プロジェクトＡ杯コミュのプロA杯大会委員長のコラム

第１回「プロＡ杯、再始動！」

　２５日の深夜に会場を「調布スタジアム」に移して、幕を開けた第１０回プロＡ杯。かつて大学時代に所属したサークルの仲間うちで行われた、ウイニングイレブンの大会の名称だ。サークルの初代部長の映画撮影の休憩中に行われたトーナメント形式の小さな大会が発祥とされている。
　
　今回の参加者は4名と少ないが、第1回大会はこれと同じ人数で行われていたことと、皆が職についていることを考えると、これでも集まれた方だと思う。

　日本 X イラン戦を観戦して、全員が集まったところで、試合を開始した。ルールはトーナメント形式のホーム＆アウェイで行われた。

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第1戦…
アオヤギ（ACミラン） vs 春キング（インテル）

　序盤からシェフチェンコの快速を活かして、激しい攻撃を繰り返すミランだが、新システムを導入した為か決定力を大きく欠き、得点には繋がらない。徐々に前がかりになっていくミランに対して、インテルは効果的なプレスから前線のアドリアーノ・マルティンスの快速ＦＷを使っての効率のよいカウンターを仕掛ける。

　ミラン側の中盤での守備のタスクを担っているのがレジスタのピルロ一人である為、中盤のフィルターが効かず、更にＣＢの要のスタムが精彩を欠き、インテル側のＦＷ陣にいいようにやられ５－０の圧倒的な決着となってしまった。
　第１戦後半からガットゥーゾを使用してからのバランスの改善に気づきはしたものの、第２戦でのコンディション不良で使用不可となったのが大いに響いたように感じた。

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第2戦…
mafu-ba（FCユベントス） vs チートス（レアル・マドリッド）

　RマドリッドのFW陣の中で、最もスピードのあるオーウェンを中心にユベントス守備陣をかき回し先制点を狙うが、テュラム・カンナバーロ・ブッフォンという、パルマ黄金のトライアングルの堅陣により失点を逃れる。一方、ネドヴェド・ザンブロッタを使っての左サイドを攻めたいユベントスだが、Rマドリッド屈指の守備者であるグラベセン・サルガドの粘り強い守備からサイドを一向に崩せない。

　先制点はユベントス。プレイヤーが集中力を切らせた一瞬をネドヴェドがゴール前まで持ち込み得点。その後は切れてしまった集中力が戻らず、立て続けにエメルソンにゴールを割られ３－０。ジダンのキープ力とオーウェンの快速を駆使して反撃を試みるものの、ブッフォンの神がかりなセーブに助けられユベントスの勝利。

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決勝…
春キング（インテル） vs mafu-ba（FCユベントス）

　前線のスピードでかく乱するインテルはアドリアーノのパワフルな突破でユベントスのDF陣を破壊して先制。　一方、サイド攻撃を駆使してインテルに攻め込むユベントスは右サイドのカモラネージ・ゼビナのコンビネーションで上げたクロスにイブラヒモビッチがピンポイントのヘッドで合わせ得点。

　展開の分からなくなった後半、インテルのマルティンスのスピードにユベントスDF陣がまったく付いていけずに追加点を許し試合終了のホイッスル。

優勝は春キングのインテルに決定した。

おめでとう春キングさん！！

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総評：

　全部で６回の対戦と、とても短い試合ではあったがそれぞれに使用したチームやその中の選手への愛情が見られ、とても白熱したよい大会であったと言える。

　かなりの数のプロA杯に参加したが、やはり勝敗を決するのは個人技よりもプレイヤーの集中力がカギを握っていると思われる。過去何度も集中力を失って負けていった優勝候補達を見てきている。各選手達は次回の大会ではその点に注意して試合を進めていってもらいたいと思う。
　
　今回欠席した選手達の参戦によって、以降の大会がどうなるのかを非常に楽しみにしたい。
　
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以下、参加者。
・春キング
・mafu-ba
・アオヤギ
・チートス

※欠席者
・ヤス弐号
・ヤマナカ（mixi外）

３月２５日（金）

参加者…４名
欠席者…２名