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2007年05月16日09:29

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カザフスタン to ミッドタウン

昨日はお仕事で「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」なる映画の試写会に行って参りました。仕事柄、映画そのものの批評・感想はそのうちということにしておきますが、ワシは、笑うべき場面で笑えませんでした。


いや、ホントは笑いたいんだけど、その笑いを誰に向けているのかが分からず、自分の中で混乱しちゃったんですよね。って書いても意味不明だと思いますが、気になる方は是非劇場に足をお運びいただければと思います(なんだその流れw)。モバイルサイトだけでも、是非(マテ)。


コメディ映画なのにいろいろ深読みさせられて、人種や文化の差ってもの、そこに存在する先進国(映画で言えばアメリカ)の驕り、それらを考えながら出てきたのでございますが、その試写会をやっていた場所がちょうど出来たばかりの東京新スポット“東京ミッドタウン”内某社試写室。


カザフスタンについて考えていたところから、急に先進国の象徴的プレイスに引き戻されちゃったわけです。まぁこれもついでだからと、マーケティングリサーチと称してミッドタウン内を見学。


いやー、豪華絢爛、とでも言えば良いんですかね。華美な装飾をしているとかってワケじゃないんですけど、空間を贅沢に使い、居並ぶ店店もお洒落で綺麗。でまぁ、映画のことを考えながら歩いていたせいでしょうかね。ワシのケータイメモ帳にはこんなことが書かれていました。



これだけのものを作り、買い求め、消費した先に何があるのかな?

この建物自体が消費の象徴だと思うし、消費は悪いことではないと思うし、ワシも贅沢は嫌いじゃない。でも、この消費の象徴の中、例えば店のディスプレイの一環として「地球の直し方」「ロハス」だのと書かれた本が置かれているのを見ると、それを矛盾とまで断じる気はないけど苦笑。

でも、やっぱり矛盾かもね。

ワシの想像する悟りの哲学は、全ての矛盾を受け入れた先にあると思うので、そのひとつを感じ取れただけでも今日は収穫。




……ここまで行くと、映画の主旨からもミッドタウンの存在からも大きく外れたところでの考えすぎなワケですが、まー、文明なりなんなりの行き着く先ってってのは何処で、それを享受している人間とそうでない人間がひとつの星の上で同居しているこの現実を、たまに考えてみるのも良いかもしれません。





上写真は、そんなお洒落なお店のひとつで流れていた中曽根ティーチャーこと「少し楽しくなる動画」。思わずケータイカメラでこっそり撮ったら盗撮風になってるし。いや、もとのPVなんだけど、あまりの場違い感に声を抑えて爆笑ですよ。って、ncnc関連の人しか分からないネタでスマソ。むしろ場違いは爆笑している人の方ですね。





【一年前の日記】The End Of Death Note表参道ヒルズはどこの「ヒル」にあるのだろうか。
デスノ最終回ですの/偶然にも一年前にも新スポットに行っていた模様。
【二年前の日記】熱に浮かされ
こうして記事を読み返すとまたトンカツが食べたくなる。
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