いけません。
  選句は、左端の番号を選んでください。
  その選んだ、番号の右に、出来ればその作品を選んだ理由を、
  簡単に書いて頂けると作者も励みになります。
  前回に準じて、選句してください。

◆選句は、ここに、直接書き込んで下さい。

◎なお、結果発表は月末にこのコミニュティで行いますので、
 楽しみにお待ちください。
      
★以上、よろしくお願いいたします
 (前回とおなじく、成績の良かった人には、
  次の句会のテーマを提案して頂きますので、
  その点も宜しくお願いいたします。)

 ***************************************************

  1. 落ち葉掃き終えしあとより風情ほど

  2. アスファルト土に還れぬ枯れ葉舞う

  3. リストラの憂き目に苦い落葉かな

  4. 落葉ふみ小骨の折れる音したり

  5. さんざめく木の葉のふりて満つる空

  6. 天に舞い地を染め尽くす落ち葉かな

  7. ざくざくと秋の染みこむ靴の底

  8. はけども風のよせし落ち葉かな

  9. 草紅葉陽を集めては手放しぬ

  10. 落つる葉や声なき鳥の姿なく

  11. 黄金敷く残りし枝につがい鳩

  12. 冬枯れの小枝にすずめや首すくめ

  13. 小春日の影やはらかに土を踏む

  14. やきいもの匂ひのしたる落葉焚

  15. 山眠る年ごとに心深くなり

  16. 落ち葉さえいずれ大樹の肥やしかな

  17. 葉縒れ積み裸木真直ぐ極まれり

  18. 小春日やすっと墨引く影絵かな

  19. 誰に告げむこの初冬の樹々の影

  20. 冬木立足許を影ながからむ

  21. 雨後の陽を浴びて輝く枯木かな

  22. 枝間から放たれる熱秋の空

  23. 暮早し日記をつづる我独り

  24. 霜月や木の陰伸びて我を急かし

  25. 枯枝の長き平行線の影

  26. 金網を透け枝透けて冬日射す

  27. 枯れ木立透かし来る夜半の月

  28. 我影も樹々に並べる冬陽かな

  29. 七つ八つ九つ十と濡れ落ち葉

  30. 小春日やささくれだった心干す

             (以上、全30句)

コメント(17)

こんにちは。
ま のすけさん、お世話になります。

イメージがふくらむようなお写真のおかげで
みなさんがそれぞれに感じたままを詠まれた句が多く
拝読しながら楽しませていただいています。

さっそく選句させていただきます。


13. 小春日の影やはらかに土を踏む
    冬の淡い陽射しと土の柔らかさが伝わってきて
    ほんわかとした気持になりました。

15. 山眠る年ごとに心深くなり
    年齢を重ねるごとに色んな事柄に感慨深くなるようで
    しみじみとそんなことを感じました。

17. 葉縒れ積み裸木真直ぐ極まれり
    葉が縒れてランダムに積みあがっていくのと、
    裸木が真っ直ぐに伸びている様子が対照的ですね。
    「極まれり」の表現が空に届きそうで気持いいです。

23. 暮早し日記をつづる我独り
    切ないような寂しいような句ではありますが、
    大人として、「我独り」を楽しんでいるように
    感じられました。

24. 霜月や木の陰伸びて我を急かし
    師走ではなく、霜月だからこそ微妙に急かされる気持
    わかります。
    人生にも通ずるような気がして、深いなあ...


勝手なコメント、お許しくださいね。
よろしくお願いいたします。
結果を楽しみにしております(^^)
今回も楽しく参加させていただきました。
ま のすけ様、お世話になりました。

毎回、選句は難しく、ウンウン唸りながら選んでいるのですが、
今回は意外とスンナリ決めることが出来ました。
心にストンと落ちてきた句を中心に選ばせていただきました。


1. 落ち葉掃き終えしあとより風情ほど
   落ち葉を掃き終え、一息ついた瞬間の清々しさを感じる
   ことが出来ました。

7. ざくざくと秋の染みこむ靴の底
   季節を感じる一つの要素として、音というものは
   非常に大きいと思います。
   それを見事に表現した一句だと思いました。

13. 小春日の影やはらかに土を踏む
   小春日の日差しのやわらかさを見事に捉えた
   一句だと思いました。

23. 暮早し日記をつづる我独り
   斜陽が差し込む部屋で一人、机に向かっている。
   そんな光景がありありと浮かんできました。

30. 小春日やささくれだった心干す
   柔らかい日差しで荒んでいた心が解きほぐされて
   いくような、優しい一句だと思いました。


他にも、選びたい句は沢山あったのですが、
今回は以上の5句とさせていただきました。
ご参加された皆様、素敵な句をありがとうございました。
こんばんは。
かなり悩みましたが、何度も読んでみて、やっと決まりました(^^)

 5. さんざめく木の葉のふりて満つる空
風が吹いて木がざわざわとざわめいて、ぱーっと舞う沢山の木の葉。そんな光景が浮かびました。動きがあって、ダイナミックな感じが好きです。

9. 草紅葉陽を集めては手放しぬ
 一日の寒暖の差の激しさが伝わってきます。温度を肌で感じられる句だと思いました。

12. 冬枯れの小枝にすずめや首すくめ
 葉が落ちた、寒々とした枝に止まるすずめ。寂しさの中にも、くすぐられるものがあります。

23. 暮早し日記をつづる我独り
 暮れが迫るとこんな気持ちになる私は、迷わず、選びました。シンプルでさりげない表現でありながら、気持ちがじわっと伝わってきます。

28. 我影も樹々に並べる冬陽かな  
 この時期、自分の影がとても長くなるのが不思議だった子供のころを、ふと思い出しました。

よろしくお願いいたします。
●  4. 落葉ふみ小骨の折れる音したり
乾いて小気味よい音の例えが面白いと思いました。

●  5. さんざめく木の葉のふりて満つる空
葉が落ちるほど見える空の面積は広くなるのですね。
あぁほんとにそうだと共感しました。

●  15. 山眠る年ごとに心(うら)深くなり
山が小休止して瞑想しているというか
静けさの裏で力を蓄えている確かさが伝わりました。

●  23. 暮早し日記をつづる我独り
手許が暗くなってきて、そのあと
表も暗いことに気付くかんじが体験と重なりました。

●  26. 金網を透け枝透けて冬日射す
金網の影は、さぞぼんやりとしているのだろうか・・・
などと考えている内に選んでおりました。

昨日の選句と今日の選句が違います。
きっと明日になったらまた違うのかもです。
大変迷いましたが以上5句を選ばせていただきました。
みなさま素敵な句をありがとうございました(深礼
お宝探しの気分がクセになる選句は大好きです。
本当にため息がでます。

4.落葉ふみ小骨の折れる音したり
年若くしてたどりつけない句と思いました。

9.草紅葉陽を集めては手放しぬ
落ち葉を使わず落ち葉を表現した見本として、脱帽。

15.山眠る年ごとに心深くなり
繰り返し季節を詠んでいる方の、心境を察するようです。

27.枯れ木立透かし来る夜半の月
一枚の絵が浮かび上がってきて、私の心を捕らえた句。

30.小春日やささくれだった心干す
聞きなれた名句のようにしみこんできます。

今回もちがわず目からウロコの作品に触れ、ますます俳句の世界にはまっていきそうです。
ありがとうございました。
選句です。

4. 落葉ふみ小骨の折れる音したり
頭を垂れてとぼとぼ歩く秋の倦怠感見たいなものが
良く出ていると思います。

13. 小春日の影やはらかに土を踏む
柔らかな日差しに影も和らぐ。

24. 霜月や木の陰伸びて我を急かし
冬へ走り出す感じ。日に日に寒くなります。

25. 枯枝の長き平行線の影
写真をうまく表現していると思います。
観察力の妙。

28. 我影も樹々に並べる冬陽かな
影遊び。子供ではなく初老の男性が浮かびます。

いつも綺麗な季節感のある写真で素敵だと思います。
たまには見る人により対象の異なる写真や
何を撮っているのかよくわからない
変てこな写真で句会してもおもしろいかもしれないですね。
はじめての選句です。
一気に30句も拝見(それも真剣に)するのは初めて。
たった17文字に詠んだ方それぞれの人となりが現れていて、
驚くと同時に俳句の世界に引き込まれました。

7. ざくざくと秋の染みこむ靴の底や
   →シンプルで力強い句。

9. 草紅葉陽を集めては手放しぬ
   →理屈抜きで良かった。特に「手放しぬ」に感動。

24. 霜月や木の陰伸びて我を急かし
   →まさに同感。焦る気持ちと寂寞感が同居。

28. 我影も樹々に並べる冬陽かな
   →長〜い長〜い影が目に浮かぶ。

30. 小春日やささくれだった心干す
   →小春日の中にいるようにしみる句。

ほかの方の句を味わうことが俳句の心を育てるのですね。
また、身の回りのいつもの景色が少し違って見えてきました。
ま のすけさん、清記お疲れさまでした。
謹んで選句させていただきます(^.^)

4. 落葉ふみ小骨の折れる音したり
   小骨の折れる音だから、あまり楽しくない音だ。
   その音は、作者の心を象徴しているのだろう。

5. さんざめく木の葉のふりて満つる空
    木の葉で空が満たされたという発想が面白い。
    ある意味、メルヘンともいえる。

7. ざくざくと秋の染みこむ靴の底
    靴の底だけではなく、そのうち身体までも
    染みこんできそうな気がする。

13. 小春日の影やはらかに土を踏む
    「やはらかに」が眼目。
    心の余裕が感じられる句。

30. 小春日やささくれだった心干す
    きっと、ふんわりとした
    あたたかい心になったことでしょう♪
選句は、毎回難しいですね。

7、ざくざくと秋の染みこむ靴の底
本当に秋が染みこんできそうな気がします。

13、小春日の影やはらかに土を踏む
のんびりとした一日が思い浮かばれます。

17、葉縒れ積み裸木真直ぐ極まれり
要らないものを落とし来季に備え凛と立つ潔さを感じます。

24、霜月や木の陰伸びて我を急がし
時間のない焦燥感が出ているように思います。

30、小春日やささくれ立った心干す
暖かさが体に染みこんで癒されていく様子が伺われます。
梢・選

 1. 落ち葉掃き終えしあとより風情ほど   
綺麗に掃き清められたばかりの地面に、
ハラリと落ちてきた1・2枚の落葉は深い趣があります。

 7. ざくざくと秋の染みこむ靴の底     
「ざくざく」というと霜を連想してしまうのだが、
「ざくざく」と落葉を踏みしめることもあるかもしれない。
そうした「ざくざく」はどんな秋なのだろう・・・と妙に心 惹かれる。

 15. 山眠る年ごとに心深くなり      
何を見てもしみじみと物事が深く感じられるこの季節。
様々な経験を経て更に深く含むものも多くなった人生の感慨 が感じられます。

 18. 小春日やすっと墨引く影絵かな    
良く晴れた暖かく明るい陽射しの中で机に向かい正座。筆を握る手の少し浮いた影から生み出される墨の文字。
小春日の季語がよく効く中で静と動が組み合わさり、墨の匂いまでが漂ってくるような句。

29. 七つ八つ九つ十と濡れ落ち葉      
情景はまるで違いますが、「一句二句三句四句五句枯野の句」という久保田万太郎の句を思い出しました。
更に「七つ八つ九つ<とうとう>濡れ落葉」の感慨なのかな・・・と川柳めいた面白さも。^^;
いずれにしても、冷たい濡れ落葉の増え重なってゆく様子が心の重さに比例しているのでしょう。


味わいのある句を鑑賞させていただき
ありがとうございました。
本日選句、最終日となりました。

お忘れの方は、お急ぎ下さい!
今回は、味わいのある句が多かったですね。(微笑)
勉強させて頂きました。

7. ざくざくと秋の染みこむ靴の底
   写真という、どちらかというと身体からは少し距離の
   ある素材を元にした句でありながら、上5に置かれた
   『ざくざく』で、一気に句の景が近寄ってくるのを
   感じました。すばらしい句ですねぇ。

13. 小春日の影やはらかに土を踏む
   たまたま、足に感じる句がならびましたが、こちらは
   中7に置かれた『影やはらかに』が丁寧で優しく響いて
   来ます。個人的感覚として「小春日や」ではなく、
   『小春日の』とされたところにも好感を抱きました。(微笑)

6. 天に舞い地を染め尽くす落ち葉かな
   スケールの大きさを感じられる句でした。
   読む方によっては、些かの誇張と感じられたかも
   知れませんが、青嵐とは真逆の季節感・色彩感が、
   句に描かれた舞い散る落ち葉から感じられました。
   素敵な句ですよねぇ。(微笑)

9. 草紅葉陽を集めては手放しぬ
   用いられた季語『草紅葉』にう〜んと唸らされました。
   平明にして、奥深さを感じさせられる、とても素敵な
   句だと感じております。お見事ですねぇ。(微笑)

19. 誰に告げむこの初冬の樹々の影
   「コノハツフユノキギノカゲ」の耳心地が存外に好いこと
   に、気が付かされました。(微笑)
   顔など肌の露出した部分に感じる冬の冷たさが、それと
   同時に、ある種の心地好さにもなって、今目にしている
   『初冬の樹々の影』の存在を誰かに告げたいと感じている、
   その詠者の心の中に起こった小さな波が、素敵な句へと
   置き換わったように感じました。


 この他にも、2〜3採らせて頂きたい様な句がありましたね。
 様々な冬、様々な感覚(五感の)。
 今回も、素敵な句をたくさん拝見させて頂き、何か得をした
 気分です。(微笑) ありがとうございました。
 
一平太・選

3. リストラの憂き目に苦い落葉かな
   
   かっては希望に満ちた新芽の時もあったのに・・・。
   あぁ。無情!

7. ざくざくと秋の染みこむ靴の底
    
   う〜む!
   この、『ざくざく』が良いですねぇ〜

15. 山眠る年ごとに心深くなり

   日頃は何気なく見過ごしていた風景の中に自分の生命の残りの少なさを
   感じてくると、全く違う景色が心をとらえてきます。

18. 小春日やすっと墨引く影絵かな

   『すっと』という表現が素晴らしい

30. 小春日やささくれだった心干す

   『小春日』ののんびりした雰囲気と『ささくれだった』という言葉の対比が面白い
今回も地味ですが、味のあるある作品を撮らせて頂きました。

9. 草紅葉陽を集めては手放しぬ

なかなか、よく出来た作品と思います。

11. 黄金敷く残りし枝につがい鳩

奇麗な風景の見える作品と思います。

15. 山眠る年ごとに心深くなり

作者の人生感でしょうか?上手い作品です。

25. 枯枝の長き平行線の影

切れ字がありませんが、作者の何か心急ぐ事があるのでしょうか?

26. 金網を透け枝透けて冬日射す

よく写生の効いた真面目な作品であり、味もあります。

◆その他にもたくさん、採りたい作品がありますが、
5句という制約もありますので、仕方ございません。

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