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2007年11月03日13:28

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この際、やめちゃえば良いでしょう

http://www.barks.jp/news/?id=1000035315

レッド・ツェッペリンの「再結成」コンサートが延期になったそうだ。何でも、ジミー・ペイジの指が骨折したそうだ。
何度も言うが、僕は一人のファンとして、彼らにはもう公の前で演奏などしてもらいたくない。したがってちょうど良い機会だから、再結成コンサート自体中止にしたら良いと思う。

渋谷陽一氏もたしか「ロッキング・オン」誌の対談で言っていたが、彼らの偉大なところでもあり問題でもあるところは、現在でもある意味で、「現役」アーティストとして通用してしまっているところにある。「現役」として今でも毎年CDが売れ続けており、彼らの活動を知らない若いファンが毎年増え続けている。そうした若いファンも含めた大勢の人々が、ツェッペリンの「再結成」コンサートに対して、真面目に現役アーティスト並みの大いなる期待感を持って臨んだとしたら、得られるのは失望感しかないだろう。
ブクブクと醜く太った老人たち。声の出ないヴォーカリストに指の動かないギタリスト。ドラマーは既に亡くなっており息子による代役。
懐メロ的な扱いであれば、往年の老アーティストたちの姿を見ただけで、聴衆は胸が一杯になって、それはそれで結構なことなのだろう。

でもアーティストとしての生命力を現在でも保ってしまっているツェッペリンとしては、聴衆の要求水準はもっともっと高く厳しいものにならざるを得ず、それは生身の彼らには酷というものだろう。
ならば、お互い傷つかずに済む方法は、もう公の前で演奏活動などは、たとえ余興だとしても、やらない方が良い。そうすれば、彼らはオリジナルアルバムの中で永遠に生命を保ち続けることができる。

もしかしたら、ジミー・ペイジにも何らかの迷いがあるのかも知れない(本当に単に指を骨折しただけかも知れないが)。ならば、いっそもう一度再考して、コンサート自体やめてしまうという判断もあって良いと思う。

前にも彼らの「再結成」コンサートに反対する日記を書いたら、「愛がない」だのと、およそ議論をする気にもならないようなロクでもない反論を執拗に書き込まれて閉口したことがある(高瀬某とかいう奴だったっけか)。
どんなアーティストでもそうだが、自分が批判するのは許せても、他人が批判するのは一切許せない、「原理主義者」のようなファンがいるものである。
そうした人々にとっては、神聖なツェッペリンのやることについて難癖をつける僕のような人間は許せないのだろうが、誰だって意見を言うのは自由である。

またこういうことを書くと、文句を言う輩がいるかも知れないが、気に入らなければ、読まないでもらいたい。
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