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2007年11月18日19:23

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食事中はテレビは消せますか?

■家族で大切なのは「一緒に食事」が6割…内閣府調査(読売新聞 - 11月18日 09:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=342388&media_id=20

家族間で大切にしていることとして約6割の人が「一緒に家で食事をする」を挙げ一番多かったらしい。
でも食事中にたいていの家庭ではテレビをつけているのではないだろうか。できればテレビを消して、家族で会話をするのが一番望ましいのであろうが、我が家もご多分に洩れず、テレビを消せていない。
ウィークデイは僕は仕事の関係で、遅い時間帯に一人で食事をすることが多い。土日は家族一緒だが、テレビを消そうとしたら、子供たちに反対されてしまった。テレビがついていないと、静か過ぎて落ち着かないようである。

それにテレビを消して、家族で会話をしようにも、お互いに共通の話題が無いことに気がつくというようなことになりはしないか。
それにテレビを消したって、最近はケータイというシロモノもある。家族が同じ部屋に揃っていても、各々がケータイの画面に見入っているということでは何にもならない。
要はお互いに共通の話題があるかどうかの問題であろう。そしてそれは結局のところ、お互いのことに興味があるかどうかということに行き着く。
だからと言って、わかったふりは逆にお互いに気まずくなるからやめた方が良い。特に親が子供のことをわかったふりをするのは、却って親子の断絶を招くらしい。

最近のドラマを見ていると、ことさらに、「家族愛」とか「親子」、「兄弟姉妹」の関係を重視したような設定が多いような気がする。でもこれは、たぶん実生活でこういうものがリアリティを喪失してしまっているからだとも言える。実社会で、ありふれた、当たり前のものであれば、ドラマにはならない。

「サザエさん」のアニメを見るといつも思うことだが、磯野家のように、お父さんも含めて家族全員が勢揃いで、ちゃぶ台を囲んで晩御飯を食べている家庭が日本全国の全世帯の何割あることだろうか。たぶん遠距離通勤が当たり前の首都圏の民間企業のサラリーマン家庭では、少なくともウィークデイに関する限り、殆どありえない光景であろう。

と言うことで、我が家も含めた多くの家庭は、「家族団欒」に関しては初心者というか、未経験者ということになる。
未経験者が最初から一足飛びに完璧を目指そうとしても、それは無理であろう。やれることからやる。手を出せることからやる。何事も一歩一歩着実にやるしかない。

そうなると、テレビでも見ながら、テレビ番組の内容なども「ネタ」にしつつ、ポツポツとでも会話ができれば、それはそれで良いということになる。
そうした会話の中から、意外なことに子供が興味を持っていることに気がついたりして、少し驚いたりすることもある。
要はあまり肩肘張って、「家族、家族」と言っても仕方がないということであろう。無理は禁物である。できることから、やれば良いではないか。
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