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2024年03月04日21:49

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1971年生まれチェルシー53歳

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明治(製菓)の隠れたロングセラーのキャンディ
「CHELSEA」(チェルシー)の終売に、残念に思う。
1971年は、大手菓子メーカーにとって、ヒット商品かつロングセラーとなった、特異点のような年かもしれない。ライバル、江崎グリコの「Collon」、森永製菓の「Hi-Soft」ともに、誕生した年。「仮面ライダー」と同じだが、カルビー(製菓)のスナック菓子は、付属されていた「ライダーカード」が目的の子供たちの、心なき破棄が、社会問題化したが……
閑話休題。
当時の(スナック)大手菓子業界は、戦後生まれ、特に若い女性(ナウでヤング)に、ターゲットを絞っていたようで、オシャレでカワイイ、スマートでコンパクト…そんな、化粧品にも似たファッションとしてのコンセプト。が特徴的であった。

しかも、これらのお菓子は、大衆化を果たして、ロングセラーとなるのであった。
当時の男性アイドル「新御三家」と時系列が重なるが…私見で済まない。

さて、本題に戻そう。
明治(製菓)の「チェルシー」は、スコットランドの伝統を、(独自解釈しつつ)イメージした、日本のキャンディー(飴)である。箱のデザインから、ネーミングなど検討を重ねたことは、明治のHPから伺い知ることが出来た(2022年閲覧で済まないが)、
1975年頃のCMが、印象深い。
スポンサーとして、当時の幼児向けドラマ、TBS系「ケンちゃん」シリーズをはじめとして、CF(コマーシャルフィルム)が、数年に渡って流されていた(
私の記憶)。英国幼女(と思われる)、「あなたにも、チェルシー、あげたい。」の、カタコト日本語。
テーマソング(小林亜星 作曲 シモンズ 歌)
これは、1980年代の、(「待つわ」の)あみん に引き続がれていた。

私の幼少期から、慣れ親しんできた、菓子が次々と消えてゆくのは、惜しい。
明治は、「カール」を西日本限定商品に変えて、
「PICKUP」を廃止した。このショックから時間が経っても、正直癒えていない。続いて、このチェルシーのニュースだ。

最近、チェルシーを手に入れたのは、昨年12月、偶然、旅先のスーパーであった。
私が好きなのは、ヨーグルトスカッチ。
バタースカッチは、嫌い(濃厚すぎて)と、ハッキリ分かれている。私が食べ終えたのは、何と2月頭であった… 今となって、少しずつ舐めていたのは、変な予感がしたのだと、割り切ることにしている。

53年も愛されてきたが、売り上げ減少とは、悲しいが、古い世代には、それを咀嚼する能力も低下する宿命にあるが、記憶だけは残るから…

ありがとう、チェルシー さよなら、ビューティフルな、昭和40年代の味よ!

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