mixiユーザー(id:11340918)

2007年11月11日23:30

26 view

世の中はもっと先を進んでいる

貸金業 半年で851社減の背景
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=336267&media_id=4

9月末時点での登録業者数は1万0981社で、3月末に比べ851社減少した。昨年成立した改正貸金業法による規制強化を背景に、事業環境はさらに厳しくなる見通し。再編や廃業などに追い込まれる形で今後も業者数は少なくなりそうだとのこと。

映画の世界に出てくるような単純な悪徳「街金」はもうシノギとしても流行らないのだろう。下手なことをやるとすぐ手が後ろに廻ってしまう。

今日NHKを見ていたら、投資ファンド経由でベンチャー企業にマル暴の資金が流れ込んでいて、会社そのものを食い物にされた事例もマザーズ企業でも出ているようだ。

単にカネを貸すのではなくて、第三者割当増資等で会社の支配権を取得し、いざとなれば役員を入れ替えて、会社の目ぼしい資産や資金をヤミ世界に還流させるといった形で会社を食ってしまうのだ。金利を稼ぐよりもやりようによっては遥かにアコギな稼ぎが可能である。

フロント企業でも表に出てくるのはマル暴の構成員ではない一見一般人のようなタイプが多いが、上記のケースだと投資ファンドそのものは正真正銘のカタギであるから、出資を受けている会社自体、自分たちがマル暴に食い物にされていることすらわからない。
この投資ファンドのように、マル暴と持ちつ持たれつの関係を築き、ビジネスを展開するカタギを「共生者」というのだそうだ。

世の中はどんどん先に先に進んでいるということである。
ヤーさんも腕っ節が強いだけではもう偉くなれないらしい。法の盲点をかいくぐりつつ、新しいビジネスモデルを考え出していかないといけないのだから、ある意味カタギよりもたいへんだろうと思う。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する